Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

5月1日花冠と舞とベジカフェ@秩父

2018-04-20 | Weblog
#Chichibu #Mukuge #wreath #Futanayoshihi #Vege #workshop #dance performance



ムクゲ自然公園のウェブサイトはこちら

探検植物作家 二名良日(ふたなよしひ)さんがつくる花輪
その花輪展とコラボレートした特別企画が、5月1日に開催されます。


5月1日(火) 特別企画 
🌷花冠ワークショップ 講師:妙花
10時半~12時半 参加費2000円

愛であふれたこの大地からの美しいおくりものが、私たちがひとつであることを教えてくれます。どなたでもお気軽にご参加ください。

🌸「花*ひかり*舞*ライブ」妙花 
5月1日(火)
15時~16時 参加費2000 円

手作りした花冠を身につけて、祝いましょう!唄いましょう!踊りましょう!
すべての人の心に美しい花が咲きますように🌸

☕️当日は、旅する植物料理研究家YOSHIによるベジランチやスイーツ、むくげカフェのドリンクもお楽しみいただけます。

二名さんのリース制作ワークショップも参加可能です。ご予約ください。
13時〜(2時間ほど) 大人3000円 、小学生以下1500円

******
申し込みは 0494ー62ー1688 ムクゲ自然公園まで。

ムクゲ自然公園のウェブサイトはこちら

二名良日さんのオフィシャルウェブサイトはこちら


ムクゲ自然公園へのアクセス:

電車でお越しの場合
西武線より
西武秩父駅下車。徒歩(約5分)にて秩父線・御花畑駅へ移動し乗車後、皆野駅で下車。駅より徒歩(約15~20分)でムクゲ自然公園へ到着。
秩父線より
熊谷駅から皆野駅で下車(約60分)。駅より徒歩(約15~20分)でムクゲ自然公園へ到着。

詳しくはこちらをご覧ください。

山の買いもの

2018-04-16 | Weblog
秩父便り

裏山の朝の散策で摘んできました



わらびん
こごみん
ゆきのした
ちょこっと木の芽



このあと家にビニール袋を取りに戻って、あらためてわらびをたくさん摘む
すっかり採取の目が育った丸さん
見つけるのが早い


裏の竹林にタケノコが生えると イノシシが毎晩やってくるらしい
我々人も掘りに行かなくちゃ

お花見ヨガ@浄福寺

2018-04-15 | Weblog


国産無農薬バスマティライス
新人参そぼろ
嫁菜(浄福寺の庭から)
わらび
桜の花
秩父の煎りエゴマ
大根と国産パプリカの甘酢マリネ

車麩のカツ SOYマヨタルタル
水村さんのおからで おからのウプマ(南インド風)
秩父のジャガイモサラダ

ひよこ豆と寄せ豆腐と春キャベツのクミン風味スープ

チアシードココナッツムース 苺と 浄福寺の八重桜を添えて







採取から始める至福

嫁菜(ヨメナ)も摘んで

草地荒れ地にエディブル(食べられるもの)を見つけるサバイバル能力は母親譲りです




いただきます、のあとひとつひとつ説明をさせていただきました
いっぱい喜んでいただいて みんなのエネルギーになって 嬉しいのと照れくさいのと。。。




あんまり素敵な笑顔なのでシェア

ヨガが終わった後、タケノコ掘りへ




リトリートも無事に終わって たけのこ掘りに出かける主催のヒロさんとご住職のツーショット


春爛漫、芽吹く自然とのコラボの1日
ナマステ



生ゴミを土に返す

2018-03-23 | Weblog
春。
着々と少しずつ断捨離を進めています。

食品の断捨離。

自分で食べる分は、表示されている期限よりも自分の嗅覚味覚を信頼する。
この断捨離中も、1年前に期限が切れたオーガニック豆缶で、美味しいチリビーントマトスープ、つくって食べてるし。

だけど、もう使わないだろうな、つくらないだろうなとわかっている、自分のなかで期限が切れているものを、ゴミにしたくないから、とそのままとってあるものがけっこうあるのです。
棚の奥のほうに。。。
研究材料に買っておいてそのまま、という悲しいものもある。

反省しながら、缶の中身を開け、未開封の袋を開け、ゴミに出す。
重いゴミ袋に不快を覚えながら。
焼却炉で燃料を使って燃えにくいもの(=水分)を燃やすのは、全然理にかなっていない。

