kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

懐かしギブソン! 黒澤楽器店

2014年06月19日 | ディスプレー
風写さんのブログで、クリーム、若かりしE.クラプトンの映像を見た。
懐かしさひとしおである。

ン十年前、エレキギターにあこがれて、セミアコとアンプを買った。
P.マッカートニーが持っていたヴァイオリン型のベースも購入した。

それらも、今や12弦ギターとともに、部屋のインテリアと化している。
フラメンコギターに至ってはケースに入ったままだ。
いつでも弾けるように、爪を整えてはいるのだが…

お茶の水・駿河台下、信号待ちしていたら、黒澤楽器店で、ギブソンなど、懐かしいモデルが展示されていた。
昔は高くてとても手が出なかったが、今なら大丈夫だ。

が、購入して再びつま弾く情熱はない。
ただ見るだけである。
いまだに気をひかれるのはノスタルジーのためか…

う~ん、こんな絵、見たことない。バルテュス展

2014年06月18日 | アート

上野・東京都美術館。
こんなセンセーショナルな美術展をやるとは。
巷に日本初公開「夢見るテレーズ」の妖しいポスターが目を引く。

会期末とあって、平日にもかかわらず、入場10分待ち。
しかも、第3水曜日は、シルバーデー。
65歳以上は無料なのだ。

爺婆集団が会場に、のろのろ(元へ、ゆったり)進んでいく。
むろんカメラ爺もその一人。

事前に、NHK BSプレミアムのアートドキュメンタリー「美の巡礼・彼女たちの関係」とEテレの日曜美術館「バルテュス 4つのアトリエ」を見て、前知識はあったものの、実物は、なお衝撃的だ。

年行った女性たちが、それらを食い入るように見ているのも不思議な光景だった。
数少ない若い女性の一人が「こんなポーズ、ずっとさせられて嫌じゃなかったのかしら」と言う。
当然の反応だろう。

「大人の女性より、大人になる前の少女の方に魅力を感じる」とバルテュス本人が言っている。
W.ナボコフの小説「ロリータ」の表紙絵に使われて、少女のエロチシズムと言われたことを怒ったそうだが、
そう思われても、詮無いことではないか。

数多いモデルのなかで、後に結婚した日本人、節子さんをモデルにした「赤い卓と日本の女性」は、
これまた、過去の作品とは異なり衝撃的だ。
油彩ではなく、テンペラとカゼインを用いた手法も、壁絵のようなざらざら感が独特である。

最後のコーナー、晩年を過ごした家族の写真、篠山紀信の、人の心を写したパネルも秀逸だ。
なかば、センセーショナルな作品見たさに足を運んだが、
見終わって見れば、常人の想像できない画家の生きざまの世界だった。
「私は芸術家ではない。仕事師であり、職人である」との言葉に、納得がいった。

PS.
ネットで美術館の混み具合見たら、多分若い女の子?たちが
「シルバーデーなんて知らなかった。チョー混んでる。別の日に来ればよかった」と嘆いていた。
カメラ爺だって迷子になりそうだったよ。


ちょっと飲んでいく? でも、まだ明るいし・・・

2014年06月17日 | 都市
新宿東口。
偶然見かけた外人さん達。
タイトルのような会話が聞こえそうな雰囲気だった。

昼間からやっているアサヒのビヤホール。
毎日工場から直送の生ビールを飲ませてくれるという。
これはうれしい。

でも調べたら、今時、すべての席で喫煙可。
食べログのコメントでは、隣にチェーンスモーカーがいて、閉口したとのこと。
ま、ビヤホールで分煙というのも、なんだかなあとは思うけど…

結局、外人さん達入らずじまい。
(うん、まだ明るいんだから、新宿の街、歩いてみたほうがいいよ)

まだ梅雨明けしていないのに・・・

2014年06月16日 | 
朝起きたら、強烈な日差しのなかで、
ハイビスカスが花開いていた。

先週、じめじめ、弱雨の日が続き、
栃木のビール麦農家が収穫出来ず、芽が出始めたと嘆くニュースを見た。
それが打って変わって真夏日の到来である。
ハイビスカスも、あわてて咲きだしたのだろうか。

アーカイブスフォトを調べたら、昨年・1昨年が8月初旬、先1昨年が6月末である。
毎日30℃を超える暑さ。長期予報では今年冷夏だそうだが、暑さの先取りか。

それに加えて、我が家の前のお屋敷が解体され、緑がなくなって、
朝の太陽がまともに当たるようになった。
植物もそれに敏感に反応しているのか。

カメラ爺も、冷たい泡の消費量が半端じゃなくなってきた。

山手線外回り・内回りの起点は何処?

