Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

ごぼうのコンフィ

2005-05-28 | Cafe Topinambour
ごぼうと私は恋愛関係にある。
姿かたちを変え、食べてみて、作ってみてと言ってくるから、私もそれに応じようと身を乗り出す。

お百姓さんが持ってきてくれた、掘りたての新ごぼうは根が20センチほどの小さなごぼう。
茎まで食べられるよ、というから、ななめにそぎ切りしてきんぴらにしてみた。
ソテーしてトマトソースに加えてみた。
なるほど茎はよりごぼうらしいクセを見せてくれる。
春の苦味の味、私はこんなクセのある味が大好きだ。

ちなみに、アクはできるだけ抜かないで調理する、そして皮はできるだけとらないで泥を落とすだけにとどめる。ごぼうのごぼうらしさを活かすために、大抵の場合、そうする。

この写真は、現在応用を研究中の、ごぼうのコンフィ。
アーリオオーリオペペロンチーノをつくる感覚で、ちぎった唐辛子、つぶしたにんにく、オリーブオイルをフライパンに温めて、じっくりオイル炒めしたもの。
でも何がスペシャルなのかというと、これは「たたきごぼう」なのだ。
繊維にまで叩いてしまうこと。
フレーク状に仕上げること。
もはや形状はごぼうらしくない。
しかしそうすることで味がよく染みてくれるし、パンに乗せたり、パスタの具にしたり、サラダに振り掛けたりと、ごぼう使いのレパートリーが一気に増えてくれる。
ちょっと、コーンビーフなんかを連想する。

ごぼうを愛する人も、そうでもない人も、ごぼうをより愛することになってしまう、そんな一品ではないかと思う。


阿里山Cafeの有名なベジバーガー

2005-05-28 | Cafe Topinambour
今日はベジバーガーばっかし出る一日でした。そういう日もあります。特に週末は始末におえません。ずっとフライパン振っては洗い振っては洗いです。

ベジ、つまりバーガーのお肉に当たる部分、そのパテが全部植物性原料から作られています。
引き割り小麦とか、マッシュルームとか、いろいろ。
ベジであることを知らないで食べるノンベジタリアンのお客さんもいらっしゃいます。お肉みたいな口当たりだからです。
パン、つまりバーガーバンズなんですが、これはやはりアメリカからの自社輸入商品でして、小麦を発芽させてからすりつぶして、それからパンにしたという手間隙かかったパンで、食べ応えもかなりあります。
この写真ではたまたまパンがベーグルになっています。

付け合せは季節の野菜をゆでたりソテーしたり、味付けはバジルソースになったり洋風照り焼きソースになったり、時々変えます。バーガーの下にはたまねぎの半キャラメリゼソテーがたっぷり隠れていて、この甘辛さがこのベジバーガーの縁の下の力持ちとなります。

最近のお気に入りは、最後にトッピングするハーブの香りのミニトマトのマリネ。サラダにかけて食べるもよし、すっごく簡単、かつおいしいレシピなので、次回かどこかでさくっと公開したいと思います。

チリビーンズのピタサンド

2005-05-28 | Cafe Topinambour
当Cafe Topinambourは架空のカフェなんですが、筆者は実際にとあるベジタリアン&オーガニックのカフェで仕事をしているので、時々そのお店の紹介もしていけたらと思います。
まずは最近のメニューから。
グラハム粉を使ったピタパンは自社輸入しています。ブラックビーンズと高きびという雑穀が入ったオーガニックチリビーンズにはハーブがたっぷり効いています。おろしたモッツァレラチーズと、カフェで栽培しているスプラウトを乗せてできあがり!
Alishan Organic Center

蓼科の変わりチューリップ

2005-05-28 | Weblog
5月の2週目の話になりますが、蓼科にあるバラクライングリッシュガーデンに行ってきました。
チューリップがすごいのでした。
園芸店で見るチューリップからは想像できない種類の多さ。シャクヤクかと思うような八重咲きもあればブラックもある。白樺の木立の下で、多様な草花とともに混植されたチューリップが次々に咲いている。
咲き終えた花もそのままになっていたりするのだけど、それがこの多様性の中では、自然の美と映るから、イングリッシュガーデンのそこが懐の深さかもしれません。同時に、こんな調和を表現するガーデナーたちのケアに感服します。
季節季節の様相を見せるこのガーデン、そろそろバラの見ごろを迎えます。
バラクライングリッシュガーデン

商品開発室です

2005-05-26 | Weblog
このカテゴリでは、日常の何気ないところから生まれてくる、こういうものがあったらいいのにな、と思うものについて、つぶやいてみようと思っています。
それは、モノであったり、シチュエーションであったり、政策であったりするかもしれません。
実現不可能なものであったり、すでにどこかで実現しているものかもしれません。
例えば、こんな感じです。
ノートパソコンを持ち歩いていると、手から滑りそうになってひやりとすることがあります。
バッグから取り出すときなんか、そう。
私が使っているのはA4サイズで、そう軽いわけでもないのに性格上つい片手で乱暴にかばんから引っ張り出す。そのとき、時々やばい。
で、モバイルパソコンに、手が滑らないグリップがついているとか、取っ手〈ハンドル)がついているとか、そういうのってないですかねえ。
バンドで結わえた本を小脇に抱えてって感じでPCを安全に持ち歩けたらいいと思うんです。
イメージを絵とか模型とかにできたらいいんですけど、なんかちょっとそれぞれ想像してもらって・・・。
まあ、そんな感じで何気ない商品開発室ですが、皆さんも、こういうのがなんでないんだろーって気になっててー、というアイデアや不満があったら教えてください。そして素敵なものを知っているなら、教えてください。

食後のティザーヌ

2005-05-26 | Cafe Topinambour
庭に生えているベルガモットとレモンバームを摘んで食後のティザーヌ。雨も降り出した。この後もまったりと宴が続く。
この度は遠路はるばると緑ハイツにお集まりいただきありがとうございました。
おいしかったね。ごちそうさまでした。