だからといって、いまの自分の体にとってエネルギーに感じない食べ物をとっておくこと、そして無理して食べることは、もっと違うな、と思う。
なので、大地に返せない悲しみとともに、食品の断捨離敢行。

秩父の畑では、土に返したくても返せない、都市生活?から出た乾燥生ゴミを集めてきて、有機肥料にしたい。
小さな顔が見える規模で。


これは、シンプルで秀逸 ↓

REBRAN(リブラン) 生ゴミ処理機&乾燥機 エアドライ 容器2個セット RBIII
クリエーター情報なし
リブラン


ランニングコストが低く、キッチンに置いておいてかさばらない。
ゴミに出すときに、軽く乾燥していて、気持ちも軽い。
土に返すまでの期間、乾燥状態でおいておけば傷まないし、半乾燥にして米ぬかと混ぜてぼかしにしておく、という手もある。

ポタポタ汁が滴っているような野菜クズは入れないこと。
ぬか漬けをつくるように、ときどき愛情入れて、混ぜてあげると乾燥させやすい。

そう、みつろうエコラップやタミパンと同じく、愛情をかけられる台所道具なのです。

自治体の補助も要らない低価格。

コンポストができないキッチンには、強くおすすめです。

摂食障害のはなし

2018-02-23 | Weblog

昨年から時々書いてきた、私のネガティブネタの続きを。

マクロビオティック・穀物菜食に夢中になっていた頃のこと。
原因不明の湿疹に悩まされていたのが、マクロビオティックの食事を実践するうちに、明らかに変化していきました。この変化に希望が生まれ、私の新しい家庭にもこの食事法を取り入れていました。
からだにも地球にもやさしい、動物にもやさしい。第一、理にかなっている、マクロビオティックこそが理想の食事法だ!この嬉しい発見で私は正義感にあふれていましたから、そのままでいくと普通の食生活をしている周りの人たちとの調和はなかなかとれません。
当時はベジタリアンの食事ができる店の選択肢も圧倒的に少なかったし、普通の飲食店に行ってもなにも食べられるものがなく、次第に交際関係もマクロビの学び仲間に限られていきました。

こんな理想的な食事が、なぜ一般的でないんだろう、どうしてこの考えが世の中では受け入れられないのだろう。周りの無理解への歯痒さも感じていたと同時に、周りに納得してもらえるようなおいしいものを野菜や穀物だけでつくれない自分に対しても、疑心暗鬼になりました。
いつしか、頭の中が、食べもののことばっかりに、なっていました。
その間、上京、就職、結婚、そして離婚、というめまぐるしい環境変化のなか、バランスをくずした私は、ノイローゼになっていました。

自分が良しと思う穀物菜食をつくって食べたのに、夜遅くにコンビニエンスストアに行って、パンを買い込むということが何度となく起きました。食パン1袋だって平らげられます。過食と嘔吐、そして絶食を繰り返しました。苦しいのにさらに胃のなかに詰め込みながら、涙が止まりません。
「摂食障害」という病がある、と知ったのは、自分のこの脅迫的で異常な詰め込み行為がなにかおかしい、なんなんだろう、と疑問に思ってからです。
マクロビオティックの考えは正しいのに素直に実践できずに、健康回復どころか摂食障害になってしまうのは私の人間的な弱さだと思っていました。

カウンセリングやいろいろな療法を試してみても、ノイローゼと摂食障害の出口は全く見つかりませんでした。自分がどうしたいのか、どうしてこんな自傷行為をするのかも、まったく、わからないのです。答えを求めて、前世まで辿ろうとしたこともあります。

語りたくない体験談です。ですが、あえて語ってみるとすこし自分のなかに、軽さが出てきます。
時々、あのときの私と似た表情をした人を見かけます。
周りの理解が得られずに苦しんでいるのか、自己矛盾に苦しんでいるのか、あるいは、私みたいに自分の感情さえもわからなくなっているのか・・・。
私のトホホ体験は、せめてだれかの反面教師になってくれますように。悪循環にはまっている人が、肩の力が抜けて楽になりますように。

その後、摂食障害をどうしたのか。
私はその状態を、ただ受け入れてみようと思いました。

ヘルシーなご飯が食べたいと思えば食べ、ジャンクフードを食べまくりたいのだ、と意欲が湧いたら、「わかった!」と言って気が済むまで自分に過食させてあげる。苦しいから絶食する、と心が叫んだら絶食させてあげる。お肉が食べたいのかな?と思ったら思い切って食べました。差し入れのお料理も、マクロビ推奨的なものではなくても、おいしそうと気持ちのどこかが動いたら、気にせずいただくようにしました。

