写真展その８「街と空と雲」を開きます

毎年、春の頃に開いている写真展を今年もやります。
母ががんになり僕は団地の一人暮らしから去年の11月から実家に戻りました。
実家は僕が離れてから７，８年経ちましたが変わっていませんでした。うれしいようなさみしいような気持ちがしました。
写真展では僕が住む街の風景、そして好きな空と雲が中心です。
そして僕の好きなロック・ミュージシャン、ブルース・スプリングスティーンのファンの方には物足りないかもしれないので、
僕が１９９７年１月に成田空港でもらったブルース・スプリングスティーンのサインの写真を出展します。
僕だけのオリジナルの１枚しかないサインです。
母の具合がどうなるか分からないのではっきり言えませんが、
よほどの事がなければ予定通り開催します。あっても展示だけは出来ると思います。
あまり開催期間中も会場にいないと思いますが、写真を見て感想を置いておくノートに書いてくださったらうれしいです。
よろしくお願いいたします。

日時　４月１２日水)から４月２３日(日)まで、
　　　１８日(火)は休み
　　　午前１０時から午後８時まで、
　　　日曜日は午後６時まで

場所　高山写真館(JR津田沼駅の改札を出て左に行き、すぐに右にある階段を降りて、千葉方向へ直進３０メートル。車道をはさんでJR線路の隣です)
店に高山写真館という看板があります。
他にも写真屋がありますので間違えないようにお願いします。

開いててよかったセブンイレブン

母からのリクエストで今日は八宝菜が食べたいと言われていた。
何とか用意しようと思っていたのだけど、今日はあいにくの雨。
仕事の帰りにカッパ着て雨の中自転車に乗って思った、きついなと。
でも買わないと。きついな。
するとふっとセブンイレブンの中華丼が頭に浮かんだ。
そうだ中華丼と八宝菜は似たようなもの。
セブンイレブンで中華丼を買っていこう。急に気持ちが楽になりました。
上手く中華丼を買えて、今は団地でひと休み。雨が止んでくれたらなおさらいい。
ブルース・スプリングスティーンのアルバム「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」を聴いています。
何か今日は聴いていていやされます。いつもは熱くなるのだけど。

近況報告３

ブルース・スプリングスティーン、アルバム「BORN TO RUN」を聴いて書いています。
母の相手はかなりきつくなってきました。
でも僕は逃げたくない。それだけです。
これから家に帰り訪問薬局から薬を受け取らなければなりません。

僕の写真展はいつもの高山写真館で４月１２日から４月２３日までです。１８日火曜日は休みです。
また後で詳しい案内を載せさせてください。
I 'll be on the hill.
I'll be on the time with everything I' ve got.
And I pay the cost.

Hiding on the backstreets,Hiding on the backstreets,Hiding on the backstreets,

がんばります。

近況報告２

ブルース・スプリングスティーン、アルバム「The River」を聴いて書いています。
このアルバムの１枚目はとにかくノリが凄いなと思います。
わくわくしてきます。気持ちが楽になってきました。

がんの母との家での一緒の生活。
ケアマネージャーと合わなくてどうなるか不安定でしたが、
家で開いた僕が希望した全体会議でヘルパーの代表の人がケアプランを作って来てくれて、
強引にそれをもとに話を進めてくれました。
そして僕の仕事が休みの火曜日、金曜日以外の日には毎日朝８時半に見に来てくれる、
そして週２回、母の風呂にも付き添ってくれるという、これ以上望みようの無いぐらいの介護プランを作ってくれました。
そのプランで決まりました。
僕はありがたくて涙ぐんでお礼を言いました。
世の中、誰が助けてくれるかわからないな。
人とのつきあい、大切にしないといけないなと思いました。

写真は玄関の鍵を入れて外に設置するキーボックス。ヘルパーさんのおすすめのホームセンターへ自転車で１時間かけて買って来ました。
まだこれからもいろいろあるだろうけれど、上手くいきそうな気がしています。

近況報告

今日は仕事が休み。団地の僕の部屋に来てブルース・スプリングスティーンのアルバム「Wrecking Ball」を聴いています。
励まされます。何かある時にはスプリングスティーンが僕の良薬です。
がんの母はまだホスピスに入れず自宅で何とかつないでいます。
結局、ホスピスには原則1か月しかいられないらしくなかなか入れてくれません。
お母さんの出来ることが少なくなってきています。
２階のベランダで洗濯物を干すのが母の日常だったのですが、今は僕がやっています。今日も干してきました。
洗濯物干し、何か楽しいです。お母さんが洗濯好きだったのがわかる気がします。
母が自宅でしばらく暮らす為にヘルパーさんをもっと頼もうと訪問医療の看護婦さんと話したのですが、
ケアマネージャーが不満を言って僕も電話で怒り、トラブルになりかけました。
でもその後、お母さんを風呂に入れられて僕も手伝いました。これが二人で入る最後のお風呂になるかもしれないなと、
風呂から出て思いました。
そして本質的なことを大切にしようと思いました。
母が幸せに生きていけるのが大切。ケアマネージャーなんかどうでもいいと思いました。
大切なことを大切にと僕は思います。

