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ブルーススプリングスティーン「BADLANDS」感想

今日からはブルース・スプリングスティーンのアルバム「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」
の感想を書きます。
まずは1曲目「BADLANDS」
この曲は僕が行った「WORKING ON A DREAM」ツアーでのオープニング曲でした。
僕はこの時GAで観れて、しかも2日間ともに端でしたが2列目でみれてうれしかったです。
ブルース達がステージに出て来て「BADLANDS」を演奏し始めると
僕はあまりの近さに戸惑いました。
クアトロのようなライブハウスで観ているようでした。
思わずこんな近くで観ていいのかと思いました。

間奏部分で今は恒例になっている、観客からのコーラス
オーオオオーオ、オーオオオーオ
と湧き起こり、ブルースもあおって僕も熱くなったのを覚えています。

僕はこの「BADLANDS」の歌詞を噛みしめながら聴きます。

夢を語り
実現させようと努力する
でも夜中に目が覚める
恐さがすごく現実に感じる
君は人生を待つことに費やしてしまう
来る事の無い瞬間を待つことに
待つ事に時間を無駄に使うな

バッドランド 毎日を生きなければならない
破れたこころを立ち上がらせろ
お前が払わなければいけない代償として
俺達は主張して動き続ける。理解されるまで
そしてこのバッドランドで俺達が生きやすくなるまで

本当に僕はこの曲に勇気づけられてきた。
僕はブルース・スプリングスティーンを聴きながら頑張り続ける。
いつか僕も安心して暮らせる時まで
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ブルース・スプリングスティーン「ザ・ゴースト・オブ・トムジョード・ツアー」日本公演サインをもらった

ブルース・スプリングスティーン「ザ・ゴースト・オブ・トムジョード・ツアー」日本公演
僕は4公演全部に行き、ブルースからサインももらえました。
僕が今まで大切にしてきた思い出。
何人かの出会った人に話した思い出。
このブログにもいつか書こうと思っていたけれど延び延びになっていました。
読んでくれる人もいるのでこの機会に書きます。
長いですが僕の大切な物語です。よろしかったら読んでみてください。

ブルース・スプリングスティーンの日本公演。
僕は96年だと思っていたけれど97年1月のことでした。
今から18年前の話になります。
当時、ウドー音楽事務所やキョードー東京がコンサートチケット購入の整理券を発行していました。
僕はその時に知り合った人にアメリカに留学している友人を紹介してもらい、
その人のおかげで95年11月にサンフランシスコ、バークレーで
ブルース・スプリングスティーン「ザ・ゴースト・オブ・トムジョード・ツアー」を観れました。
最後ブルースが「across the border」を歌い始めた時に今までのことも思い出して、温かい涙が出ました。
そして終わってからブルースの会場からの出待ちをしたらブルースが出て来ました。
僕ももう少しでサインをもらえそうでしたが、残念ながらもらえませんでした。
その時のアメリカのファンがきちんと列に並んで押しあう事もしないで待っていたのが印象に残っています。

それから遂に日本公演が決まりました。
僕はチケットも整理券で知り合った人たちのおかげで手に入れて、
一日だけは2列目のチケットも分けてもらいました。
そうしたらアメリカの友人を紹介してくれた人からブルースのサインももらえばいいと言われました。
僕はそんな事は無理だろうと思っていましたが、
普通はホテルのロビーで待つのだけれど、僕は慣れていないので、
空港で待てばいいとアドバイスしてもらいました。
よほどの大物でなければ入国審査から出て来て車寄せに行くのにロビーを歩いて来るのだと教えてもらいました。
それなら僕もやってみようと思いました。

ブルース・スプリングスティーンのファンクラブBACKSTREETSに電話して聞いたら、
今ブルースはアメリカにいるけれど、ニューヨークから出国するかロサンジェルスからか分からないと言われました。
それでも僕は挑戦してみようと思いました。
僕は仕事を2週間位休みをもらって備えました。

いざ成田空港に行くと運良く、ニューヨークからの便もロサンジェルスからの便も
午後1時から午後4時位にまとまって到着することが分かりました。
僕はブルースは早めに来て広島や長崎などに行くかもしれないと思い込み、、
日本でのライブの7日前から成田空港に行き始めました。
僕の自宅は電車で40分ほどで成田空港に行けたのでそれほど大変ではありませんでした。
でも一番の問題は成田空港には第一ターミナルと第二ターミナルがあり、
航空会社によってそれぞれ到着ターミナルが違いました。
僕は時刻表を見て第一ターミナルと第二ターミナルを行ったり来たりしました。

さらに第一ターミナルでは当時、入国審査が終わってから到着客は2方向に分かれる建物の構造になっていました。
僕は片方の出口で出て来る人を見て、同時にテレビモニターに映るもう一方の出口もチェックしました。
さすがに4日目位になると疲れて来てふと居眠りしてしまったこともありました。
でも運良くその時にはブルースは来ませんでした。

