Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

有里さんの音楽とマクロのお弁当

2006-11-27 | Cafe Topinambour
先日にもご紹介していた、アルクトゥルスさんで行われた、吉本有里さんのライブ後交流会に参加してきました、ベジなお弁当を携えて。
このお店のオーナーみち子さんとご主人、いろんなイベントを仕掛けていて、今回もそのひとつ。
カフェ&天然酵母パン工房と一言で片付けてはいけないような、とくべつな場のようです、どうやら。

夕方お弁当を届けにお店に伺うと、予定を延長してライブはまだ続いていました。
バイオリンの音色と彼女の声が私のなかに響いてきて、初めて聞くその音楽になんだかじんわり、意図せずいきなり染み入るパンチでした。

ライブの後の交流会というのは、つまりシェアリングをするということで、輪になって座って、一人一人が今の思いや気づいたことを順番に自由に話して、周りの人はじっと耳を傾ける、そして最後に手をつなぎあって、短い瞑想をする、というものでした。

実はとっても久しぶりのシェアリング。
ちょっと意識的に遠ざけてきたことだったのに、こうやって縁あって、そういうことになって、結果、気持ちよい~。
そっかー、無理に遠ざけることもない、トータルでいいんだ、トータルで。
鎧はどこかに、簡単に腑に落ちてしまったんです。
このからだかたちと、こころスピリット。
私の気持ちとみんなの気持ち。
自分といういのちと地球のいのち、森羅万象のいのち。
分けて考えようとする方が、本当は無理なことだから。
つなげなおしたい、ばらばらになったもの。

出会いの必然
出来事の必然
場の必然

それらを感じさせられることばかり、起きるんです。
いろんなご縁に助けてもらってるし、その度に大切なことを教えてもらっている。

あーこれって必然!って思うとき、一人の力じゃなくていろんな力がはたらいていると思うとき、湧き出てくるのは感謝の気持ちばかり。

でもって、私にできる感謝の表現、愛の表現としては、やっぱりごはんなわけでして。

名づけて、「シェアリング弁当」のメニューです。


里芋のふわふわ団子、青さと銀杏をしのばせて

かぼちゃのキッシュ風、ひえをベースに

丸牛蒡の野菜昆布巻き、自家製凍み豆腐の煮物

ヤーコンと人参の麦味噌炒め

4色の大根の浅漬け、シソの実をまぶして

北海道占冠産、紫花豆と白花豆の甘酢マリネ

玄米ごはん

3種のさつまいもとりんごのケーキ、スポンジとクランブルではさんで


マクロお弁当、というご指定を受けて、ミルク、クリーム、バター、卵などの動物性食品、またお砂糖は使わずにつくっています。

ありがとうございました。

クリスマスのごちそう お手頃情報!!

2006-11-24 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
12月9~12日の4日間にわたる、ヨシベジごはんの会「クリスマスのごちそうベジ・ターブル」は、
メニュー再検討の結果、参加費を大幅に下方修正、お手頃価格にてお楽しみいただけることになりました。
この機会にぜひお申込みくださいませ。
もちろん、フルコースメニュー、おうちクリスマスで活かせるレシピ付です。


5000円のコース

◇前菜
◇スープ
◇リゾットまたはパスタ
◇メインディッシュ
◇デザート
◇お茶

レシピのお持ち帰り
カップルでご参加の場合、お二人で9000円です。(レシピは1名様分のみ差し上げます)



7000円のコースもあります

◇アミューズ
◇前菜の盛り合わせ
◇スープ
◇リゾットまたはパスタ
◇メインディッシュ
◇デザート
◇小菓子
◇お茶

レシピのお持ち帰り
カップルでご参加の場合、お二人で13000円です。(レシピは1名様分のみ差し上げます)


写真は、内容とは関係ないフランス南西部の、とある小さな古い町の日曜市。
プリムラの花が、寒い寒い石畳のマルシェで、あったかくって。
そんな気持ちになれるノエルのお食事を用意してようと思っています。
(こじつけてるか)

ほっこりと里山なWSレポート

2006-11-24 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
ヨシベジワークショップ「ほっこり、ボリューム 里山の秋レシピ」は無事終了いたしました。

豊かな収穫野菜に翻弄されるままに、参加者の皆様には一緒に楽しんでいただきました。

いただいたコメントを抜粋にてご紹介!!