自分に課していた食のタブーを、ひとまず全部外しました。
マクロビオティックこそが理想の食事だ、という決めごとも、自分のアタマから外しました。

依然として過食・絶食の繰り返しです。
ですが、私の心・からだの知らないところに、切実な叫びがあって、危険を顧みず私に何かを訴えてようとしているのは確か。そのわかっている部分だけでもいいから、要求は、ちゃんと聞いてやろう、と決めたところだけが変わったところです。過食してしまう自分を、否定しない。

たくさん食べたいと思ったらたくさん食べ、そんだけ食べりゃあ気持ち悪いよね、と自分に笑って寄り添ってあげているうちに、いつしか、それは単なる食べ過ぎになり、脅迫観念と切り離され、病的行為ではなくなっていました。
過食欲求は、気がついたら治まっていました。ノイローゼも、いつしか自然消滅していきました。

私は、私自身に対し、そして周りの人たちに対しても、ひとつの食事法・健康法が完璧だと思い込むことの危うさを、身をもって体験しました。
自分のことを自由にしてあげてはじめて、相手や周りのことも自由にしてあげられる、ということも。

私は今、五感が美味しいと思うベジ料理をつくって、食べてもらっている。
おいしいって思ってもらえたらいい、からだの中に染みわたって、エネルギーになってくれたらいい。それが野菜料理で健康料理だということを意識してもらわなくてもいい。そして、お肉が欲しいと思うならそれを美味しく食べてほしい。アタマで食べるのじゃなくて、カラダで食べてほしい、そう思います。

もしも、きよらかでバラ色のベジタリアン生活やマクロビオティック生活を取り入れたはずなのに、真剣になるあまり、人間関係がぎくしゃくしたり、心身のバランスを崩して悩んでいる人がいたら、こんなふうに自分に語りかけてほしいのです。

食は私の人生の主役ではない。
主役は自由意思をもった生身の私。
テキストブックや学校の先生は、愛であり道しるべではあるけれど、私の保証人でもなければ、道そのものでもない。
本当に耳を傾けるのは、私のこころとからだの内側から聞こえてくる声。
今日の私の声と、明日の私の声は違っているかもしれない。
でもそれを信じてあげる。
そのままの自分を受け入れてあげる。
私が、私のからだの一番の理解者であり、主人だから。

子どもの頃から完全菜食でスタミナに満ち溢れている人もいますし、お肉大好きで病気知らずで長生きする人だって知っています。食事法には、すべての人にとって万能な「絶対」はないのだと思います。

体が欲しがっているのは栄養だけではない。
食べることは人間にとって一番の快楽だから、喜びをもつことも必要。が、そして、人と人のつながりも感じたい。ホリスティックなもので人のからだはできている。当たり前だけど、食のあり方にフォーカスしすぎて、別の大切なことを見えなくしてしまうこともあり得るのだということです。健康のためには、大らかさも大事です。

スナックや菓子パン、ジャンクフード、いのちを取り除いた加工食品が、スーパーやコンビニの棚に溢れかえっています。今の日本の食の縮図。メタボになるよ、と言われるようなものこそ、食べたくなってしまったり。
摂食障害(とくに過食)も含め、健康とは真逆の摂食行為は、人類の飢餓の記憶が、ハイカロリーなものに気持ちを駆り立てているだけではなさそうです。
もっと深いところのメッセージ、リクエストが、傷だらけの体から、または出血した魂からきているのかもしれません。

***
この文章のもとになるものがあって、それを書いたのは数年前のことです。

心理学を学ぶうちに、摂食障害、という現象は自分の行為を受け入れることで収まったけれど、真に受け止めきれていない体や魂からのメッセージが、違う形でまた立ち現れるということに、今は気づいています。
マクロビオティックへの強いこだわりとそこから始まった摂食障害は、現象のひとつ。マクロビをやったからバランスを崩したのとは違います。(マクロビにこだわりすぎると難しいことあるな、とは思います)

