Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

来週はBlooming Peace!!

2007-02-24 | Weblog
いよいよピースイベント、Blooming Peace来週です。
ヨシベジ屋台のメニューも決まりました。

●全粒粉トルティーヤのサンドイッチ  各500円 
  A. ひよこ豆カレーのトルティーヤサンド
  B. ポテトとビーンズマリネのトルティーヤサンド

●クスクスが入ったトマトと野菜のスープ 300円 40食限定

あら、スープの価格設定がちと低すぎたかな。でも本来の目的である寄付に回せるように、企業努力します。

皆さんでお誘い合わせの上、国立にて集合しましょう!!

詳しくはこちら

WS@スタジオ凛レポート

2007-02-18 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス

Yoshi Veggie Workshop at Studio Rin
2月●からだの中から寒さを吹きとばしてくれるあたたかい料理
は、
あたたかい、というよりは熱く行われました。


MENU

里芋と車麩のカレースープ
白菜とエリンギのアチャール
レンコンのファルシ焼き
煎り豆玄米ごはん
さつまいものオレンジ煮、アニス風味
 


特別出演!
写真は帰宅後早速メニューをそのまま再現して夕食をこしらえたOさんの作。
スープカレーに煮込んだセロリを、苦手だったお嬢さんが普通に完食してしまった、という嬉しい報告つきで届きました。

春節を祝うテーブル

2007-02-16 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
2月22(木)、23(金)、24(土)のヨシベジワークショップ、この3日間は、春節(旧正月)を祝うお料理です。
根菜類をはじめとした季節の素材で、チャイニーズの祝祭ムード漂うごはんをつくりましょう。

こんなメニューを予定しています。(予告なく変更する場合もあるのでご了承を)

実践メニュー

 1.水餃子

 2.大根餅

 3.マーラーカオ

試食メニュー

 4.春雨のスープ

 5.わかめのジンジャーソテー


参加者募集中です。

日時 ●2月22(木)、23(金)、24(土)10:30~14:00
内容 ●レシピ3品の実践とプラスアルファ料理の試食
参加費 ●4000円
定員 ●6人(お申込み先着順)
持ち物 ●エプロン、筆記道具、お持ち帰り容器(余った場合)など
場所 ●いまざとよしこ自宅(東京都武蔵村山市)
(最寄り駅:JR青梅線 昭島駅または西武拝島線 武蔵砂川駅よりバス)
行き方の詳細はお申し込みいただいた後にメール等にてお知らせいたしますので、連絡先の明記をお忘れなく!

お申込み、お問合せ ●kashinomori@gmail.com 
電話とファクス 042-531-4825

その他詳しくは、ヨシベジワークショップ情報 1-3月を見てください。

うーん、盛り上がってきたなあ、気分。
爆竹はやりませんので、安心してきてください。

おいしいよう! ふきみそ

2007-02-16 | Cafe Topinambour
3月の摘み草のワークショップが心配なほど、春が早送りですねえ。
ふきのとうも店先から、または畑の片隅から消えないうちに、ふきみそに、てんぷらに、お味噌汁に、と満喫したいものです。

ふきみそのおすすめレシピ

<材料>
ふきのとう 1パック(100g)
植物油 大さじ1と1/2
味噌 大さじ2と1/2
酒 大さじ2
みりん 大さじ1と1/2
玄米甘酒 大さじ4

<つくりかた>
ふきのとうは洗って水気を切り、みじん切りに。
味噌、酒、みりん、甘酒は合わせて溶いておく。
鍋に油をあたため、ふきのとうを炒める。
しんなりして火が通ったら合わせておいた調味料を加えて炒める。
もったりとした一体感が出てきたら火からおろす。

ヒント
 出来上がったときに油が分離するくらい多めの油でつくるとおいしいです。
味噌を甘口で作れば、甘酒やみりんはぐっと減らして調整してください。
たまねぎのみじん切りを甘くなるまでじっくりとソテーしたものと合わせても美味、この場合も加える甘さは加減して。
松の実をすり鉢などでペーストにしたものを大さじ1加えてつくると、あらまあ、とてもリッチでコクの深い味に。
パスタのソースとして、ぜひ試してみてください。アーリオオーリオペペロンチーノのベース(にんにく・唐辛子)に加えるのがおすすめ。

バレンタインのナチュラルスイーツ レポート

2007-02-16 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
ヨシベジワークショップ バレンタインのナチュラルスイーツは無事終了しました。ご参加ありがとうございました!

メニュー

バレンタイン・ガトーショコラ
  アングレーズソース
  クルミのプラリネ
  豆腐クリーム

うずら豆とキャロブのムース
  りんごの蒸し煮
  うずら豆のカカオ

レンコンのそば米ファルシ

玄米ごはん

青さと豆腐の味噌汁






雑穀料理パーティ レポート

2007-02-05 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
2月3日土曜日は、ヨシハウスにて雑穀料理パーティがありました。
お百姓さん仲間も集まって、新鮮なお野菜のお土産もメニューに早速加えて楽しみました。ありがとう!!
いろいろな方向の遠方からお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
いかす写真を撮った方があればぜひ送ってくださいまし。


