定年退職後の生き様

定年退職後、残された人生を如何に意味有るものに、しようかと悩んでいます。

覚悟

2009年01月18日 13時24分29秒 | お仕事関係
離職者対策として、我が支社において、派遣切りの憂き目に遭った2名の男性を雇用し、清掃業務等をお願いすることとなった。
二人とも好感の持てる男性で、寒い中業務に専念していただき、頭が下がる思いである。

彼らが寒空の現場で頑張っていただいている頃、会社の中では次元の低いセクショナリズムが紛糾していた。
先週末、急きょトップダウンで決まったこの事業において、まずは彼らの受け入れ先をどこにするかで、互いの部署で羽掛け合い「うちは足りています。」「必要ありません。」自分が現場でクレーム処理をして職場に戻ってきたら、いつの間にか「欠席裁判」により、自分たちの部署が管理する土地の清掃業務ということに決定していた。
それは、まだ良い。
彼らを雇用するに当たっての体制として、就業規則の制定や現場送迎車両の段取り等、いわゆる庶務業務が必要である。これらの内業の雑用に対しても、私たちが現場に出て不在の間にに、「現場業務ばかりでひまそうだ」という上司の判断により、私が作成することに決定していた。
現場で清掃してくれている方々が、一日も早く生活環境が改善出来るためならばと思い、何の文句も言わずに上司命令を粛々と履行はしているが、事務所の中には、自分たちの係よりも暇そうにしている人たちが、いくらでもいるではないか!

私は、ついに、ある覚悟(悲壮なる決意と言い換えても良い)を決めました。