夢をかなえるゾウ 作:水野 敬也
いまさらながらに読みました
ベストセラーで世間を随分にぎわした著作であります
小説ではあるものの、成功体験のコツを教える
ある種、啓発本というか、ビジネス書の内容を包含している
そういうものでありますが、
ありえない設定から、柔らかく説教をしてくれるという
そんな物語で、なかなか楽しく読み終えたのであります
成功の秘訣本は数あれども、
それを読んで成功したという人が少ないのはなぜかと
そういう話と、短絡してもかまわないような説法がありまして、
読んだところで満足して、そこで期待を持っただけで
実質的には何も変わることができないという
ジレンマというか、ごく当たり前のことについて
面白おかしい物語で語ってくれるという内容でありまして
インドのゾウの神様であるガネーシャが、胡散臭い関西弁と駄洒落を駆使しつつ、
うらぶれていた青年を導いていき、やがて夢とは何かと
そういうところまで昇華させるというお話でありました
感動ではないなが、子供向けにも読ませられるような
テンポよく、内容は説教なのに、説教臭くないという
秀逸なできばえなので難なく読めるのでありました
まぁ、難なく読めたということは
やっぱり効き目がなかったということにも
この本で指摘されているとおりありそうなんだが
それはそれとして、面白い本だという事実だけで
存在価値があると思われるのでよいのであります
変わるということは、変わらざるを得ない環境を得ることだと
これも至言であるなとつくづく感じた次第
何かをやめて、何かを始めるということや、
習慣をこつこつ積み重ねていくだとかと
そんなことが重要であると喝破していて
事実その通りなのでありますが、なかなか実行に移せない
だから変われないという堂々巡りをするんだが
やがて、それもブレイクスルーが訪れるという内容で
自分がどうするかはさておき、これによって動けた人は
いるんじゃないかしらと思わされるのであります
まぁ、もっともというか、
やりたいことをやる、ということの難しさ、
やりたいことって何だろうかということへのアプローチが
愚直なまでにまっとうなことであるのは
反論のしようもないのでありますが、なかなかどうして
そういうものを見つけるのも面倒くさいなんて
思ったりしてしまう状態の自分には、
どうしたらよいものかしらとも思えてならないのであります
ただ平穏無事に毎日を過ごすということも
夢なのか、それは堕落でしかないのか
そのあたりはわからんと思いつつも、
ここで指摘されている好きなことをするというのが
最近話題になった100年時代でも重要なキーワードなので
先見の明でもないが、人間が生きるには
結局そういう帰結となるのかしらねと
考えたりしたのでありました
いまさらながらに読みました
ベストセラーで世間を随分にぎわした著作であります
小説ではあるものの、成功体験のコツを教える
ある種、啓発本というか、ビジネス書の内容を包含している
そういうものでありますが、
ありえない設定から、柔らかく説教をしてくれるという
そんな物語で、なかなか楽しく読み終えたのであります
成功の秘訣本は数あれども、
それを読んで成功したという人が少ないのはなぜかと
そういう話と、短絡してもかまわないような説法がありまして、
読んだところで満足して、そこで期待を持っただけで
実質的には何も変わることができないという
ジレンマというか、ごく当たり前のことについて
面白おかしい物語で語ってくれるという内容でありまして
インドのゾウの神様であるガネーシャが、胡散臭い関西弁と駄洒落を駆使しつつ、
うらぶれていた青年を導いていき、やがて夢とは何かと
そういうところまで昇華させるというお話でありました
感動ではないなが、子供向けにも読ませられるような
テンポよく、内容は説教なのに、説教臭くないという
秀逸なできばえなので難なく読めるのでありました
まぁ、難なく読めたということは
やっぱり効き目がなかったということにも
この本で指摘されているとおりありそうなんだが
それはそれとして、面白い本だという事実だけで
存在価値があると思われるのでよいのであります
変わるということは、変わらざるを得ない環境を得ることだと
これも至言であるなとつくづく感じた次第
何かをやめて、何かを始めるということや、
習慣をこつこつ積み重ねていくだとかと
そんなことが重要であると喝破していて
事実その通りなのでありますが、なかなか実行に移せない
だから変われないという堂々巡りをするんだが
やがて、それもブレイクスルーが訪れるという内容で
自分がどうするかはさておき、これによって動けた人は
いるんじゃないかしらと思わされるのであります
まぁ、もっともというか、
やりたいことをやる、ということの難しさ、
やりたいことって何だろうかということへのアプローチが
愚直なまでにまっとうなことであるのは
反論のしようもないのでありますが、なかなかどうして
そういうものを見つけるのも面倒くさいなんて
思ったりしてしまう状態の自分には、
どうしたらよいものかしらとも思えてならないのであります
ただ平穏無事に毎日を過ごすということも
夢なのか、それは堕落でしかないのか
そのあたりはわからんと思いつつも、
ここで指摘されている好きなことをするというのが
最近話題になった100年時代でも重要なキーワードなので
先見の明でもないが、人間が生きるには
結局そういう帰結となるのかしらねと
考えたりしたのでありました