メニュー

赤と黒と緑の三色大根甘酢漬け

比留間農園の八つ頭のポタージュ、紅大根の赤い茎と黒キャベツのトッピング

比留間農園の水菜のサラダ、和風ドレッシング

カッペリーニのサラダ、バルサミコドレッシング、トレビスと芽ヒジキマリネの「赤と黒」仕立て、実そばあられをかけて

青大豆ときのこのマリネ

もちあわクリームのひと口ポテトグラタン、芋がらのパテをしのばせて

もちあわクリームの椎茸ひと口チーズグラタン

もちきびが入った大根餅

もちあわが入った中華風おこわ

ぷらっと農園のニンジンのスティック、シンプルにお味噌やオリーブオイルとゲランドの塩と一緒に

ぷらっと農園の今年のたくあん

ぷらっと農園の節分のための煎り青大豆

りんごとパイナップルのもちあわクリームグラタン

さつまいものラペとうるちきびの黒糖蒸しパン



photo par Takeuchi-san

お野菜の横顔 1月の長崎編

2007-02-05 | 季節の横顔・お野菜の横顔
長崎里帰りレポート、今度は畑の作物編です。

樫ノ森ファームの野菜畑の収穫。冬の赤は、夏とは違うセクシーさがあるのね。トレビス、ターサイ、チンゲンサイ。


「黒キャベツ」というのらしい。丸まってなくて、ウサギの耳みたいにぴょンぴょンと伸びている。ちりめんな美しい葉の造形。
ブロッコリの葉っぱに似た歯ごたえ。そして風味は、どこかキイチゴを思わせる。。。私だけかしらん。
刻んでパスタにチャーハンに、といろいろやってみた。大好きかも~、これ。「たねの森」で種を買ったとの情報あり。


埼玉・東京の奥武蔵の伝統野菜「のらぼう」
何年か種を継いで育てるうちに、本来の姿よりもずいぶんとギザギザちりめんが立派な葉っぱになったこと!! 
味と食感は無理やりいえば、ブロッコリの脇芽と菜花の間くらいか。
これもとってもおいしくて丈夫な野菜です。


意外と苦くなくって、個人的に助かった西洋野菜、トレビス。


冬はロゼッタ状に地面にびちーっとくっついて、寒さをしのぐの図。ターサイ。お花のよう。冬の畑は夏に負けず劣らず、おしゃべりでにぎやかなんですよねー。


今年は不気味なくらいの暖冬で、「いいのか~?」って誰もが感じているはず。
人為的な温暖化の影響は確実に表れているみたいですね。
地球の上の誰もが被害者で誰もが加害者で、だから世界のみんなでもう一度緊急に話し合わないでいいんだろうか。。。
庭で熱帯性レモングラスの苗が緑色を残したまま冬越しし、初夏に咲くウスベニタチアオイの株が青々とした葉をつけたまま立っているのは、やっぱりねえ。

ある方から興味深い話を伺った。
昔は漬物をつくると何でもすごくおいしく仕上がったものだけど、いつごろからか、寒風が不十分になり、出来がイマイチなのだと。
都内でも、小淵沢にある別荘でも、程度の差こそあれ、以前の方がよく出来たのは同じらしい。

そういえば乾物づくりに野菜を干しても、最近はかびてうまくいかないことがしばしば。
伝統的な凍み豆腐づくりが今年はあったかくて屋外ではできない、というニュースも見た。

暖かい冬は正直なところ助かるけれど、おいしさの多様性のために寒さや風や雨が必要なら、寒くていいです。

せめてせめて、毎日のご飯のときには、石油を使った温室野菜や輸入野菜ではなくて、地元の、旬の野菜をたべましょう~。


長崎のよかところ案内

2007-02-05 | Weblog
ふるさと長崎の雲仙、島原を訪ねました。
里帰りすると温泉に浸かりにさっと行って帰ってくるんですが、今回は親戚の集まりに同行して、長崎南部の味を探求してきました!

まずはこちらは「ろくべえ」。
スープ麺の麺はなんと、さつまいもの粉をさらしてつくったもの。
なので、もちもち、つるつる、ぼつぼつ、な面白い歯ごたえ。
「ろくべいぜき」という専用の千切り器で生地を麺状に押し出して茹でるらしい。
これはシンプルに「椎茸ろくべえ」。


ろくべえのお店は雲仙に向かう峠にある。他にも雲仙周辺に何店舗かあります。


島原の名物「具雑煮」。元祖某店にて。
丸いお餅がひとつ、ふたつ、五つ。アナゴ、鶏肉、かまぼこ、白菜と具沢山だけどこの下にはごぼうのささがきがたーっぷり。
化学調味料な後味が口の中に広がるのにだけは閉口。化学調味料無添加の具雑煮食堂があったら誰か教えてくださいよう。


「雲仙観光ホテル」という古くて素敵なムードの洋館に泊まりました。お肉抜きでできたら~と相談しておいたところ、出てきた朝食。
色とりどりのお野菜のソテーは本来は夜に使うもので、ベーコンやソーセージの代わりにたっぷりと盛りつけて持ってきてくださいました。


和食もこんな感じで量もほどよくて、親戚たち満足。


オフシーズンだからゆったりと大きなダイニングルームで朝ごはんを堪能しました。


忘れちゃいけない、「牡蠣焼き小屋」へ!!
長崎から有明海沿いに佐賀方面に上がる途中、高来(たかき)のあたりには牡蠣小屋が並ぶ。
干拓で埋め立てられて、元来養殖していた地元産が採れなくなってきて、沿岸の他の地域から持ってきたり、県北の佐世保産をもってきたり、と調達にも苦労するようになったみたい。
薪を焚いて、軍手をはめて、ふたが開いたのから頬張ると、頭の中が「ああ海のミルク~!」とうなります。
すだちをしぼったり、醤油を垂らしたり、もちろんそのままでも。
サザエだって3つ500円にて「ああサザエ~」とため息を漏らしてしまう至福の時。

オフシーズンの長崎南部を、ドライブしてみらんね。