自分らしさに気づく旅の、プレゼントです。痛いけれど(笑)。


気が向いたら、また続きを書いてみようと思います。

よかったら感想など、聞かせてください。

2月12・14日WS Vegan GOBOショコラ

2018-01-23 | Weblog


Vegan Chocolate BURDOCK Cranberry Brownie


カフェトピナンブール時代につくっていたケーキ。
カフェ仕様から、材料の配合をすっきりシンプルにさせて、ブラウニーにしました。
シンプル配合にして むしろいい。

しっとり ほろっと
甘さは抑えて大人のテイストに

ごぼうとクランベリーのジャムが入っています。

ごぼうのもつ土臭と魅惑的な暗黒の素カカオが合わさると
地に足ついて大地に向かうのか
それともふわり天に向かうのか


あれは週末カフェ「樫の木食堂」の頃
オーナーMihoさんにごぼう×カカオのレシピを渡されてつくってみて、と言われたとき
その組み合わせに半信半疑でしばらく遠巻きに眺めていた
数年後にVeganバージョンにして作って食べてみて その相性が腑に落ちた
(もちろんオリジナルレシピのバター・卵配合の相性もいいにきまってる)

同じ色や
同じ質・特徴をもつものは
なんだか 相性がいいものだな

同じ声質している友人二人
西と東にいて
私だけが二人を知るのだけど
性格もやたら似てる

というのと同じかな


ワークショップは、バレンタインプレゼント(とゆーより一緒に食べてほしい)にもなるように、そのままお持ち帰りできるシリーズで行います。
詳細は追ってアップします。

まずはお知らせまで!

2月24日WS 色彩と戯れイノチを満たす

2018-01-21 | Weblog


春の風を感じる頃…🌼

色彩と戯れ…

春を味わい…

細胞を癒す………✨✨✨

女神たちと共に、
アートな悦びで五感を満たす✨

スペシャルな会を企画しちゃいました…✨✨✨

✳︎色彩の女神は
「イーリス フィーリング アート」
小川 真澄💛

✳︎春味で満たす女神は
「トピナンプールベジ料理人」
今里 佳子💚

✳︎細胞を癒すテルミー女神は
「虹びより」🌈
宮川 愛里紗💜

⭐︎イーリスフィーリングアートを描いてみるワークショップは小川真澄さんにティーチャーしていただき、ご自分のフィーリングアートを1枚作成😊

描かずに色たちと戯れていくうちに、嬉しくなって、意図の及ばない次元からやってくる絵は、まさに内在神からいただく賜物のよう🌈



⭐︎ご存知、味わいと色彩と五感で満たす料理の魔術師は今里佳子、ヨシさんにお任せです。
目からも鼻からも耳からも満たされてお腹も喜ぶね🌈

⭐︎描いて満たされ、食べて満たされ、要らない緊張を解きほぐすひとときを薬草療法のイトオテルミーで🌈

✳︎思い立ったが吉日に、めでたい企画が生まれました〜〜。ご一緒に女神の宴を満喫しましょう(笑)😊

🌟参加費 5000喜

持ち物 ワクワクなお気持ちのみ。


詳細および参加お申し込みは:
2月24日WS 「色彩と戯れイノチを満たす」 FBページ

または

Salon de Topinambour(サロンドトピナンブール)YOSHI宛
メール(ワークショップ専用) yoshiveggieworkshop★yahoo.co.jp  ★マークを@に変更してください

癒しと再生そして統合のはじまり

2018-01-04 | Weblog


2018年1月1日初日の出 サロンドトピナンブールより

YOSHI VEGGIE MANDALA ヨシベジ曼荼羅をビジュアル化したい、という思いがありました。
それはマクロビからベジ料理へと自分の料理観枠を広げた頃に出てきた思いで、パーマカルチャー、未来食、典座教訓、マクロビオティックから大きく影響を受けたものです。
先日資料断捨離の際に、それらのブレーンストーミングのメモ書きやらがたくさん出てきました。
食の多様性とその調和を俯瞰できて、自由におおらかに料理を楽しめるような、そんな料理法の図を。
大袈裟なものでもなく、少しばかりユニークで、古今東西伝えられ実践されてきたことをわかりやすく。

先日行った南方熊楠展は、とても刺激的でした。
南方曼荼羅とも呼ばれる、森羅万象を描いた?それはさっぱりわかりませんでしたが、実物のスケッチやキノコの標本や、アイデアの整理法(整理になってるのか疑問・・・)など、彼の軌跡をたどるのは、ひっくり返したおもちゃ箱の中にいるよう、ワクワクしっぱなしの展示会でした。