先日は、楽しいお料理教室に参加させていただきありがとうございました。
興味深いお話に、つい時間の経つのを忘れてしまいました。
長居してしまって申し訳有りませんでした。
ベジ料理の概念が変わるほど、自然な味わいに、大感激です。
玄米ごはんは、我が家の定番になりました。
圧力鍋で手軽に、しかも、噛むほどに味が膨らんで。何で今まで精米してたのか信じられません。 
(と言っても、お弁当は白米ですが。 (≧∇≦)
家族の中にも、それぞれ好みが有るので、少しずつ変化を楽しみながら色々なものにチャレンジしようと思います。(後略)(SOさま)
  


昨日、地元の野菜売りの中に、はやとうりを見つけました。
高キビも手に入ったので、きんぴらを作りました。
おさつがホクホクしていたので本当に美味しかったです。
また、サトイモのイガり君も素麺でやってみましたが好評でした。
サトイモの団子アレンジ版として平たくのばし、小判型にして
胡麻を上下につけて,揚げて、ポン酢で食べたら、さらに美味しかったです。
アツアツ揚げたてが、超うまでした。
白ワインにも良く合うお料理になりましたよ。
勿論、百合根の胡麻和えも作りました・・・・
砂糖ナシの和え物なのに、本当に香ばしくて美味しいですね。
そして玄米にお塩を入れると、玄米本来の甘さが更に強調されてうまみが増しますね。
我が家の美味しいレシピが増えて幸せです。
(後略)(SOさま)



よしさん、今日も楽しい時間をありがとうございました!
(中略)
帰りに実家に寄って、早速頂いたはやとうりを塩で揉んで、こぶ茶をふりかけて浅漬けを
作りました。
それと紅きらら(でしたっけ?)とはやとうりで、きんぴらを作りました。とっても美味し
かったですよ~。
(後略)(KYさま)

絵文字の拍手マークはうるさいかなあ。。。

朝に染み入る玄米リゾット

2006-11-21 | Weblog
朝ごはんはいつもの残りごはんで~。

我が母が送ってくれた皮が紅色の大根をいちょうに切って、夕べの残りの玄米ごはんと、そして春雨をじゃきじゃき切ったのと、合わせて水を入れてお鍋にかける。
やわらかい雑炊になったら豆乳とお塩と小松菜の切ったのを入れてもう一回軽く煮て、終わり。

食卓に運んで、おいしいお醤油か、おいしいオリーブオイルをかけて食べる。
夕べ多めにつくっておいたいろいろなきのこの白ワイン蒸しをトッピングにしてもうまかー。

海苔と梅干、醤油コンビもうまかとです。

そう、シンプルにつくっといて、食卓でめいめいがカスタマイズして食べるのが、お粥の楽しいところねえ。

春雨の、じゃきじゃき切ったのが、とろーりとやわらかくて、癒し系。

大根はもちろん冷蔵庫に今ある大根でどうぞ。辛味大根なんか、煮ると甘くてやわらかくておいしいし、カブなんかもいいですね。聖護院大根もそろそろ出回るか。

あったまって、お腹がとっても幸せそうでした。


お野菜の横顔 11月編

2006-11-21 | 季節の横顔・お野菜の横顔
長崎のファームで採れたお野菜たち。
大根は赤、白、緑、そして黒!
さつまいもはサニーレッドに紅きらら。
なんて贅沢なんだろー、この彩。なんていう美だろう!!

