定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

ずる休みは蜜の味?

2015年08月27日 16時24分56秒 | お仕事関係
昨日のコンビニとの交渉は、大学生の息子からマーケティング論を伝授させてもらっていたため、一定の成果を上げることが出来た。

そこで、本日朝一番で職場に電話連絡を入れ、一日休暇をもらうこととした。
昨晩事前報告しておけば良かったのだが・・・ 要するにずる休みである。
電話連絡の際、「体調不良により・・」等の前置詞を付けなかったことが、せめてもの罪滅ぼし。

逡巡の結果、来週末家族4人で沖縄旅行に行くことが決定した。子供二人は既に成人しているにも関わらず、日程調整のうえ家族旅行に付き合ってくれる。
しかし、今回義母は、沖縄の暑さに当たるといけないという理由で、今回の旅行を辞退している。

そこで、後ろめたさと引き換えに獲得した本日のずる休みを少しでも有効活用出来るよう、義母、妻、次男を連れて、南予地方にドライブに出掛けた。

道の駅「からり」で生産者による新鮮な青果を気の済むまで購入させ、敷地内の定食屋でもち麦うどんを食べて帰ってきただけのミニドライブ。

職場の仲間が悪質なクライアントとの交渉シミュレーションに苦悶しているであろう、平日昼前の同時間帯、私は、道の駅に隣接する小田川の河川敷にたたずむ。

そろそろ高くなりはじめた空を背景に、トンボが群舞している。
上流側の浅瀬から、水着姿の小さな子供たちのはしゃぐ声が風に流れてくる。

「やっぱりこれってずる休みだよなあ・・・・」

独り言とは裏腹、えも言われぬ充足感に満たされて、私は義母たちのいる即売所に歩を速めた。