或るろくでなしの死 作:平山 夢明
なかなかのグロナンセンスな小説でした
先日読んだ微狂いの人に実に似た人が出てきたりして
本当に小説のネタにもなってんだと、
驚いてしまったというか、そんなわけあるかと
一笑に付してしまいそうな頭のおかしい人が、とてもさらりと
自然に、当たり前に、どうやらいるようだと
思わされたりしながら、衝撃を受けたのでありました
内容は死にまつわる様々な情景を描いているもので、
まぁ、全体的に胸糞悪いというか、酷い有様の内容ばかりで
どこをどう叩いたら、こういう酷い状況や人物が生まれてくるのか
でも、実際にいるんだろうなと思わせる
見事な造詣に、しびれるような感覚を覚えるのでありました
今の世の中に生まれたが、こんな人たちと出会ってない人生で本当によかった
いくつかの短編が掲載されているのでありますけども、
どれも繋がっていないのに、続きものかのような
世界観が地続きといったらいいのだろうか
ともかく、不思議と同じシリーズないし、そういう地平の物語だと
思わされてしまうのでありました
特に目的というか、何か凄いということもない話なんだが、
ただただ酷いという共通点以外にも
どこか似たというか、空気を感じるのでありました
おおよそ、ろくでもない生き様をしているクズ人間が、
これまたより一層クズ人間や、それに類する何かによって
殺したり殺されたり、見殺しにしたり死んだりと
そういうことが行われるというもので
面白いとは到底言いがたい内容なんだが
目が離せないでもない、どうとも
中毒めいたものを感じるものでありました
もう一度読みたいかというとそうじゃないんだが、
それでも何か、読んでしまったのであります
なかなかのグロナンセンスな小説でした
先日読んだ微狂いの人に実に似た人が出てきたりして
本当に小説のネタにもなってんだと、
驚いてしまったというか、そんなわけあるかと
一笑に付してしまいそうな頭のおかしい人が、とてもさらりと
自然に、当たり前に、どうやらいるようだと
思わされたりしながら、衝撃を受けたのでありました
内容は死にまつわる様々な情景を描いているもので、
まぁ、全体的に胸糞悪いというか、酷い有様の内容ばかりで
どこをどう叩いたら、こういう酷い状況や人物が生まれてくるのか
でも、実際にいるんだろうなと思わせる
見事な造詣に、しびれるような感覚を覚えるのでありました
今の世の中に生まれたが、こんな人たちと出会ってない人生で本当によかった
いくつかの短編が掲載されているのでありますけども、
どれも繋がっていないのに、続きものかのような
世界観が地続きといったらいいのだろうか
ともかく、不思議と同じシリーズないし、そういう地平の物語だと
思わされてしまうのでありました
特に目的というか、何か凄いということもない話なんだが、
ただただ酷いという共通点以外にも
どこか似たというか、空気を感じるのでありました
おおよそ、ろくでもない生き様をしているクズ人間が、
これまたより一層クズ人間や、それに類する何かによって
殺したり殺されたり、見殺しにしたり死んだりと
そういうことが行われるというもので
面白いとは到底言いがたい内容なんだが
目が離せないでもない、どうとも
中毒めいたものを感じるものでありました
もう一度読みたいかというとそうじゃないんだが、
それでも何か、読んでしまったのであります