↑ 参加者に挨拶される奥様と息子さん。 ↑ 挨拶する後姿は星由里子さん。
月曜は恒例で「大映宣伝部・番外編/古い写真の思い出」をアップしていますが、
本日は12日に横浜のロイヤルホールで開かれた「本郷功次郎を偲ぶ会」の模様
を、古い写真ではなく新しい写真でお届けします。
次週は"古い写真の思い出"に戻りますので宜しくお願いします。
祭壇の写真の前には、本郷ちゃんが最後まで愛用したテンガロンハットが置かれ、
場内には本郷ちゃん出演映画のポスターが飾られており、200人近い人たちが集
まっての偲ぶ会でした。
まず一人一人の献花にはじまり、本郷ちやんの奥様・都さん(もと宝塚の古城都
さん)二人の息子さんと丁寧にご挨拶を交わされました。
会場でのサポートは角川映画の皆さんが実にテキパキとされていてスムースな
運びで進行です。大映の俳優仲間の出席はあまり多くなく、彼の先輩に当たる
藤巻潤をはじめ10人くらいでしたが、前衆議院議員の横光克彦さん、星由里子
さん、高木ブーさん、今井雅之さんのほか、デビ夫人も来場して、私をはじめ詳し
い事情を知っている数人はビックリ仰天。
奥様のつながりで宝塚関係の方も多く来場されていたようです。
でも同じテーブルについてデビ夫人とも星由里子さんともお話しましたが、テレビ
で見るデビ夫人とは違い、意外に小柄でおしとやかな美人だったので更に驚き
でした。
弔辞を読んだ一人の横光克彦さんは「特捜最前線で同じ釜の飯を食った仲間が
先に旅立たれています。橘さん(テレビの役名)皆さんと酒でも飲みながら楽しく
やってください・・・」と涙ぐんでいました。
次いで立食パーティの形となり、本郷ちゃんが出た作品の上映もされましたが、
現代劇も時代劇も出来た俳優さんの証の上映で、場内からは溜息が洩れました。
続いて大映会の川原会長(もと大映俳優さんで美川憲一と同期の方)の司会で大
映の俳優さんだった人が一人づつ呼び出されての思い出話です。
藤巻潤・若松和子・千波丈太郎・三夏紳・真城千都世・紺野ユカの次に呼び出さ
れたのが、なんと私、生前の悪友振りを語らせてもらいました。
私に続くラストは坪内ミキ子の旦那である桜井正伍(もと大映レコード室長)でした
が、出席予定だった藤村志保は仕事で九州入りだそうで私とは入れ違いでした。
それが始まる前まで、同じテーブルにいた年配女性が私をチラリと見ていたし、私
も誰だったか考えたのに判らず、思い出話で呼び出されて初めて若松和子~私と
判り、あとで大笑いになりましたが、人相が変わるぐらい年月が過ぎていたという
ことでしょう。
ところで、ここで貰った情報が、京マチ子さんが結婚してアメリカに居られ、今年の
大映会には帰国して出席したいと言われていることと、若松和子の妹・紺野ユカ
がなんと最近福岡に引越ししてきたこと・・・で、ユカちゃんとは福岡でゆっくり会う
約束をしています。
本郷ちゃんの結婚は大映の倒産後でしたが、それでも私は結婚式にご招待を受
けたものの、新しい仕事で出席することが出来ず、都さんには今回初めてお会い
しました。
九州に親しい友人がいると、彼から聞いていて私のことはご存知だったそうで恐
縮の至りでした。
私と本郷ちゃんが再会し、酒を飲みながら昔話をするのも、そう遠いことではな
いと思いますが、残された奥様をはじめお子さんのご家族が、これからもお元気
で過ごされることを願いながら会場を後にしました。
また、たまたまお仕事で川崎にきていた新潟の知人S氏が、少しでも私と会いた
いと言われるので、開場前の会場で暫らくお話をしていたら、角川さんが良かっ
たらご一緒にどうぞということになり、パーティを含めて最後まで付き合ってもらい
ました。
もし良かったら映画界以外の方の目で、感じられたことを、この欄とかミクシイでも
アップしていただけると嬉しいです。
さらに大忙しの東京滞在でしたが、とても有意義な時間を過ごしましたので、そ
のことはまた改めて書きますね。
↑ この中にデビ夫人もいますので見つけてください。右は談笑する星さん、デビさん。
↑ 角川書店井上社長のご挨拶、高木ブーさんの姿も見えます。右は藤巻潤と私。
↑ もと大映の俳優さんたちの挨拶と昔話。スピーチ中の紺野ユカに続いてが私の番でした。
↑ 若松和子・紺野ユカの姉妹と私。右は真城千都世さんと。雷ちゃんのメンコ渡しました。
↑ ご家族による最後のご挨拶。右は参加者に配られた記念の図書カードです。