kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

一つの命が遠くに行ってしまった!

2015年07月20日 | 
5日前の夕方、突然携帯電話が鳴った。
以前長年勤務していた会社からの連絡だった。

カメラ爺が現役の頃、総務・経理担当としてテキパキと仕事をしていた女性。
その人が、突然クモ膜下出血でなくなったというのだ。

驚いた。無論葬儀に行くことになったのだが、場所が相鉄線二俣川駅。まったく知らないところだ。テニスコートか美術館などに行く以外、遠くに出掛けることがない。
通夜は18時。重い腰をあげることにした。

さっそくヤフーの路線を検索すると、最寄駅の京王線桜上水から渋谷経由で、横浜相鉄線二俣川まで、およそ1時間20分。これなら、午後4時10分に家を出れば十分間に合うと思ったのだが
…途中の乗り換えにかかる時間が、爺のような、もたもた世代のレベルではないのだ。

特に、近年、東横線の乗り場が地下5階になり、不便なことこの上ない。
横浜駅の相鉄線の改札まで行くのに、また地下道はどうなっているのというほどはなれている。日曜日、しかも花火大会があるとかで、やたら人が多い。

なんとか間に合った。

享年60歳。あまりにも若い。残されたご主人の心を思うと切ない。

爺も「もしもノート」を熟読せねば…

それでも、「こんな時しかなかなか会えなくなった」と言いながら、リタイアした先輩、同僚、現役で頑張っている仲間たちと「お互い変わりないね」と話せたことは、嬉しかった。