Yoshi Veggie & Salon de Topinambour

自然な暮らしとナチュラルフード、地球の多様な食文化を愛する、旅する植物料理研究家YOSHIのつれづれ

Vege a Table CAFE TOPINAMBOUR→Salon de TOPINAMBOUR→秩父へ旅は続く

旅する植物料理研究家YOSHIは、食文化と風土の多様性を愛し、ベジタブルを愛し、そのきらめきとときめきを料理に、レシピに、食卓へとつなげていきます。

2018年春、国立→秩父へ拠点移動中 タミパン&料理ワークショップ・料理制作等々、プライベートグループへの出張も随時行っています。 お問い合わせください。

ヴィクトリービーチ、カンボジア

2006-05-31 | Asia&Cambodia
あのビーチへ戻ろうか
町の誰もが私の孤独を見透かしているあの広い道を
歩こうか

スコールと雨雲にやられ
メコンの延長のように濁る海の色
話しかけてくるのはフルーツ売りの少女ガリ
雨季にはお客も来ないから商売あがったり
学校へ行くお金もままならない

乾季がきて
再び客が戻ってきて
彼女の頭上の平篭が
ドラゴンフルーツやパイナップルやバナナで重くなり
日暮れにはタイランド製のフルーツナイフと
空っぽの平篭だけになっていることを願うのだ

yoshi

※ 写真は2006年2月カンボジア南部シアヌークビル、セレンディピティビーチで。
ビーチ沿いの壁に屋外ギャラリーが設けられ、その前で地元の子どもたちが油絵を描いて、ビーチ客に懸命に売り込む。
1枚3ドル~。売れたら一部は絵の具など材料費としてこの支援団体に入り、一部は小さな画家に支払われ、家計や学費の足しとなる。子どもたちは一日中ビーチにいて、アクセサリーやフルーツ、手長海老のフライなどを売り歩いている。スカベンジャー(ごみの収集)の子どももいる。そんな一人、ヴァンから買った「アンコールワット」という作品は、シンボリックな描写で、渋めの色使い、ヴァンの深くてきらきらしている瞳をいつも思い出させる。「今からお好みの絵を描くから絶対買って」と強引だった美人のスレイラックは、お調子者らしいなんとも大雑把な絵を描いてくれた。
ビーチのピークシーズンには、他の地域からも子どもたちが出稼ぎにやってくる。この時期ビーチでの盗難は日常茶飯となる。また、人身売買、子どもの買春、ストリートチルドレン、薬物依存も深刻な町だ。

花盛りの長崎だった

2006-05-27 | 季節の横顔・お野菜の横顔


「長崎は今日も雨だったー」

歌にもありますが、全国的に雨多しのここんとこでしたね。
我が母が日焼けで真っ黒になりながら手入れしているガーデンは、バラが満開。
折しも、「国際バラとガーデニングショー」が開催中ですが、「一度行ってみたい」そう言う我が母は我が庭の手入れに追われ続けてさらに小麦色の肌、優雅なのはガーデンと見物オンリーの私の立場。
でもせっかくこんな満開の季節に帰ってこれたんだから、優雅に見物しなくちゃ損、ってもんです。
一応娘として、咲きガラの摘み取りを手伝おうか、と声かけてみたものの、簡単じゃあないのよと、あっさり断られたので、写真でも撮るか、ってことで。



育てているバラの品種名は大体そらんじてる我が母。
説明されても、名前、覚えられませんー。(この写真はほんとは縦向きです)

ガーデンはほんとにバラ、バラ、してるのですけど、雨に打たれてちょっとしんなりなので少しにしておいて、バラと一緒に咲き乱れている季節の花をたくさん撮りました。
この混植の感じが、メルヘンっぽいんで大好きなんです。



咲き乱れてますが、花ガラを摘んであげると、また綺麗に咲くそうです。



レースのような花びらでかわいくないですかー。



元気いっぱいのカモミールは、一部引っこ抜かれてコンポスト行き。
まだアブラムシもついていないので、花だけ摘んで、乾燥させて、ハーブティにします。



ハーブのボリジの紫色がなんともいえませんの。
我が母はこういうの育ててるんですけど、もっぱら見るだけ、和食ばっかりだから使いませんの。



エゴの木だったっけ?
山の畑の、雨で落ちていた花びら。
静かに、存在感を漂わせていたんです。

豆豆パーティ 報告

2006-05-17 | Weblog
フェアトレードデイに連動して行われた、長崎のフェアトレードショップ「パオ」さんでの豆豆パーティ。
参加者のみなさま、収穫はありましたか?
雨もいっとき止んでくれて、西海町の景色もみずみずしくきれいでしたね。

つくって食べておいしいお豆だけど、お豆から
見えてくる環境・食料の問題もあり、
お豆とはくれぐれもいい関係を続けていきたいと、私自身も再認識した会でした。

当日のメニューはこんな感じでした。

揚げ大豆 3種の味

豆豆マリネ、ローストオニオンとディルの風味

いろいろなグリーンのサラダ、西海トマト添え

うずら豆のチリコンカン、ルッコラ添え

新ジャガと赤レンズ豆のサラダ、スナップエンドウ

ヒヨコマメと春キャベツと合鴨のシチュー、カレーの風味

玄米ご飯

黒豆茶とフレッシュミントティ


普段は料理にお肉を使いませんが、今回は岩永農園からベーコンを、地元大石さんのたっぷり露地野菜とともにお米作りに活躍してくれた合鴨のお肉を分けていただいたので、使ってみました。仕込み量からしたら、ほんの少量だったのに、ずいぶん濃いだしが出てくれました。
スナップエンドウは主催者パオさんの目の前に広がるガーデンから収穫。
森田さんと二人して夜中まで仕込み、相変わらずのノリですが体力はついてこないものですね。

地元でとれる野菜やお豆を食べる!!
これはフェアトレードの原点ではないだろうか。
食べ物でその場に集った皆さんがつながったような、いい一日でした。

今回用意した料理のいくつかは去年のオレンジページで紹介したもの。
まだ在庫があるみたい、ネットで注文もできるようになっています。

心地いい暮らしがしたい

オレンジページ

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