阿里山カフェのシェフよしの仕事は昨日で終わりました。
関係者の皆様、応援してくださった皆様、今まで大変お世話になりました。
夕べは会社のみんなでお疲れ様会を開いてくれて、とはいえ宴会料理を準備するのは送られる当事者とほほで、シェフの今年の最後の力を振り絞って、得意の大まかない&残り物料理大会になりました。それにしてもキッチンでは最後の最後まで怒鳴ったなあ!!
心温まる「出し物」や花束にほろり、一人一人とハグして、話して、みんなの気持ちとひとつになれた、これからもなっていきますように、と願う年の瀬の夕べでした。
阿里山カフェには2001年の立ち上げから関わっていただけに、愛着もひときわ強いお店でしたが、来年からは、今までとは違った形で阿里山カフェを応援していきますので、引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いしたいと思います。ほんとにみんなー、よろしくです。
私自身の2006年は、今一度私なりの料理と食の原点を見つめ、整理し、そして表現できる形にまで具体化していく作業の年になると考えています。
そのひとつとして、まずカンボジアに飛びます???
いえ、おそらく交通費セーブのため、バンコクに飛んで、陸路でぽこぽこカンボ入りすることになるでしょう。
あったかいカンボジアで、大好きなフランス語の勉強をしながら、よしベジ構想を寝る、もとい、練るわけなのです。もっちろん大好きカンボ料理をリサーチしながら。勉学のためには、ハンモックはどっかに吊るしておきたいものです。
3月下旬は
日本オーガニックガーデン協会(JOGA)にて、よしベジ料理や旅についてのトークを企画してくださっているので日本にいます。
春・夏は念願の「いい季節」のフランスに滞在予定。
農業大国、フランスの食文化をこの胃袋でしっかりと吸収してくる覚悟はできています。同時においしくて簡単日本ベジ食の魅力をフランスのお友達に伝授したいと思います。
カンボジア、フランス、二つの国からインスパイアされてどんな新しい料理のアイデアが生まれてくるか、皆様、乞うご期待でっせー。
そんなこんなで、2005年お疲れさま!(もうちょっとだけど)
2006年も新しい気持ちで、皆様の幸と創造性と、おいしいごはんをお祈りいたします。
写真は、クリスマススペシャル「ノエルプレート」の一品。
ゆり根と白いんげん豆のポタージュスープ、京人参とカブのプチデ。
自家製フォカッチャとプチパン。 撮影 富澤享