自分の周りの空を写します
北東気流の街に生まれて
ブルース・スプリングスティーン・コンサート観戦ワシントンDCへの旅 その5 職業格差
キング牧師が立った場所に彫られた言葉です。
最近彫られたと案内してくれた現地日本人ガイドさんが教えてくれました。
僕達はその事よりもこの場所は
オバマ大統領の就任セレモニーが開かれた会場であり、
そこでブルース・スプリングスティーンが演奏した場所だという事の方が強くて、
ああここにブルース・スプリングスティーンが立ち演奏したのだと思い、
感慨深く感じました。
僕達がワシントンDC、ダラス国際空港に着いてから機内から出ると、
大きいカートと伴に黒人男性が4,5人が客を待っていました。
おそらく機内からの客の荷物運びをするのだと思いました。
入国審査の案内はヒスパニック系らしい男性が案内していました。
そして空港に着いてから初めて見た白人は入国審査の係員でした。
また僕達が最初に乗ったタクシーのドライバーはインドの人で、
その後ろのタクシードライバーは黒人でした。
その後、僕達がタクシーに乗った3回は全て黒人でした。
途中タクシー車内から見た道路工事の作業員も黒人、ヒスパニック系と黒人の人でした。
それでもホテルのカウンターには3人伴に白人がさっぱりした身だしなみで立っていました。
でも翌朝、ホテル掃除の作業員は黒人でした。
あくまで僕が見た事で僕が感じたのは、間違っているかもしれませんが、
明らかに人種によって就いている職業が分けられている。
それぞれの職業にふさわしい人種が決まっているのではと感じました。
またワシントンDCには中心部はスーツ姿の白人がほとんどでしたが、
街中は黒人の人が多いと感じました。
3年半前に行ったボストンに比べると。
そう思うと街にもそれぞれふさわしい人種が決まっているのかなとさえ思いました。
市内観光を案内して下さった現地のガイドさんに、
仕事によって働いている人種が違うように感じたと話したら、
結局、アメリカは訴訟国家。
的確な英語が話せないと裁判で負けてしまい、
会社に損害を及ぼすことになる。
だからしっかりした英語が話せない人は会社の上の役職には就けないのだと話してくれました。
言葉が出来ないことが職業選択を狭めて、
それが職業格差につながっているのかなと僕は思いました。
リンカーン・メモリアルのキング牧師の言葉。
全ての人が平等な生活、仕事に就く機会を保証されるべきだ。
この理想、そして大きな夢はまだアメリカでかなえられていないのだなと僕は感じました。
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