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「沈黙」遠藤周作を読んでの感想です

「沈黙」遠藤周作を読んでの感想です。僕は困った本を読んでしまったなと感じています。僕の信仰生活を脅かすように思います。
この本は宣教師ロドリゴの日本に来ての布教活動を書いていますが、その上手く行かない過程で神さまはいるのか?と疑問を持ち始める。
イエスさまを信じて死んで行った貧しい農民の死は華々しい殉教とははるかに遠い惨めな死に方。
当時の日本のキリシタン禁制の下でクリスチャンであることを貫いて死んでいく貧しい農民たち。
もし神さま、イエスさまが誰かが勝手に考えただけで本当はいなかったとしら、死んでいった人たちの死は滑稽になってしまう。
それでなくても今も世の中は問題だらけ。
なぜ神さまは何もせずに沈黙しているのか?
神さまは本当はいないのでは?神さまがいたなら何か手を下しているはずだ。
僕はこの論理に反論出来ないなと思いました。
そして自分が棄教、転べば拷問を受けている農民は解放されるという恐ろしく究極の選択を迫られるロドリゴ。僕はロドリゴの選択が真の愛なのかなと思いましたが、どうなのかな?
僕のお母さんがしきりにこの本を読むことを勧めていたけれど、僕は買った文庫本の文字が小さくて読むのを止めてしまった。僕はお母さんとこの本について語り合いたかったなと思います。
しばらく僕はこのことを考え続けると思います。
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ルピナスの丘

北海道浦河べてるの家に体験入所して3か月になる。
未だに試験的に滞在している。
どうも移住に踏み切れないでいます。
なかなかメンバー、仲間に入れたという実感が無くて、目当ての当事者研究も物足りなく感じています。
向谷地生良先生は「ただ話す」を最近大事にしていると言う。
僕は当事者研究が好きなので、目的も無くただ話しているのには疑問も感じています。
そして僕は苦手な人が順調に出来て居場所に行きづらく成っています。
べてるに来れば自分が出て来る。浦河は理想的に悩める場所。そんな言葉をよく聞きながら僕は生活しています。
僕は特性として特定の人に被害的、攻撃的になるとずっと主治医などから言われています。
でも僕としてはちゃんと理由があってその人を嫌っているのですが。
まあせっかく浦河まで来たのでもうしばらく居ます。居ても失うものは無いので。
近くにルピナスの丘という見晴らしの良い場所があります。初夏にルピナスという花が咲き乱れると聞きました。
その写真も撮れたらいいなと思っています。
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北海道浦河のOya Blue

べてるの家の活動が正月休みでベテランメンバーさんに車でいろいろ連れて行ってもらいました。
やはり地元の人は良い場所を知っている。
おすすめの写真撮影のポイントで車を停めてくれたので撮りました。
北海道浦河は僕の地元千葉に比べて雲が多いと感じています。
そんな雲の多い中で撮った一枚。
浦河の大矢ブルーと思いました。
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