Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

花豆と野菜のスープ

2006-09-29 | Cafe Topinambour
週に一度の野菜直売所に自転車を走らせた以外は、ずっと家にこもって作業の一日。
夕方になって今晩のごはんのことを考え始める。

「収穫してから1年以内に食べないと、固くなって味が落ちるよ」
そういって豆の健康を心配してくれたのは、送り主の北海道の友達。
そうだそうだ、こんな秋のしんみりする日こそ、出番待ちのお豆がほっこりと体を満たしてくれる。

豆コレクションの中から、今日は大きな白花豆、紫花豆のミックスを選びました。
圧力鍋に、洗ったお豆1カップと3倍くらいのかさの水を入れて火にかけて、圧がかかったら弱火にして30分。
ちょうどいい固さに炊きあがったお豆は、半分をそのままおやつやサラダで食べる用に取り分けておく。そのままの豆の滋味は、瞳が潤むほど。

たまねぎ半分は薄くスライス。
にんにくひとかけはつぶしてから粗くみじん切り。
さっき直売所で買ってきたかぶ2個は4つ割り。
じゃがいも1個は4つ割り。
人参半分は皮をつけたまま乱切り。
キャベツ3分の1個は、ひと口大に。

お豆が入った圧力鍋に、ゆで汁はそのままに、切った野菜を入れていく。
ベイリーフと塩を加えてふたをして、圧がかかったら弱火で10分。

それだけ。油なし。塩だけ。豆と野菜のだしだけ。
お豆が適度につぶれかけて、かぶやじゃがいもはほろほろ。
シンプルがおいしいってことを実感する。

そして、こんなスープをつくろうという気になる、そんな季節がまためぐってきたってことなんだねえ。

秋を待つ日のアジアンテーブル

2006-09-29 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
第2回目、ヨシベジワークショップデモ版の2日間は、無事終了しました。

秋を待つまでもなく、この2日間は雨も降って肌寒いくらいでしたね。
遠方からお越しいただいて、参加者のみなさま、ありがとうございました。

小さなキッチンとテーブルを行ったり来たり、私の不器用さもあいまってなかなか手際よくとはいきませんが、皆さんついてきてくれてありがとうー!

少人数のワークショップは、教えるっていうより、会話するって感じで、初対面の参加者同士の親交も深まって、いいなって思いました。自宅ヨシベジワークショップが大切にしたいこと、そしてできることっていうのは、来てくれた人のイメージが広がり、帰ったあともわくわく感が残っているような、そういう出会いの場の提供なのかもしれません。

 
テーマ

「秋を待つ日のアジアンテーブル」

メニュー:

ひえときゅうりの水餃子

もやしごはん

カボチャの丸ごとプディング

お楽しみ:

庭のヘチマのバジル味噌炒め

ワカメとしょうがのクリアスープ(1日目のみ)

ひえ餃子の具を使った牡蠣フライ風(2日目のみ)


1日目のみなさまにも説明した、牡蠣フライ風、ぜひお試しを!ぜったいにはまりますから~。まとまりにくかったら、小麦粉やソイミルク(水やだしでも)でまとめて、ぎゅっと握って、衣をつけてフライ、です。例の寒天が、どう活きてくるか、食べたら納得です。

それから、カボチャのプディングの流し液は、それだけで使い勝手のいいものですから、余分に蒸して、どんどん応用していただきたいものです。パンにぬるペーストとしてもいいんです。










次回のヨシベジワークショップは、10月中旬以降を予定しています。
お楽しみに。


かまどde自然食パーティやりま~す

2006-09-21 | Cafe Topinambour
国立駅からほど近い、国立西2丁目の有志による、記念すべき第1回「つじつじの辻まつり」がひらかれます。

ときは、10月15日日曜日。
富士見通りの近辺で、銭湯ライブやフリーマーケット、気功体験などなど、いろんな場所でいろんなミニイベントが繰り広げられる一日です。

わたしも自然食ビュッフェパーティ担当で参加してます。
場所は自然建材を扱うレインファームさん。深呼吸ができる、気持ちいい空間です。

そこにはなんと土間があり、かまどがある。
そのかまどを使った料理をはじめ、野菜と穀物たっぷりの自然食ランチを楽しんでいただきます。
カフェ部門もあって、ナチュラルなおやつとドリンクのセットも用意してます。
メニューは、旬の素材を検討してから決めるので、相変わらず未定ですが、国立の辻に集う人たちに喜んでもらえるお料理&お菓子を、つくるぞう!

