kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

まるで現代の「ジュラシック・パーク」のよう

2014年05月17日 | 現場
長年、我が家の1・2階の和室から、道路を隔てて、よく手入れされた生垣や庭木を、四季折々楽しませていただいた。
そのお向かいの屋敷が取り壊され、3軒の分譲住宅が建つ。

解体工事が始まった。
サッシを閉めても、まるで通奏低音のようにうなる重機のエンジン音が、耳障りだ。
時折り、家屋を破壊するバリバリッという音がする。

解体業者が、工事の前、あいさつに来たが、近所迷惑、金魚も迷惑だ。
2階から見たら、重機が、あのジュラシック・パークの恐竜のように家屋を破壊していく。
ドスンッと、震度2くらいの揺れが来ることもある。
巨大な歯で、押し、咥えて破棄していく。

「3Kの仕事に若い人たちがつきたがらない」と「すき屋」のゼンショー会長の談話が新聞に出ていたが、
どうしてどうして、この解体の仕事をしているのは、若い人たちばかりだ。
現場にカメラを向けたら、ピースサインまでしていた。

見慣れた立派な家屋や庭が破壊されていくのは悲しいが、
若い人たちが黙々と解体工事についているのは、むしろ頼もしい。