手を動かすより口を動かせ

母はがんの痛みでつらそう。今日はデイサービスの日。
しょんぼりしている母に僕がべてるの家での名言を話した。
「手を動かすより口を動かせ」
おしゃべりしてきなと言ったら母がニコッと笑った。
お母さんも楽しんでくればいいなと思いました。

NHKスペシャル 12月11日161211 自閉症の君が教えてくれたこと 感想

フェイスブックのお友達に紹介してもらい、観ました。
彼は自閉症。僕は統合失調症。違うところも同じところもあると思う。
その中で僕の命題「病気になってよかったか？」がテーマとして出て来た。
それはもちろん僕は結婚も出来ず当たり前の生活も出来ていない。でも番組中にナオキ君にかけられた言葉、結構幸せそう。そんなもんだと僕は思う。
強がり、言い訳かもしれない。でも僕も結構幸せだと感じる時もあった。
僕が好きなロック・ミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンのライブを観たい、観たいと言い続けて今までに５回アメリカに行って観て来た。しっかりした仕事に就いていないから出来たことだけど、それだけでない僕のこだわりがそうさせてくれたのかなと思う。僕が気象予報士試験に１４回目の受験で合格したのもそうだと思う。僕のこだわりが僕を導いてくれたところもあると僕は思う。
番組中に出た言葉、悩んでいるのは周囲の人。結構本人はそれなりに人生を楽しんでいるところもあると僕は思う。またそう思うことの方が悲嘆、批判しているよりも楽しく生きられるのだと僕は思う。
僕も健常者として一人前に見て欲しいと思う。でも僕と病気は切り離せない。僕は僕。病気の僕が僕なのだ。
それを堂々と言える世界になってくれれば一番いいと思う。僕にしか見えないものを自慢してみんなに話せる、そんな場がいつもあればいいなと僕は思います。
NHKスペシャル 12月11日161211 自閉症の君が教えてくれたこと

光の春

今日は仕事の帰りに近くの海に行きました。
いつものように父の墓に行って、それから海に行きました。
ベンチに座って読書。いい時間でした。
明るい陽射しでした。南風だけど風が冷たく感じてきたので帰って来ました。

僕の生活

僕はがんになった母と一緒に暮らす為、実家に居ることが多くなった。
団地にある僕の部屋は仕事帰りに少し寄るのと休日の午前中、日が入る時に居る。
部屋の壁に貼った写真展の写真はみんなはがれ落ちてしまった。

僕は最近この部屋でブルース・スプリングスティーンのアルバム「レッキング・ボール」ばかり聴いている。
僕はこの「レッキング・ボール」はすごくいいアルバムだと思う。過小評価されているように感じる。

Jack Of All Trades　では善良な小市民が一生懸命働く姿が希望を持って描かれている。
でもその皮肉として、そんなの銃で全部ぶち壊してしまえと最後歌われる。
その部分にライブ会場でも歓声が上がる。
僕が観に行ったライブでもそうだった。
今思えばこれは今のトランプ米大統領が支持された現象を予言していたのではと僕は思う。
嫌な事面倒な事は全部ぶち壊してしまえと言うトランプ大統領を支持したアメリカ。そんなことを僕は考える。

This Depression　今になればブルースがうつだったことを素直に告白して苦しみの中に何とか希望を見出そうとしている姿が描かれていると思う。
でも発表当時はブルースがカウンセリングを受けていたのは知っていても、そこまで深刻とは思われていなかった。

そして僕は Rocky Ground と　Land Of Hope And Dreams に涙した。すっきりしていやされた気がした。
そこに　We Are Aliveで歴史をあなどるなと言われた。

今日はボーナストラックに入っていた　American Land　も聴いた。
この曲はよくライブで演奏されていたけれど、まさにアメリカに来た移民の人たちの歌ではないか。
ブルースが今行っているオーストラリア・ツアーでトランプ批判で歌うのがすごく納得する。さすがブルースだ。　

僕はすっかり元気になっていた。
僕は自分の好きなことを少しでもするといいのだと思う。
僕が以前書いた紙にも「楽しいが大切。さみしいと」と書いてあるのをレッキング・ボールを聴きながら見た。
これで僕はまたしばらく大丈夫だろう。また母とやさしい生活を頑張ろう。

写真展への準備を始めました

僕が毎年、近所の写真屋で行っている写真展の準備を今年も始めました。
今年は4月１２日からです。
準備と言っても僕のブログの編集ページに載せた写真の中から選ぶだけですが、
第一次選考に６０枚選びました。
ここから１５枚を出展します。
あとこれから撮りたい写真もあるのでそれも追加します。
毎年のことで慣れて来て１時間かからないで第一次選考を出来ました。
はりあいがあって楽しくなって来ました。
また日にちが近づいたらご案内させていただきます。
よろしくお願いします。

母と恵方巻を食べました

昨日の節分に母と恵方巻を食べました。
僕が「楽しく生活出来ますように」と言ってからいただきますをしました。
二人で北北西を向いてひたすら食べました。
お母さんはのどにつまらせながら小さいのを食べきり、
僕も一生懸命食べました。
僕は味わう余裕などなく僕の恵方巻は食べきれるか心配なほど大きかったけれど食べきりました。
これで一年いいことあるとお母さんに話しました。
お母さん涙ぐんでいました。よかった。
それにしても食べ終わった容器を見て、こんなに食べたのかと思いました。よかったです。

写真は昨日の僕の家の庭。梅が半分ほど咲いていました。
写真展も４月１２日からです。そろそろ出展する写真を選んでいこうと思います。

さよならチャーリー

僕が長年乗ってきた自転車チャーリーがいよいよ壊れて新しい自転車レイニーに変えた。
チャーリーにはお世話になった。
僕が足のかかとを痛めて歩くのがつらかった時も自転車に乗って自由に歩けた。
チャーリーには鍵を代えてタイヤを代えて整備したのだけどブレーキも不安で、今回スタンドが壊れて停めるのが心配になったのでさよならをした。
ありがとうチャーリー。

僕は母の肺がん自宅療養で実家に戻りいろいろなつらいことがある。
でもそれを受け入れるしかないのかと思う。
そしていくらかでもより良い、少しでも楽しい時間を持つことを優先しようと思う。
今日僕は団地の部屋でブルース・スプリングスティーンアルバム「レッキングボール」を聴いた。
ロッキー・グラウンドそしてLand of Hope and Dreamsで涙が出て来た。
まだ僕は大丈夫だと思った。