Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

お野菜の横顔 6月・果物編

2007-06-29 | Cafe Topinambour

植木屋さんの塀のところに張り紙が!
「ヤマモモあります、1パック200円」
おおー!
やっぱりいつも人ん家に実をつけて地面に落ちるに任せてあるヤマモモを、指をくわえて見ていましたが、ここでは大手を振って買えるんだ。
甘さと酸味がいいですね。
四国では塩を振って、酒の肴に食べられるらしいですね。
確かにお塩もよく合います。
生で少し楽しんだ残りは、パンの酵母にすべくビンの中へ、それから大部分はゆるいジャムにしてバルサミコ風味をつけてみたら、お料理のソースによさそうな甘酸っぱいいい風味のものができました。
皆さんはヤマモモに出会うとき、どうしてますか??
 


先日、日本の有機農業史の中で先駆的な役割を果たされた、国立の澤登さんの果樹園にお邪魔しました。
ご主人は亡くなられたのですが、奥様と娘さん、そして「土にまなぶ」と彫られた大きな石碑がこの果樹園を守っています。
よく見ると、キウィとブドウと、実がたわわです。
住宅地のなかで、一歩ここに入ると、鶯が遊び、果樹の棚に囲まれて、別世界でした。



インドの野菜料理と豆料理・レポート

2007-06-29 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
ヨシベジワークショップ「インドの香りの野菜料理と豆料理」は終了しました。

ある日のメニュー


ひよこまめのカレー、タマリンドのチャツネと

じゃがいもと小松菜、辛味大根のサブジ

焼き茄子のサラダ

即席アチャール(おまけ)

インド風味たっぷりの6月でしたが、全然足りなーい!
ぜひいつかシリーズでやりたいなあと思っています。


アジアン写真展で

2007-06-17 | Cafe Topinambour
旅とも、ゆうきくんの写真展のパーティに、高円寺cafemoneに行ってきました。
お友達がダンスやDJを披露してくれるし、moneさんのパーティディッシュはどれもおいしいし、招待客には美しい女性がやたら目立つし、、、
写真ももちろん見ましたけど、その他も特別な夕べでした。
ゆうきくん、おめでとう。
そしてまた残り1週間、いろんな人の目に触れて、心のどこかを刺激するようであってほしいと願います。

カフェではヨシ伝授・モネアレンジによる期間限定アジアンジャーニーごはんが大好評!とのこと。
やった、ですね。
このカフェは普通にマクロビオティック・ベジタリアンメニューが充実してます。
高円寺さすが。

そして今夜はゆうきくんデザインによる真新しいヨシベジ案内パンフレットもお披露目、これまたぴったり素敵なラベルのヨシベジ製チャイジンジャークッキーをつけて。
そして、たくさんお友達を紹介してくれたよね!

ヨシベジは去年の秋に本格スタートしてから、まだまだこれから、今だって模索しながらの歩みです。
私自身の成長や深まりを待つ必要もあります。
それでもいろんな人のいろんなサポートで、こうして今があって、
それは気がついてみればミラクルです。
今日の夜もそれを感じました。
(今日は地蔵様の担当クラスにもすごくいいことあったしね!)
これだけのミラクルをいただいて、私は内なるパッションをただ信じて、地道に野菜たちと対話し、料理を創り、発信していくだけだと、あらためて確認しました。

高円寺の小さなカフェ、今夜の特別な場所に私がいて、顔見知りになった人たちがいる、という不思議なご縁に、ありがとうをいいたかったのです。

ゆうきくん、私の隣にいた美しい人にはクッキー渡しそびれた?
きっと残念がっているはず! 内職してもらったのにねえ!






WSスケジュール変更のお知らせ

2007-06-15 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
都合により、7月29日(日)のワークショップは中止とさせていただきます。
これから申込みをする予定だった方、ごめんなさい。
削除したものを新しいスケジュールとしてアップし直しました。

どうしても週末じゃないと、という方はご連絡を。
集まれば日程をアレンジします。



メイとのごはん覚書き

2007-06-15 | Cafe Topinambour
メイの料理教室に行った前日の夜、彼女がよしハウスに遊びに来たときのごはんの記録。

ジョニー豆腐、
なにもかけないで

青大豆の冷たい呉汁、
きゅうりや好きなハーブをちぎりいれて

茄子のグリル、高きび味噌ソース、
トマトの角切りを添えて

ズッキーニとエリンギの韓国春雨甘辛煮

小豆と黒米入り玄米ご飯

いろんな種類のハーブと間引き人参のスティック

メイが持ってきたタイ春雨炒め

メイがつくった唐辛子味噌(ナンプリック)

呉豆腐風のデザート
ガーデンのラズベリーとワイルドストロベリーを添えて
→もう満腹だったので、これは朝食のときに




タイのベジタリアン料理

2007-06-15 | Cafe Topinambour

この胸のあたりにつっかえている切なさはなんだろう
あの人のマイペンラーイな笑顔に中毒してしまったんだろうか
あの人の料理に恋してしまったんだろうか
それもこれも全部ひっくるめて
あの国に
雑踏に聞こえる匂いに、言(こと)の音(ね)に
熱帯の生々しさに
まいってしまったんだろうか

