映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

博多座10月公演 「コロッケ錦秋喜劇公演」

2012年10月22日 | 日記

 

     コロッケの博多座公演は一昨年に次いで2度目です。
     舞台に立つコロッケと客席のお客さんの交流が面白いのと、お芝居とものま
     ねを一生懸命務めるコロッケが評判で、今月も中々良い客入りのようです。
     私の仕事仲間で猛烈なコロッケ・ファンがおりまして、今回もわざわざ東京か
     ら駆けつけ、一緒に観ました。

     公演の第一部は山本周五郎・原作のお芝居で「私です物語」。コロッケがど
     うしてもこれをやりたいと希望した作品だそうです。
     良からぬことで人に迷惑をかけて窮地に陥っている友人のため、「それをや
     ったのは私です・・・」と申し出て助けてやる男の話で、今回の博多座が初演
     です。
     コロッケは無理に笑いを取ろうとはせず、どちらかと言うと真面目なお芝居で
     ほのほのとおかしく、心温まる展開でした。
     恋人役の安達裕美をはじめ、小松政夫・金子貴俊・坂上忍・山田スミ子・水
     町レイコ(北島三郎の娘)が勢ぞろいです。
     ただ大きな顔のコロッケと小顔で可憐な安達裕実が一緒に出てるだけで客
     は噴出す趣向ではありました。

     そして第二部は待っていましたと言わんばかりの「コロッケものまねオンス
     テージ」です。彼いわくぐちゃぐちゃな舞台で、300を超えるレパトリーの中
     から、前もって客からのリクエストを募って選んだネタを、日替わりで演じて
     いるコロッケでした。
     武田鉄矢をはじめ九州出身のタレントのものまねから、今回はマジックを交
     えたコロッケワールドで楽しかったけど、やはり圧巻は毎度お馴染みの五木
     ロボットでしょうか。

     私もコロッケファンの一人ですから敢て言わせてもらうなら、新しいネタを考
     えるのもいいのですが、やや限界が見えてきたように感じるのです。
     それで私なりの提言は喜劇役者に変換したらどうか、寅さんの後釜なんて
     面白いと思いますし、その方が彼のためになると思うのですよ・・・。
 

コメント
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