映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

映画 「ペンギン夫婦の作りかた」

2012年10月29日 | 日記

   

     沖縄県石垣島の「食べるラー油」を全国的に知らしめた「辺銀(ペンギン)食堂」
     の辺銀暁峰さん、愛理さん夫妻をモデルに、「食べるラー油」誕生の裏に隠さ
     れた夫婦のエピソードを描いたドラマです。

     中国人カメラマンのギョウコウ(ワン・チュアンイー)と国際結婚したフリーライタ
     ーの歩美(小池栄子)は、価値観がぴったりの自由人カップルですが、夫の会
     社の倒産がきっかけで東京から石垣島に移住してきます。
     新しい仕事は中々見つかりませんが、食べることが大好きな2人は、石垣島
     の美味しい食材を生かした独特のラー油を作ろうと思い立つのでした。
 
     苦労の末に完成したラー油は徐々に人気を集め、島での生活にも慣れてきた
     頃、ギョウコウは妻と同じ名前を名乗りたいと考え、中国から日本へ国籍を移
     す帰化申請をしたいと言い出します。
     同じ頃、ラー油工場にある疑惑が降りかかり大騒ぎに・・・。

     監督は「僕らはあの空の下で」の平林克理。夫役には台湾の人気スター、ワ
     ン・チュアンイーを使っていますが、平林監督の全てが中途半端で間延びした
     演出とともに、この夫役もいい出来とは言えません。小池栄子は明るく屈託の
     ない妻役を好演です。

     そうは言っても真面目な製作態度であることは認めますものの、この内容とこ
     のキャストでテレビに企画提出しても通らないと思いますよ。
     それを映画化してお客が映画館に来ると思っているのでしょうか?映画製作も
     落ちぶれたものです。
                         (10/21 キャナルシティ 2日目 10:45の回 19人)

コメント
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