南方熊楠生誕150周年記念企画展
南方熊楠-100年早かった智の人-


知の巨人熊楠に刺激を受けたから、ヨシベジ曼荼羅づくりにも弾みがつく、かな。


自身のことも、深く掘り下げる日々です。

子どもを生きればおとなになれる―「インナーアダルト」の育て方
クリエーター情報なし
アスク・ヒューマン・ケア


ポジティブ思考を言い聞かせているのにどうしてもブレークスルーできないような生きづらさを感じているとしたら。。。

私自身がずっとそんな違和感のまま生きていました。ときにはそのことさえ、認めないように見ないようにとしながら。
そうしていると、自律神経失調症やらなにやら、手を替え品を替えメッセージが来るわけです。

これは、アダルトチャイルド(AC)がインナーアダルトを育てていく、再生の本です。
私の場合は抑え込んでいた痛みがリアルに蘇ってきました、この本を手に取ろうと思った人ならさらりとは読めない本かもしれません。場合によっては、専門家のサポートのもとでワークに取り組むのがよいかもしれません。

ポジティブ思考の強要は、夜の深みを感じている人にはそのままではかえってイタイことがあります(私感)。
夜が終わったあとの朝の光が美しくあれるために、ときどきポジティブ思考をひと休みして、夜のことをよく理解してあげることも大切なのではないかな。この本はそのガイド役として。

前の記事にも書いた、自分自身の体と心がメッセージをくれているテーマと、私の専門関心分野との因果関係が深くて、前に進もうにも進めないで足踏みばかりしているときもあります。
料理家なのに、自分の食のこととなると、かつて摂食障害を経験し、今もときどき食事不安・食事恐怖がやってくるのですから!
食にまつわる光と影
料理というギフト
癒しの扉
カミングアウトが続きますが、その話はまた別の機会に。。。

ヨシベジ曼荼羅には、調理法・食文化の項目のほかに、「食」が含むセラピー・癒し・心理学の項目が備わったら、まんまるに整うような気がします。
まだそのへんが未消化でうわついたまま。
私自身の実体験的作業が深まっていったときが楽しみです。




空を仰ぎ 柚子を睨む

秩父にて
野生の柚子は生い茂って棘が硬く大きく、実を収穫するのにひと苦労
といっても、こちらは大家さんが採ってくれるのをキャッチする役目
たっぷりといただいたのでお菓子用の柚子ピールと、鍋用の柚子ポン酢に加工予定


皆々様にとって佳き1年となりますように。

2017年もお世話になりました!

2017-12-31 | Weblog


今年も、年末年始のオードブルで締めくくりました。

年の瀬にご遠方からもお越しくださって、ありがとうございました。

今回は同業の強力助っ人サポーターのお二人に恵まれ、最後の盛り込みも華麗に仕上がりました。まるでよしも余裕の笑顔です。

容器を小さいサイズに変えたつもりが、ほとんど変わっていないですよね。。。

お楽しみいただければ嬉しいです。





この一年のご縁とご愛顧に、心からありがとうございます。

心豊かに幸せに満ちた2018年になりますように。




葉山の海辺で

2017-12-23 | Weblog


不在中のオーナー(昔の私のボス)に代わって、老犬ワンネスと過ごした葉山の1週間でした。

波打ち際に座り込んでなにをするでもなく海をみてじっと佇むワンネス。
いつまでもそうしているから、最後には重いお尻を持ち上げて連れて帰る。

部屋のなかではヨタヨタしているのに、浜に来ると俄然足取りが軽くなる。
童心に戻っている。海が大好きなこともひしひし、伝わる。



私もワンネスみたいに海を欲する。山か海かと言われたら、海!と言う。
野山も同じくらい欲しているけれど、憧憬の点では海の訴求力は強すぎる。

ひとときの海との時間を、いっぱい自分のなかに浸らせて、染み込ませておきたい、と頭が喋る。
どうしたらこの冬の海と私を同化できるかな。
美しいものを前にしても、アタマのほうが常にうるさい。