途中、沖縄三線ミニライブもあるらしい。
パーティの後は、木っ端(こっぱ)を使ってミニまな板づくりワークショップもあるらしい。

予約&先着制にしてます。善は急ごう。

つじつじの辻まつり

まんじゅしゃげも順調

2006-09-21 | Weblog
今年も無事に開花しているみたいですね、巾着田のまんじゅしゃげ。
アリサンカフェは今日もおおわらわの大忙しでしょう。

日高市・曼珠沙華の里「巾着田」公式ホームページ

今朝はきんもくせいが隣の庭で開花していました。
窓を開けるとたちこめる甘い匂いですぐにわかりましたよ。

ヨシベジワークショップ情報

2006-09-19 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
9月26(火)、27(水)11:00~14:00

テーマ:

秋を待つ日のアジアンテーブル

メニュー:

1、ひえときゅうりの水餃子

2、もやしごはん

3、カボチャのまるごとプディング


おまたせいたしました!
来週のワークショップ日は秋の日でしょうか、それともまだまだ残暑の日でしょうか。
移り気なこの時季に合いそうなアジア風ごはんを楽しみましょう。

27日(水)はまだ空きがありますので、ご参加くださる方を募集しています。


以下、重複しますが、ワークショップの概要です。↓↓

旬のお野菜と穀物を使って、居心地のいい料理を一緒につくろう。

ベジタリアン料理をベースとした自宅クッキングクラス「ヨシベジワークショップ」は、この秋の始動を目前に着々と準備中!
このたび、本格スタート前のデモ版ワークショップを企画しました。
ご参加いただく方にはアンケート等にご協力いただき、そのご意見は今後のワークショップづくりに活用させていただきます。

日時●9月9,10の土日、および26,27の火水 11時から2時
内容●9月のベジ料理(素材をみてそれぞれ1週間ほど前に決まります)
   3品レシピとプラスアルファ料理の試食
参加費●2500円/回
定員●1回につき5人まで(お申込み先着順)
持ち物●エプロン、筆記道具持参
場所●いまよしの自宅(東京都武蔵村山市)

(最寄り駅:JR青梅線昭島駅または西武拝島線武蔵砂川駅よりバス)
行き方の詳細はお申し込みいただいた後にメール等にてお知らせいたしますので、連絡先の明記をお忘れなく!

お申込み、お問合せ●kashinomori@gmail.com 

メニューなど、最新情報は当よしブログでご確認ください。
http://www.blog.goo.ne.jp/kashinomori/

<いまざと・よしこ>
ベジ料理研究家、キッチン・パーマカルチャリスト、「世界の豆文化」研究家、「オープンスペース樫ノ森」主宰。元阿里山カフェシェフ。伝統的な食文化の知恵と多様性、自然と人間のかかわりあい方のヒントを探しに、旅と研究を重ねる。そこから生まれるオリジナルで楽しいベジ(タブル)料理を伝えることをミッションとしている。


今秋のトピナンブール

2006-09-19 | 季節の横顔・お野菜の横顔
おおきさんが撮ってメールしてくれた、巾着田にも程近い、高麗に咲くトピナンブール(きくいも)です。

人様のものながら、今年も元気に咲けよ、実をつけてくれよ、と願うんです。


トピナンブール関連記事

再会 トピナンブール!!

トピナンブールの調理例

トピナンブールって?

最近の収穫うちとそと

2006-09-19 | 季節の横顔・お野菜の横顔
ご近所で顔の見えるお野菜関係を求めるシリーズ第2弾、先日もうひとつ農家さんとの出会いがありました。
梨農家さんなんですが、自給用にほぼ無農薬のお野菜も作っておられる。
それになんと養蜂(はちみつ)も、そして小麦を栽培して地粉まで!

