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中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

インドの旅 (3) ~ ピンクシティの名で知られるジャイプー.ル。

2012年10月18日 | 日記

 
                    ↑ 風の宮殿です。

     今回のインド旅行のスタート点は首都デリーであり、最後に戻ってきたのも
     デリーです。
     従ってデリーの模様は旅日記の最終に、オールド・デリー、ニューデリーの
     二つに分けて書きたいと思います。

     今回はデリーで昼食後にバスで出発し走ること275k。砂漠の国ラジャスタ
     ンの州都で、ピンクシティと言われて有名なジャイプールへと向いました。
     普通この距離ですと5時間もかければ到着する筈なのですが、道路工事や
     訳のわからない渋滞に巻き込まれてホテルに着いたのは深夜の11時過ぎ、
     それから夕食という有りさまでした。
     まあそれでも途中の集落の様子とか、礼拝の時間になってひざまづく人たち
     の姿も見れたし、色々な観察が出来て楽しかったです。

     ジャイプールは、マハラジャの粋を漂わせる豪奢な宮殿をはじめ、テキスタイ
     ルや宝石加工に代表される伝統工芸が盛んなところで、エキゾチックな魅力
     に満ちた原色の街でした。

     特に時間を割いて見学した場所は、まず旧市街の中心にあって今でもマハラ
     ジャー家が居住しているシティ・パレス。1728年に建てられた天文観測所ジャ
     ンタル・マンタルは世界遺産であり、日時計は今でも正確に時を刻んでいます。
     次は1799年に建てられた風の宮殿。奥行きが非常に浅い5階建の建物で、
     当時は彫刻を施した窓から、夫以外には顔を見せてはいけなかった宮廷の女
     性たちが、街を見下ろしていた宮殿だそうです。
     その次に赴いたのは、シャイプール遷都以前に王国の都が置かれていたア
     ンベール城。見るからに頑強そうな外見とは違って、内部はとても繊細な造り
     で驚きました。街と城との足は、ここの名物・象のタクシーです。

     街から少し離れたところにあるファテーブル・シークリーは、1571年、ムガール
     帝国第3代皇帝アクバルが遷都先に選んだ場所ですが、広大な敷地の中に
     は、イスラムとヒンドゥーの様式を融合させた独特の建物が、今なお斬新さをし
     っかり残して建っていました。

     街中の様子は添付写真をご覧いただきたいと思いますが、ガイドが案内して
     くれたのは現地から産出する宝石の店とインド更紗のお店でした。
     買ったのは日本円を支払って求めたインド更紗のテーブル・クロスだけ・・・。

     さてインドの旅はジャイプールを後にして、またバスで242k。世界遺産の宝庫
     といわれる「アグラ」へと向います。  (次回へ続きます)

  
        ↑ 左・右ともに1728年に建てられた天文観測所で世界遺産です。
  
        ↑ 左は街頭の床屋さん、右は街頭の衣料品店。
  
        ↑↓ ここから4枚は、この地方の王様だったお城・居宅・それに王様の車です。
  
        
  
        ↓ これからは、アンベール王国の山城と王様の別荘。
  
        
  

  

  

  
                              ↑ 話題の象タクシーです。
  

  

  
   ↑ 14年で放棄された束の間の都・ファテーブル・シークリーで、勿論世界遺産です。 
       右は飛び込むことで見物料を取る男。
  
コメント
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