CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

真田丸  最終回

2016-12-18 21:00:37 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「真田丸」
全部見終わりました
なかなか面白い一年だった

そんなわけで、副題がないこともあいまって
なんとなし、今回一回分というよりは
振り返っての感想になってしまいそうでありますが
最終回としては、淡々と残ったイベントをこなしていったみたいな
そういう雰囲気でありまして、前週までがクライマックス
そんな風でもありまして、
面白かったんだけども、ぱたりぱたりと
なぞっていたような印象でありました

最終的には間者が働きすぎだろうというそれだったんだが
それも含めて、そこまでやれた徳川が
やっぱり強かったというお話でなかろうかと
思わなくもないところ
最期の最期まで、大蔵卿含む大野一族が
ろくなことをしないという話になったようで
これもまた満足でありました
負けるべくして負けたという感じなのが
なんだかんだ、王道でありますね

結局、あんなに出来そうだった秀頼も
優柔不断といえばいいのか、
史実にある傀儡的なそれであったというのを
本人がどう思うかはさておき
一生懸命やった結果がそうであったという
悲劇的な感じで、これもまたよかったのであります
満足だ

ちょっともやっとしたというか、
しまらない終わりだったようにも感じたのでありますが
そのあたりも含めて、前週までで
だいたい終わらせていたという話なんだろうなと
感じたりもするのでありますが
内記の最期が思いのほか感動的で
やられた後、大往生というか、まさに断命、落命した感じが
なんかかっこよくて、じんと来たのでありました
その後に、部屋に集まって
みんなが暗い顔しているというシーンだけで
切腹は暗喩だったのは
なんともはやというところだったり、
そもそも、淀を落ち着けるために信繁が言ってたことが
守られなかったというか、
あれはその場しのぎの嘘で、その嘘は真田によってなされないという
これもまぁ、ままある人生の結果的嘘だよなぁと
感じ入った次第であります
でも、なんだろうかな、しょんぼりする話だから
こういう形で見たくなかったような
そんな気分でもある

失敗が、些細な手抜かりから始まるというのが
このドラマの中では、次々披露されたように思うのだけども
それをうまいことカバーできたおにいちゃんは生きたと
そんな終わりだったのか、
オチが見つからなかったから、佐久間象山を唐突に持ってきたのか
ただ、佐久間象山という人物を
三谷が好きなだけじゃないかとも思うんだけども
このあたりはわからないまま
楽しく見終えたのでありました

きりちゃんは最期どうなったんだろうか
もしかして鎮痛なシーンのときに居たんだろうか
よくわかんなかったので
これから、見ていた人の感想をめぐってこようなんて思いつつ
一年ありがとう、そして直虎こんにちはと
書いておくのでありました