ワンネスはそういうことは考えないんだろうな。
そう考えながら、ただそこにいるワンネスを見る。

ああ、ただそれでいいんだよね。

アタマが忙しかろうがヒマだろうが、海は水平線はここにあり、私は海の傍にいる。
意識するもしないも、関係ない。
ワンネスもここにいて、私もここにいる。

-Oneness-はいつでも起こっている。


朗読サプリ セアロ108の言葉
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


葉山滞在中、SHIORIさんの朗読サプリ「セアロ108の言葉」、この2枚のCDを何回転していただろう!
車の中でも、家の中でもそれぞれの作業をしながら丸さんと二人でずっと 流していた。

ふとSHIORIさんの声が聞きたくなって取り寄せたのだけど、彼女の声を通してやってくるミャンマー上座部仏教の日本人僧侶、ガユーナ・セアロ師の言葉が響く。
自愛(自分を愛すること)・自分のために生きること、の大切さについて説いている。(私の主観的印象だけど)

再生ボタンをまた押しては、どんだけ必要なの?とお互いに苦笑いしてる。
聞きながらも、仕事と創作がはかどる。

サプリの名の通り、流して、じわじわと染み込ませたい言葉たち。

うまく生きられていない、と自分にマルをつけることができていなくても。
自分を責めることで手一杯で、そのままの自分を愛することができていなくても。
それは心の現象であって、いのちの実体ではなく。

海と同じように、すでにそこにあるもの、そこにある愛のことを、セアロの言葉が優しく強く語りかけてくる。


この朗読サプリを紹介したい人が、あれこれ脳裏に浮かぶ。

私や丸さんみたいに不器用で、愛ある、愛する人たち。




海と空。
海の青。
次は、物理的に海と同化したいからSUPだなー、SUP!!

ある日のディナー メニュー覚書

2017-12-08 | Weblog



ある日のディナー メニュー覚書
アイルランドのお話と


地元野菜のグリーンサラダ 人参ドレッシング

切り干し大根と芋がらのTOFUミレットクリームキッシュ

きのことトマトのタミパンスパニッシュオムレツ

さっぱりポテトサラダ

たたきごぼうの青海苔フリット

ミニ高きびベジバーガー

黒キャベツが入った玄米豆乳リゾット

赤カブのマリネ

いちごのカスタードがけ







12月31日ALL VEGGIE!年末年始オードブルの会

2017-11-21 | Weblog
ALL VEGGIE! 年末年始オードブルの会

今年の大晦日もご用意させていただくことにいたしました!
体力の問題からずっと迷っていたのですが、やっぱり1年の締めくくりに作りたいよね!と二人の意見が一致したのがつい最近。

お料理真剣勝負。
容器に詰められた、自然の恵みの結晶。
1年の締めくくりの日に、忙しいなかサロンまで来てくださる方々とのごあいさつ。

この喜びは、たまらないのです。

今年は種類は15種ほどで変わらずですが、昨年の2〜4名様分サイズではなく、1〜2名様分のサイズに作りますので、よりお気軽に楽しんでいただけるのでは。
ご家族多ければ2台ご注文いただくのももちろんおすすめです。

ベジ料理研究家YOSHIと鉄板焼き料理人丸助の料理人ユニット「まるでよし」が心を込めてつくります。

おせち料理と一緒に並べても差し支えないような、多国籍オリジナルベジ料理です。
植物性材料のみでつくります。


日時 12月31日 大晦日 お渡し時間13時〜18時

会費 5000円

国分寺サロンドトピナンブールまで取りに来ていただける方に。
温かいお茶を用意してお待ちしています。
今年は近隣へのお届けはできませんので、よろしくお願いいたします。

できましたら風呂敷などお持ち帰りの袋をご用意ください。
ワンウェイ容器でご用意しますので、お時間に余裕のある方は、ご持参のお重などに詰めていただいても結構です。

お渡し場所
Salon de Topinambour サロンドトピナンブール
JR国立駅北口よりバス10分
行き方案内はお申し込み後個別にお送りいたします。

お申込み・お支払い方法 
★★★★件名に「年末年始のオードブル」と明記の上、ご連絡ください。★★★★
Salon de TOPINAMBOUR(サロンドトピナンブール)YOSHI宛
ワークショップ専用メールアドレス yoshiveggieworkshop@yahoo.co.jp  

お振込口座番号 
ゆうちょ銀行 店名768(ナナロクハチ)普通 0631711 イマザトヨシコ

*お申し込みはご連絡→お振込確認後、確定となります。
*28日以降のキャンセルは半額・30日以降のキャンセルは全額のキャンセル料を申し受けます。


*写真はカフェトピナンブール時代につくった年末年始のオードブル。イメージ写真です。
今年はこちらよりも小さめのサイズになります!
Photo par S. Tomizawa