2014年06月15日 | 乗物
YAMANOTE LINE
横文字標示は、こうである。
横浜を走る根岸線に山手(やまて)駅があることから、区別するため「の」を入れたという。
そういえば、90年代まで、新宿のヨドバシカメラのCMが「まあるい緑の山手(やまて)線~」と歌われていたっけ。(現在は<やまのて>になっている)
環状線のため、一般の鉄道線のように、上り下りではなく、品川を起点に、時計回りで、複線の左側を走るのが外回り、右側は内回りと呼ばれている。
さて、この写真の電車はどっちなんだろう。


ホタルがいなければ遊びようがない。

2014年06月13日 | 
ホタルブクロ。
昔、子どもたちがこの花にホタルを入れて遊んだ…。
それが和名の由来だという。

今や、東京では、目白・ホテル椿山荘の庭園などでしか見られなくなった。
ホテルでホタルなんてシャレにもならない。

中国の東晋時代、後に朝廷の高官になった人が、子どもの頃、家が貧しくて灯をともす油も買えなかった。
で、ホタルを集めてその明りで勉強をしたという。

♪ホタルの光、窓の雪、書読む月日、重ねつつ

ああ、蛍光灯の下でも、まったく勉強しなかったカメラ爺である。
むろん、ホタルブクロで遊んだ記憶もない。

が、もしホタルが身近にいたら、この花に入れて遊んでみたい。
エミール・ガレのテーブルスタンドのように見えるのだろうか。


突抜忍冬と未央柳(ツキヌキニンドウ・ビヨウヤナギ)

2014年06月12日 | 
ブロ友の風写さんが、福島・会津の恵隆寺境内で見かけた花、ツキヌキニンドウ。

なんと一昨日、相方が、茶道の稽古の後、持ち帰った茶花、
そのツキヌキニンドウとビヨウヤナギだった。

床の間に生けた花が、そこはかとなく美しいので、カメラ爺は思わずシャッターを切った。
「何流なの?」と聞いたら「茶花に流派はないの。利休が<花は野にあるよう>って言ってるでしょ」
(知らないよ、そんなこと)
ともあれ、これも侘びの世界か。

今日、テニス仲間のKさんから、相方へ、金沢土産の和三盆「花うさぎ」をいただいた。
手渡したら「お薄(茶)の時の干菓子よ」とうれしそう。

女心を巧みにつかむKさんならではの心遣いだ。
(女房酔わせてどうするの?)
なんてウイスキーのTVCMがあったっけ。





ミクシィじゃなくミスティ

2014年06月11日 | 
はっきりしない梅雨時の天気。
株価が大化けしたミクシィじゃなくて霧雨。
こんな日は、エロルガーナーのミスティがお似合いだ。
心が癒されるスタンダードナンバー。

緑もいっそうあざやかになると考えれば、イライラせず気持ちも落ち着いてくる。
で、癒しの花シリーズ。
お隣りの家のカラーである。
水芭蕉に似ている。
形が、修道女の真っ白な襟(カラー)を思わせるところから、この名がついたという。
花言葉は「乙女のようなしとやかさ」
いいねえ。

でも、いまどきそんな女性がいるのか…
ついカメラ爺は、想像の翼を広げてしまうのだ。


月一行くラーメン店だけど…

2014年06月09日 | グルメ
直久新宿西口店。いつもならおやつ代わりに、ラーメン・瓶ビールが定番なのだが、
この日は、京橋で、昼にラーメンを食べてしまった。

で、メニューを見て、夕方からの「ちょい飲みセット(890円)」(生ビール・三品付き)をチョイス。
この時間はもう居酒屋モードである。

鯛の刺身と肉じゃが、小松菜と揚げの煮物の三点セット。
肉じゃがはあつあつでよかったが、築地直送店からの仕入れという鯛はいまいち。
小松菜は味付けが口に合わなかった。生ビール(450円)追加。

他に手軽なつまみがいろいろあるが、ラーメン店なのか居酒屋なのか、どっちつかずは、
かえって専門店のイメージを壊してしまっているような気がした。

赤ワイン・白ワイン? 味彩

2014年06月08日 | 

エディブル・フラワーじゃないけど、アントシアニンの有無と聞けば、
紫陽花は味彩と書いていいのではないか、なんて思った。

が、調べるとみんな食べもの屋さん。たんなる語呂合わせの造語だ。
シャレにもならない。
「もってのほか」という山形特産のピンクの食用菊のほうがずっとシャレになる。

で、赤ワイン、白ワイン。
これまた、当たり前だが、原料が、赤(黒)いぶどうか、白いぶどうかの違い。

閑話休題

梅雨時と言えば、この花である。
が、ピンクと白。

紫陽花の当て字にふさわしくない。

もともとは、藍が集まったもの、集真藍(あづさい)がなまったとの説が有力だ。
唐の詩人白居易が、ライラック?を詠んだのを、勝手にその漢字を当てはめた平安時代の学者が悪い。

隣家のアジサイがあまりにみごとだったので、写真を撮らせてもらった。
アントシアニンの有無からいえば、赤は土壌が中性かアルカリ性、
白は花(萼)にアントシアニンが含まれていないことになる。
たんなるトリビアだから、どうでもいいけど…