kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

「あさが来た」時代から始まった女子卒業式ファッション

2016年03月26日 | ファッション
この時期、良く見かける女子大生の卒業式ファッション。
調べたら、明治32年、実践女学校(現実践女子大)創設者下田歌子(広岡浅子と同時代)が、袴姿を制服にしたのが始まりだそうだ。

袴姿と革靴といえば、坂本竜馬の銅像を思い出す。文明開化の音がする時代に始まったファッションだ。
当時、袴は男性のもので、女性がはくのは生意気と言われた時代。
マスコミは「公序良俗に反する軽佻浮薄極まりない服装」と批判したという。

左側の女性は、振袖に草履の袴姿、右側の女性の袴姿、どちらも式服としての正装なのだろうか。

新宿西口バスターミナルの一角、カメラ爺は気になって、思わずシャッターを切ってしまった。