kazuフォトローグ

「徒然なる日常」を写真で語ります。

食べ物は絵にならないので店内のステンドグラス

2012年06月22日 | グルメ
日本橋高島屋の裏通りにドイツ国旗を掲げた店を見つけた。
「フランツィスカーナー」日本橋店。
ハンバーグランチ1,000円、ランチビールあります、の惹句に引かれて、
ビルの狭く急な階段を降りた。
膝の痛い相方を気遣い、その旨を店の人に言ったら、
「エレベータもございます」だと。

店内は、ミニビアホールの感じ。ほとんどが若い女性客である。
ドイツといえばハンブルグだろう、てなわけで、相方は所望。
私は生パスタのポークとキャベツ、トマトソース。
そして当然ランチビール。小グラス480円。赤のグラスワイン500円。
ビールは濃い、そしてコクがある。
わずか200mlだが、一気に飲まず、味わい深い。

それぞれのメニューにサラダとドイツパンがつく。
運ばれてきたハンバーグとパスタは、何これ?と思うように、
色、盛り付けもおいしそうには見えない。
「ドイツ料理って、こんなものよ」と相方。
恐る恐る一口、口に運ぶと、「ん~いい味」
讃岐うどんをぶつ切りにしたような生パスタが、
煮込んだポークとキャベツにうまくからんでいる。

一方のハンバーグ。しっかりしたビーフと香料、そしてソースがマッチしている。
つけあわせに五穀米のバター風味。
見かけは悪いが、噛むほどにいい味になってくる。
相方は「今二」、私は素材が牛肉だけに「今半」。
これはちょっとほめすぎか。

帰り、冷蔵庫に見たことのないさまざまなドイツビールの小瓶が並んでいるので、
値段を聞いたら、1,380円だと。
ちと高すぎやしないか。



まるで舞台の書き割りみたい

2012年06月22日 | 建物
日本橋高島屋にシャガール展を見に行った。
人間や動物たちが、無重力状態のように、浮遊する姿が、メルヘンのように描かれている。
不思議世界だ。

その高島屋の前の通りに、ノスタルジックな建物の一部が目にとまった。
三菱UFJ信託銀行日本橋支店。
三井住友信託銀行が、昭和初期の重厚な建物を残して再開発されているのに、
こちらは、入口部分を残しているだけ。

まるで舞台の書き割りのようだ。
バックの真新しいビルの前では、ちぐはぐ。
当時の建物の記念碑的に、残しているのだろうか。