弱いということ

2017-11-15 | Weblog
今更だけど、わたしは体があまり丈夫でない。それがかなりのポンコツ仕様。
そのことについて書いてみます。

元気でいつも笑顔のヨシさん、のイメージもあるし、自然食を提案しているわたしがポンコツっていうのは、どうにも格好悪い。
夢を分かち合いたいのにね。夢を壊したくないのにね。
だから当然、ブログにはいいことしか書かないよね。
「リア充」って言葉、あったね。リア充だけ、シェア。あとは、過去のポンコツネタなら笑い話で書いてみたりね。

どういうふうにポンコツかというと、まあいろいろあるのだけど、一番困るのは急に電池が切れること。
古い携帯電話のバッテリーみたいに、ウルトラマンのランプみたいに。
あ、ちょっとおかしいと気づいたときにはもう手遅れで、そのあとザーッと意識が頭の中から足の下に落ちていく感じで、体も心も動かせなくなってしまう。
急に笑顔もできなくなり、会話ができなくなる。
首肩ががちがちになり、パニック発作で呼吸が苦しくなることも。
ついさっきまで、普通に元気モードで動いたり、話したりしていたのに。
いったんその「落ち」がくると、数日何も手につけることができず、楽しみにしていた計画がパアになってしまうことも度々。
予期できない不調が怖くて、約束を入れられない。

自律神経失調症を患って店を閉じてから、できる範囲でスローライフに切り替え、規則正しい生活を心がけて、数年前に比べると、持久力も回復してきた。
自然からもらう力も大きい。それから、かけがえない相方や仲間の存在、これはほんとうにかけがえのない力。

今、元気なときは、とっても元気。
その分、体調が悪くなったときの落差が激しいから、なかなか自分の現実が受け入れづらい。

実のところ、子供の頃や思春期に離人症状(現実感がわからなくなる、意識が遠のく)や不安障害が出て以来、これまで生きてきて、いろんな心身の不調を経験してきている。
妹の不治の病に対峙していた中高生のとき、そして彼女を天に送った後も、相当混乱していたのだろうな、いろんな身体症状が出ていた。それも全部数値検査ではひっかからないやつ。
そして、この年代になっても、日常生活ができなくなるほどの自律神経失調症を呼び、電池切れを起こしてしまうのは、もういいかげん不調込み込みのわたしのからだという現実を受け入れて、というメッセージだ、と思って、ここでペン?にまかせて書いてみることに。

ポンコツ宣言しといたほうが、私が関わる人たちにかえって余計な誤解や心配や迷惑をかけないで済むのかな、と思ったり。

それから、人知れず悩んでいる人がいたら、「なんだ、ヨシさんもか〜」なんて逆に励みになったらいいなーっていう思いも、ある。大いにある。

これは発信者としてずっと気になっていたこと。リア充なことだけ発信することの違和感がずっとあって、ネガティブなことってあっちゃいけないわけじゃないし。ないふりするのもおかしいなって。
陰と陽。光と暗闇。拡張と収縮。
誰しも、いいときばっかりじゃないからね。

いつも元気なヨシさんでありたいプライドがあるから、ありのままの私を見せるって、勇気が要ることなんだけど。
それで失うお客さんやお付き合いもあるかもしれないな。

でも私自身は、どうにもこうにもならない今の現実起点から、むしろどんなことが始まるかな、できるかな、という気持ち。
植物性素材だけで、どんな美味しさが引き出されるかな、どんなおもしろいレシピができるかな?っていうのに似ている。

逆説的に、私の弱さにはこんないいことがある。

体が弱いからこそ、自然食に出会い、それが天職になった。
からだが弱いからこそ、人生のいろんなステージにある人と共感し合える。
からだがダウンするからこそ、大病をしないようにからだを休めることができる。
健康のありがたさや、そのきらめきがよくわかるし、ミニマリストの幸せをめいっぱい味わえる。
こんなわたしだからこそできることが、わかちあえる資産がいっぱいある。

元気な時はそれを楽しみます。ローギアのときはそれなりにできることを。
チャージがうまくできなくて電池がなくなってしまったときは、充電できるまで休みます。
迷惑をかけてしまうこともあるかもしれないけれど、できるだけそうならないように調整に努めます。
ありがとう。
ちゃんちゃん。