kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

雨上がり、新宿の夕暮れ

2015年02月17日 | 都市
某日、西新宿エルタワーの28階ニコンサロンへ。
エレベーターを降りたら、目の前にビル群がくっきりと見えた。
いつもなら、晴れていてもスモッグでどんよりとしているのだが、この日は違う。
何しろ、遠くの東京スカイツリーが間近に見えるのだ。
こんなことはめったにない。

それにしても、あまりに緑がなさすぎる!
東京在住47年。ふるさとは遠きにありて思ふもの…そして悲しくはうたわないカメラ爺である。

八重洲の地名は、オランダ人ヤン・ヨーステンの和名が語源だって!

2015年02月17日 | 都市
首都東京は、どんどん変身を続けている。
その玄関、JR東京駅八重洲口。
丸の内側の旧駅舎が復原されて注目度は落ちたが、こちらの再開発は2007年だ。
リーマンショックの前の年だからこそ可能になったのだろう。

南口と北口の超高層ビルグラントウキョウ(サウスタワー・ノースタワー)を、グランルーフの大屋根が結ぶ。
光の帆をイメージしたという。
カメラ爺には、工事現場の仮設屋根にしか見えないけれど…

また新たに駅前には工事シートが張られ、いつになったら再開発が完成するのか。
広範囲に散らばるバスターミナルを地下に集約し、地上には3つのビルを建設するという。
その頃には、かつての八重洲地区のイメージは一変するのだろう。

過去のこと振り返っても詮無いことだが、江戸時代、この地域に北町奉行があり、また、日本に漂着したオランダ人航海士ヤン・ヨーステンの屋敷があって、その和名が変化して八重洲となったことなど、忘れ去られてしまうかもしれない。