葉っぱもいろいろ届いたので、今日のワークショップでは春菊のゴマきなこ和えを変更して、ルッコラをふんだんに使ったゴマきなこ和えにして美味でした。

おとうさん、おかあさん、いつもありがとーーーう!!
いつまでも元気でおいしいお野菜とお漬物を分けてください、なんてったって、これが私の元気の供給源だからね!!
おとーさん、おかーさんの元気すなわち、私の元気ってことですな。
それも胃袋と直結の。。。

八ヶ岳で畑をやっている方には無事にヤーコンを分けていただいて、きんぴらに早速登場しました。

お野菜の豊かで多様な創造性には、もうただただひれ伏すしかないです。
大地の恵みと、そしてお百姓さんのみなさん、ほんとありがとー。


ほっこりと里山なWS進行中

2006-11-12 | ベジタリアン料理・タミパン・クッキングクラス
11月のヨシベジワークショップは、今週末こんなメニューで構成しています。

(風強いなか、足を運んでいただきましてありがとうございました。)


春菊とゆり根のごまきなこ和え

里芋団子のイガグリ衣

高きびが入ったはやとうりとさつまいものきんぴら、カレー風味

柿とりんごのクランブル

玄米ごはん


今回は、ウマイ&シンプルを両立、クイックメニューで構成したので、全部一緒にその場で作っていきます。
来週はお野菜によってメニューが若干変わる可能性もあります。
収穫が間に合えば、八ヶ岳で畑をやっている方からヤーコンを少し分けてもらって使いたいなって思っているところなんです。

21~23日のワークショップは引き続き、参加受付中です。
お申込み、お問い合わせをお待ちしてまーす。よし。



マクロお弁当と、雑穀特集と

2006-11-11 | Weblog
最近更新してないねと、友人に促されて気がついたら確かに今月はまだ何も書いてませんでしたね。
がっかりしていたお友達、訪問者のみなさま、ごめんなさい~。
(そんなときは昔のネタを読んでね)

今月の「里山レシピ」ワークショップは、収穫の恵みを活かすクイックメニューを中心に。
昨日、近くの農家さんではやとうりとさつまいも、そして銀杏をいただいてきました。
そこには立派なイチョウの木が3本ほどそびえ立っていて、敷地に近づくともうあの濃厚な銀杏の香りが漂っていました。
この辺りは農地が多く、かりん畑ではかりんがぼとぼと落ちたまんま、黄色い水玉模様の地面を作っていて、甘いクセのある匂いを発していて、売らんのかい??と思ってしまう。いらないならもらいたいんだけどなあ。
クイックメニューでいくので、今回は一緒につくるアイテム数も増やして行いましょうね。
(いつもはレシピの3品以外は試食&解説だけにしています)

11月26日は埼玉県ふじみ野にある天然酵母のカフェ&パン工房「Arcturus」(アルクトゥルス)さんで行われるライブセッションの交流会に、マクロビオティックお弁当をお届けします。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
吉本有里さん、どんな音楽かな、どんなお弁当にしようかな。

「現代農業」でおなじみ、農文協さんが発行する季刊誌「うかたま」12月5日発売号は雑穀特集なんです。
今回8ページにわたって、ごはん、おかず、スープ、おやつ、と雑穀を使ったレシピを紹介させていただきました。
どれも自慢したくなるおいしさで、yummy yummyな料理ばっかりだから、読むだけじゃなくて、ぜったい試してほしいんです。
あらためて、雑穀っておいしい、そしておもしろい!と思いました。
12月5日の発売をお楽しみに~!!

写真は、先週地蔵様のファミリーに連れて行ってもらった、勝沼でのりんご狩り風景。(当の地蔵様はその頃北極圏で鼻からツララを垂らしているはず・・・)
九州者にはみかん山のオレンジドット風景は見慣れている代わりに、りんごがなっている赤ドット風景というのは、もう桃源郷とかおとぎ話級の憧れの風景なんです。甘い香りがいっぱいです。ここの果樹園の手づくりこんにゃくのお刺身が特筆すべき美味さでした。
秋が、秋が満載ですなあ。