これらすべてのそばにいたい
そう願うのはやっぱり恋なのかもしれない




タイ、バンコクのベジタリアン料理レストラン、May Kaidee'sのオーナー、メイカイディーが現在来日中。
アリサンオーガニックセンターで料理教室やカフェの特別ゲストシェフとして腕を振るっています。

私もメイのお店には思い出が深く、バンコク滞在中には度々足を運んだものです。
にもかかわらず、タイ料理の主要な調味料であるナンプラー(魚醤)やカピ(海老味噌)を排除したタイ料理はどうなのかな、という半信半疑から、メイのお店では無難なものばかり頼んでいました。
今回彼女の料理教室でナンプラーもカピも使わないタイ料理をあらためて口にしたとき、私はまったくの誤りを犯していたことがわかり、目からうろこというよりも、恋心さえも芽生えるくらい打ちのめされてしまいました。
(大げさかなあ、だけどそのくらい私のショックは今熱いんです、それともチリの入れ過ぎのせいかもしれません)
それは、本当にタイ料理でした。

普通、タイのスープはチキンなどお肉で濃厚なだしをとっていて、私にはtoo muchだし、タイ料理の真髄にかかわるナンプラーやカピやオイスターソースの風味は素晴らしいものの、正直なところ、そのメッセージの重さゆえに、たくさんは食べられないのが残念なところでした。

だけど、メイの完全ベジタイ料理は、いつまでも食べていたい。
もっと食べてみたい。
辛さは中毒性をもたらす心地のいい麻薬になっている。
味は完全に調和している。
そして、食べたあとの体がラク!
そして、タイに、あの雑踏に、また思いを馳せてしまう。

料理はちから、料理はエネルギー。
料理はチャネリング。
あの人がつくるからあの日のあの料理があり。
一期一会の悲しさと美しさ。
新しい日の、あの人の料理に、何度も出会いたい。

そして私がつくる料理にも
あの人から受けたエッセンスが恋心とともにしみ込んで
そしてまた人から人へと伝播していくんだろう。


シナモンスープ


イサーン野菜

8月に計画しているヨシベジごはんの会「トロピカルアジアンサマーパーティ」ではもちろんタイ料理も多く登場しますが、ナンプラー等を一部のメニューに含める、としています。
今となっては、これがさらにごく一部になることは間違いありません!
それがおいしいから、そういう理由から。

Veggie Workshop Schedule

2007-06-12 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス

旬のお野菜と穀物を使って、居心地のいいごはんを一緒につくろう
ヨシベジワークショップ 6月後半~8月 スケジュール


6月20日(水)、21日(木)、23日(土)
 10:30~14:30 
ヨシベジワークショップ 
インドの香りの野菜料理と豆料理

ヨシハウス(東京都武蔵村山市)にて
内容 5品の実習&レシピ&お食事
参加費 4000円

7月7日(土)
 10:30~13:30
ヨシベジワークショップ@STUDIO凛 2回目
夏野菜パスタ

温製と冷製2種のパスタと、相性のいいおかずやデザートでつくるサマーイタリアン。
http://studiorin.studio-web.net/
ヨシブログ内の詳細案内
 

7月30日(月)、31日(火) 
10:30~14:30 
ヨシベジワークショップ 
ブランチに似合うパンケーキとクイック&シンプルなおかず

ヨシハウス(東京都武蔵村山市)にて
内容 5品の実習&レシピ&お食事
参加費 4000円

8月5日(日)
 10:30~13:30
ヨシベジワークショップ@STUDIO凛 3回目
しっかり&さっぱりな夏のごはん

素材、味、調理にひと工夫、アペタイト&スタミナアップメニュー
http://studiorin.studio-web.net/
ヨシブログ内の詳細案内
 

8月19日(日)
 12:00~14:30 
ヨシベジごはんの会 
トロピカルアジアンサマーパーティ

ビュッフェスタイルで思い思いに楽しんでいただきたいと思います。
ナンプラー(魚醤)をはじめ魚介類を使った料理も一部含まれます。ご了承のうえお申込みください。
ヨシハウス(東京都武蔵村山市)にて
内容 お食事&ドリンク 
参加費 3000円


ヨシベジワークショップについてのお問い合わせはこちらまで。
電話&ファクス 042-531-4825
携帯 090-4810-6399
kashinomori@gmail.com
http://blog.goo.ne.jp/kashinomori/

ヨシベジワークショップ@STUDIO凛の詳細・お申込みは下記ホームページをご覧ください。
STUDIO凛(RIN) http://studiorin.studio-web.net/

