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大江健三郎「個人的な体験」の感想

知り合った人が書いていたの読んでみました。
大江健三郎「個人的な体験」
昭和39年発表ということで、文章中には差別的と現在なら言われそうな表現もあったけれどそれも含めて何か不思議な魅力を持った小説でした。
読み始めた時は文章にいろいろな言葉が入れられていて読み進めるのが大変だったけれど、
何か僕の好きなミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンの初期の作品のような濃さを感じました。
自分の子供が奇形児として生まれた。その父親の話なのだけれど、
何かその大変な出来事を通して、人の小ささ酷さも現わされていたように思います。
ドロドロとした内容で父親バードは女性の部屋に逃げ隠れた、そして性行為に入り浸る。
僕も読んでいてドロドロになったけれど最後には何か希望を持った。
バードは女性と部屋でドロドロしている中で救われたのかな。
僕も逃げ続けた人生だけど踏みとどまる所も出て来ると思う。
そんなことを考えました。
まあ逃げるのも大切ですが。
何かわからないけれど僕は温かくなりました。
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ブルース・スプリングスティーン・ファンミーティングに参加

ブルース・スプリングスティーンのファンミーティングに参加しました。
今回は女性陣のブロードウェイ参戦記を中心に歓談してライブもあり僕も楽しみました。
僕もつないだブルース来日招聘運動がいよいよブルースに届いたのがうれしかったです。
それにしても女性陣はたのもしいなと思いました。
僕もその運動の一員に加われたのがうれしいです。
みなさんそれぞれ話をされた中で、
ブロードウェイの体験を仕事に活かしている。
長生きして良かった。
と僕と同じ世代、同じファンならではの想いに僕も見習おうと思いました。
僕にも気を使ってくださり僕の居場所も感じられてありがたかったです。
BRUCE COME TO JAPAN !
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