雨の中ひとしきり立ち話をした後、地粉にはちみつ、ぼっちゃんかぼちゃに三尺いんげんなど、早速いただいて帰りました。
このご縁に、どこにどう感謝をしたらいいか途方に暮れたんで、四方に向かってお辞儀の儀。

ほぼ無農薬という小麦粉は品種「農林61号」。
喜び勇んでパンにしたが、グルテンが足りないからだろう、まとまらないで結構大変でした。。。苦労の甲斐あって、重厚感あるおいしい食パンになりました。

写真中にあるきゅうりは、自家ガーデン製、タイの品種。
気がつけばぼってりと葉やぶの中に下がっている。

今年はきゅうりもトマトも豆類も、葉ばかり生い茂って隣の家を侵略する勢いだったのに、収穫はさほどでもなく、摘心などお手入れの大切さを思い知ったのでした。
その茂みも直に生ごみコンポストしているせいなんだろうなあ、勢いがなくなってきました。
同時に、やはりタイの品種の食用へちまが実をようやくつけ始めました。
沖縄でいう「ナーベラー」ですな。
ヘチマの生長を見守りながら、どう食べてやろうか思案してます。


バナナちまきの季節が廻ってきた

2006-09-13 | Asia&Cambodia
カンボジアでのお盆 Pchun Ben Day、今年は 9月21~23日。
庭先で薪をくべて、ちまき作りの準備が始まる。

筒型の大きなこのちまきは「オンソーム」といって、2種類の味をつくる。
バナナの葉に、もち米、ムング豆(緑豆)のあん、豚の脂身をのせてしっかり包む。もうひとつはやはりもち米とモンキーバナナのコンビ。

縁台に材料をいっぱいに広げて、おばあちゃんも孫娘も入れ替わり立ち代り、いくつもいくつも作る。
バナナの葉をしいた大きな鍋にちまきを入れて、水を入れ、2,3時間煮る。

もち米と一体化したバナナは、紫がかったピンク色をしていて一瞬バナナとは思えない。

お盆の日のまだ夜も明けない頃、このちまきをお供えにもってお寺に向かう。

お供えが終わって家に戻り朝寝をしたあと、山に参拝に行くからと家の娘たちに起こされて行ったのは、家のすぐ後ろ手にそびえるソンポウ山。
深い洞窟は、ポルポト時代の処刑場として使われ、今も骸骨が檻の中に詰め込まれ折り重なっている。
私たちはちまきをいくつも持って、急な参道の道々でおやつを買っては食べ、雨もかまわずに歩き続ける。
これが、若い人も年寄りも楽しみにしているお盆の過ごし方。お寺は憩いの場でもあり、拠りどころであり、娯楽でもある。

さて、このもっちりとして腹持ちのいいちまきは、1週間ほど食べ続ける。近所に配ったり、もらったりして、また食べる。毎食のように食べるので、お腹は張りっぱなし。多分体重は増えている。
暑いカンボジアで、冷蔵庫に保管するでもなく、こんなに日持ちするのが不思議。
バナナの葉の殺菌効果なんだろうか。
あく巻きのような、なにか保存食効果があるんだろうか。

疑問を解決しにこい、とカンボジアが呼び、私の胃袋が呼応する。
(カンボジア北西部、バッタンバン郊外)

秋を待つ日のごはん

2006-09-10 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
第1回目「ヨシベジワークショップ・デモ版」の2日間は無事終了しました。
蒸し暑い残暑厳しい両日、参加者の皆様、ありがとうございました!!


テーマ:

秋を待つ日のごはん

メニュー:

1、茄子の煮こごり、地のもの素麺と

2、大豆の唐揚げ、焼き野菜と梅おろし添え

3、イチジクのプチフール、バーミセリを使って



26,27日に予定している2回目のワークショップは、まだ空きがありますので、申込み受付中です。
メニューは未定。詳しくはコチラ。


ヨシベジワークショップ情報

2006-09-06 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
お待たせしました~。
こんなテーマとメニューでいきたいと思います。
秋を予感しつつ、夏の名残を味わうような、そんなテーブルにしたいと思っています。。。

9月9(土)、10(日)11:00~14:00

テーマ:

秋を待つ日のごはん

メニュー:

1、茄子の煮こごり、地のもの素麺と

2、大豆の唐揚げ、焼き野菜と梅おろし添え

3、イチジクのプチフール、バーミセリを使って