About Yoshi Veggie
About Workshop

お問い合わせもお気軽に。
オープンスペース樫ノ森 いまざとよしこ


アジアンジャーニーな写真展とごはん

2007-06-11 | Cafe Topinambour
旅ともゆうきくんが高円寺のカフェ百音(もね、と読む)で開く写真展Better Days。
いよいよ明日からスタートです。

写真はよしの個人的太鼓判付き、アジアの旅で出会ったゆうきくんの視線ならではのシーンです。
そして特別に期間中yoshi Veggieメニューが登場です。
名づけて、アジアンジャーニーごはん


アジアンジャーニーごはん 
(その時の素材により内容は若干変更あり)

・アジアンおにぎり2種 
 黒豆とカシューナッツ/人参ココナツ
・ナスのピックル
・お豆と丸麦のスープ
・ハーブサラダ
・タヒニのババロア


おおお、なんてyummy!!
先日cafemoneのお二人にそのメニューを伝授しました。
つくったものをこれから試食するの図。
さて、これにcafemoneの素敵な小さな空間で、オーナーあずみさんのエッセンスが加わり、どんな風に登場するか、とっても楽しみなところです。

ゆうきくんのブログ●Slow life Flow mind
カフェモネのブログ●モネノヒビ

高円寺に、行ってみてね! 

田植えしてきたぞ

2007-06-11 | Weblog
久しぶりの田植え体験でした。
場所はアリサンからほど近い、小さな谷間の横山さんの田んぼ。
粘土質のぬかるみに足を浸す感覚はこたえられません。
つい田植え前に中を歩き回って、横山さんにあんまり歩き回らないでーと泣かれました。
田んぼの脇に植えつけたかぼちゃの苗も傷つけてしまって、横山さんごめんなさい!

アリサンでお世話になっていた声の大きな青年ヒロシ君が仲間と企画している農業体験のネットワーク。
行ってみたらまあ20代の若い力が20人ほど集合しての大活躍。
聞けばいろんな職業、いろんな町から、そして等しく農業に土に関心を寄せる人たち、頼もしい!
北京からの3人組も参加して、腰をかがめての田植えの中休みには、一緒に桑の実をつまんで遊びました。

こんな農業体験を受け入れるのもおそらくは一人でやるよりも大変なことだろうに(わからずに田んぼの中歩き回っちゃうし。。。)、快く迎えてくださる横山さんご夫妻の、農業振興への思いにまた触れました。

〆はやっぱりアリサンに押しかけてお茶。
いろんな人と出会えて、話をして、土の匂いを体にしみ込ませて、刺激的なすばらしい一日でした。


野菜の横顔 6月初旬編

2007-06-04 | 季節の横顔・お野菜の横顔
先日、ふるさと長崎の直売所でもとめたピチピチのアスパラガス、そして赤い色をしたソラマメ。


麦も最盛期。黄金色に色づいた穂が風に揺れる光景はたまりませんな。
諫早平野のこのあたりは、麦も、お米も作ってるんです。
手前は活き活き今日も元気な雑草たちです。


一転してこちらは東京のご近所農園さんでいただいてきた間引き人参。
早速ワークショップでも使いました。
ふわふわの、おいしい葉っぱです。

WSレポート カレー・スパイス料理

2007-06-04 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
スタジオ凛ワークショップ、初夏の第1弾が終了しました。
スパイスの香りは、WS終了後も体にしみわたって効きますねえ。

カレー・スパイス料理
メニュー

ひよこ豆のカレー
人参とクミンの炊き込みご飯
トマトのサラダ
小松菜、ズッキーニと新たまねぎのフェヌグリーク炒め
ソルトクッキー
ソイマサラチャイ





引き続き、スタジオ凛、次回7月7日の「夏野菜パスタ」 、8月5日の「しっかり&さっぱりな夏のごはん」もお楽しみに!

ヨシベジワークショップ8月までのスケジュール・詳細はこちらです。

ゼルコバのパン屋さん

2007-06-02 | Weblog
こんな素敵な天然酵母のパン屋さんが近くにあったら・・・
って、近所なんですよ、ラッキーこのうえない。

ゼルコバ、というパン屋さん。
古い蚕小屋をそのまま使った内装が、顔がくしゃっとしたワンちゃんの出迎えが、胸をごーんとときめかせてくれる。
そしてパン、これは酸味、歯応え、香り、味、みーんな大好き。
実直な若いパン職人さんたちが、丁寧に時間を紡ぐように、石窯でパンを焼いています。

自転車でふらりと出かけると、大抵は午後3時過ぎると全部売り切れてる。
そんな気まぐれな行きかたをしているので、パンにありつけるのは2回に1回かな。
でも売り切れてお客さんも引いた午後に、コーヒーなど飲みながらテラスで本を読む贅沢を見つけました。
ケヤキの大木の下の、日陰の庭も、もうひとつのごちそうなんです。

ワークショップに来てくださる方々の多くも実はついでにここに寄るのを楽しみにしてるんですよね。
どっちがついでかわからない、って言われそうです・・・。