写真展の写真も毎年通り１５枚取り出してCDに入れました。
これを写真屋さんに今日持って行きます。
今回の写真は地味で物足りないかもしれませんが、僕の今の生活が写っていると思います。
スプリングスティーン、いいです。癒されます。

Bruce Springsteen 「No Surrender」を聴いて思うこと

僕はがんの母の相手をするのが疲れてきた。
仕事の帰りに冷たい雨の中、自転車乗っていたら「No Surrender」が聴きたくなった。
もう逃げたい。そんな気持ちだった。
でも団地の僕の部屋でそれぞれの所に電話したら教えてくれたこともあり助かった。
そしてBruce Springsteen 「No Surrender」を聴いたら思った。
母の気持ちを大切にしよう。それだけは持っていよう。
No Retreat,No Surrender
そうだやれるんだ。これから家に帰ろう。お母さんにやさしくなろう。

Bruce Springsteen - New York - Madison Square Garden 2016 full show への思い出

今、僕は大変な状況になっている。母の介護が負担になってきた。
今日の休日に団地の部屋に来て僕が観に行った、
ブルース・スプリングスティーン＆Eストリート・バンドのニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンでのライブをユーチューブで観た。
僕が僕の掲げるボードがしっかり映っている。ブルースがそれを見てくれた。僕の大切な思い出。
そうだ僕は僕のやりたいことをやれたのだ。あとはそれをやらせてくれた母に親孝行をするのだ。そう思いました。

ライブ映像の初めから14分前頃に僕の「BRUCE PLEASE COME TO JAPAN」を掲げるのが見えます。僕の大切な思い出です。
そうだ　KEEP GOING　なのだ。

Bruce Springsteen - New York - Madison Square Garden 2016 full show

起死回生の訪問診療

母はあまり自分のがんのことを大げさにしたくないようなので見守ってくだされるとありがたいです。
でも僕にとって大切なことなので書きます。
母のがんは進んでしまい、ホスピスを紹介された。
でもその病院に行くと、どうもホスピスは1か月しか居られないらしい、入って１か月経ってしまうと他の所へ移されてしまうこともあると言われた。
母は最近、急に体力が落ちて来た。僕が毎日見ていてもそうなので明らかに落ちたのだと思う。
そして家の中で転ぶようになった。転んで骨折、寝たきりになり、がん専門のホスピスに入れてもらえなくなるのが僕は恐い。
それなのに母は一日３回転んだ。幸いけがはしなかったけれど。
僕はここまでだと思い、ホスピスに電話した。
夜間だったのに看護婦さんが話を聞いてくれて翌日、先生がいるので外来診察日ではないけれど来ていいですよと言ってくれた。
でも翌朝別の看護婦さんから電話が来て、訪問診療になるので来なくていいですと言われた。
僕もそして母もホスピスに入るつもりでいたのが入れなくてダメージが大きかった。

そして昨日、訪問診察の先生看護婦さんが家に来た。
予定の時間になっても来ないで１５分遅れて電話が来て、２０分遅れで来た。
女性の先生と看護婦さんが母の様子、僕と母の話をじっくり聞いてくれた。
転んだ場所も見てくれた。
そして家で充分大丈夫ですと先生が言ってくれた。
病院でも家よりは少ないかもしれないけれど転ぶことはある。
家で好きに過ごすのをやめて病院に行ってもそれだけの転ぶリスクを減らす効果はない。と言った。
僕も二人が温かく話してくれるのを聞いているうちに、家で何とかやれそうな、やっていけそうな気がして来た。
おだやかな気持ちになり楽になった。
遅刻してきたのものんびりしていていいとさえ思った。

まだまだホスピスに行くまでには困難がありそうですが、今僕も母も楽になりました。
写真は今日のベランダからの写真。先週あたりから僕が洗濯物を干すことになりました。

ブルース・スプリングスティーン「Jack Of All Trades」が流れた日

母があまり大げさにしたくないようなのではっきりとは言えないけれど、
母のがんはあまりよくない。
僕はどうにもならないので僕の診察で僕の病院に行った。
ソーシャルワーカーさん、先生、デイケア職員さん、デイケアの友達、それぞれいそがしい中で時間を取って話してくれた。
僕は僕の口癖「大変なんですよおー」と言った。
それに笑顔で応えてくれた。
本当に時間の無い中で応えてくれてありがたかった。
そして僕は「大変なんですよおー」と開き直るしかないと思った。
どうにもならないこともある。それでも全力を尽くす。
最大限、手助けしてもらう。そして一生懸命ありがとうと言う。
それでいいのだと思う。
帰りの病院のバスに乗って思い出していたら僕の中で
ブルース・スプリングスティーン「Jack Of All Trades」が流れて来て涙が出た。
また頑張ろうと思えた。
写真はすべり止め着きの靴下。母は足が大きめなので男性用を買ってみました。
母が転んでケガしないように祈るだけです。

Land Of Hope And Dreams を聴いています

母の相手から介護になって来たけれどなかなか大変です。
遠出の外出も控えることにしました。
職場からの帰りに団地の僕の部屋で聴いています。
励まされます。