いやはや、昨日の朝には成田に着いているはずだったんですけど。。。
思い余って、私は飛行機のチケットを破り捨てて。。。
ということではないんだけど、エアインディア306便は出発予定時刻を約9時間遅れで飛んだんですね。
お陰で短時間ではありましたが、空港直結のアマリホテルに部屋と食事が用意され、ビュッフェで1ヶ月半ぶりの白ワインを流し込み、今回の旅で泊まっていた宿とは対極にあるようなラグジュリアスな部屋で仮眠をとり、なかなかスペシャルな事件でした。
同じ境遇にある大勢の日本人旅行者も、飛行機は大幅に遅れたのにもかかわらず、笑顔があふれ、異口同音に一番いい宿だ、と盛り上がっている。その頭には、記念に買ったのであろう菅笠もちらほら。。。きっと大学生の春休みの旅行シーズンなんですね。平和なにっぽん、と同行のゆうき君と顔を見合わせて笑いました。
事件といえば、事件続きなカンボジアでした。
ふん、あまり触れたくもないね、正直なとこ。
食べ物には倒れるし。
リハビリにとエスケイプした先のビーチで、同行のカナダ人のバッグの中身が私の目の前でかわいい子供2人組にやられてしまい、警察に、犯人探しに、と奔走し重いリゾート滞在に転落してしまいました。
責任を感じ、自分のカメラを貸し出したので、それからはカメラなしで過ごしたんですが、これはこれで身軽で快適です。
その後訪ねた、カンボジアとの国境近くの町、タイのトラートの落ち着いた町並みや、町を愛している人たちの暮らしぶり、そして豊富な食べ物を写真でお見せできないのは残念だけど。
いろいろとあったんですけど、ぞうり姿のままで無事に日本に帰国しました。
昔は車椅子で飛行機を降りたこともありましたが、それに比べちゃ軽い軽い。
体が復活した後に食べるタイのご飯はあまりにもおいしかったし、また生活も快適で、本当言うと、まだ心はバンコクあたりに置いてきてしまっているような空っぽな感じ。
こっちにいると、それに持病の鼻炎もアレルギーも肩こりも冷え性も消えるのも魅力だし。
現地の友人の仕事に同行してカンボジアのスラムの生活や子供たちの状況を目の当たりにして、今、何をどうしたらいいのか、考え続けることの必要。。。
フランス語の方は相変わらずスローな上達。
アジアに滞在しなければいけない言い訳ならば、いくらだってある。
とはいえ日本の春の空気は清清しく、何度も深呼吸。
そして春の野草を探しに野に出たいな。
東南アジア料理の会を、解体を控える我が緑ハイツで開きたいな。
今週は14~17日の幕張メッセ、
FOODEX JAPANにて皆様にお会いできるかな。