そしていよいよ6日目。僕はいつものように空港ロビーをちょこちょこと往復していたら、
なんとあの「私はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーン」という
有名な記事を書いたブルース・スプリングスティーンの盟友、プロデューサー、ジョン・ランドーにばったり会いました。
僕はいよいよだなと思いました。
僕はジョン・ランドーに話しかけて、僕のブルース・スプリングスティーン論を話したかったのですが、
ここで僕が彼に話すと、あやしいファンがいるとウドーの迎えに来ている人に言われて僕を避けられてしまうと考えて、
あえてジョン・ランドーに話しかけませんでした。

僕は第一ターミナルでジョン・ランドーの隣に立ってブルースが出て来るのを待ちました。
出口すぐにはカメラマンが何人かカメラを構えて待機していました。
隣にいたジョン・ランドーが一緒にいた人に
I'm exisited
と言ったのが聞こえました。
僕はジョン・ランドーよりもさらにもっと興奮と緊張していました。

そしていよいよ到着客が出口から出て来ました。
カメラマンがシャッターを切る音が聞こえます。
でもブルースは出て来ない。
そうこうするうちにカメラマンも行ってしまいました。
後で分かったのですが、その時のカメラマンの目当ては読売ジャイアンツの新外国人ピッチャーでした。
騒ぎが済んですっかり出口はさみしくなってしまいました。
ジョン・ランドーも何も言いません。
僕は彼の噛むチューイングガムの甘ったるいにおいを覚えています。

気を取り直して出口と、もう一方を映すテレビモニターを見ていたら、
ジョン・ランドーがハッと気が付いたような動作をして歩いて行きました。
僕はブルースをモニターで確認出来なかったのですが、迷ったのですが、
ここはジョン・ランドーに着いて行った方がいいと思い、
後ろから彼を追いかけました。
するとばったりブルース・スプリングスティーンに会いました。
ブルースは丸い黒のサングラスをしていて堂々と歩いて来ました。
僕は夢中になって僕が用意した紙を差し出して
Please
と言ってサインを頼みました。
でもブルースは僕を見向きもしないでどんどん歩いて行ってしまいます。
すると近くにいたウドーのお迎えの人が僕をかわいそうに思ったのか、
ブルースに手招きしてくれました。
ブルースは仕方ないなと僕の差し出す紙を手に取って「オッ」と言ってサインしてくれました。

僕が用意した用紙はその前に渋谷タワーレコードでブルース・スプリングスティーン「GREATEST HITS」の販売プロモーションで
ファンに皮ジャンとギターを貸してくれて、ブルース・スプリングスティーンに成りきって写るというものでした。
よろしかったらそのアルバム・ジャケットを見てみてください。
実際はブルースは後ろ向きで写っていますが。
結局良い写真が集まらなかったのか新聞広告には載りませんでしたが。
でも僕はその時の写真をその場でもらって大切にしていました。
ちょうどCDケースのサイズだったのでCDケースに写真のコピーを入れて知り合った人に渡したりしていました。
そのジャケットにブルースがオッと言ってサインしてくれました。
最初のBの文字にブルースが力を入れて書いてくれたのを覚えています。
それから僕は一方的にブルースの手をさわって握手しました。

僕はしばらく放心状態でいたのですが、
そうだ車が出るところを見送りしなければと思いついて、
道路に出たら、またブルース達に出会いました。
僕は「Can I take a picture?」と行ったらウドーの人がダメだと手振りで答えたので撮りませんでした。
でもブルースがジョン・ランドーと一緒に乗ったお迎えの車がただのワゴン車でした。
ジョン・ランドーがこれに乗るのか?というような表情をしていました。
ブルースは先に乗っていました。
僕は車から少し離れて車が出るのを見送ろうと立っていたのですが、
なかなか車が出ません。
僕は放心状態でブルースを見つめていました。ブルースも僕を見ていたかどうかはわかりません。
その間何十秒かが不思議な間があったのを覚えています。
変な日本人だなとブルースは僕を思ったかもしれません。

車が出て行き、僕はおじぎをして別れました。
その後もぼーっとしていたのですが、
後になって思いました。
ブルース・スプリングスティーンも外タレだったのだなと。
僕の中でブルースはどんなファンでもファンのことを思い、ファンを大切にする神様のように思っていました。
それがブルースも同じただの人だったのだとわかりました。
その時に僕は初来日公演にチケットを必死になって手に入れたのに
入院していて観に行かれなかったことの呪縛から解けたのでした。

それにしても僕はついていました。
後で分かったのですがブルースは最初の予定ではJALで第二ターミナルに着く予定だったのでした。
僕は第一ターミナルにヤマをはって待っていたのですが、
何かの都合でUNITEDか何かの便に変更になり第一ターミナルに来てくれて僕はブルースに会いサインももらえました。
運が良かったというか、神様も僕の頑張りに応援してくれたのかなと今も僕は思います。
ブルース・スプリングスティーンの「LAND OF HOPE AND DREAMS」の歌詞
Faith will be rewarded
信じて一生懸命努力すれば報われる
僕はブルース・スプリングスティーンを追いかけ続けて何度もこのことを実感しています。
また他の僕のブルース・スプリングスティーン・ストーリーはまたそのうちに書こうと思います。
長い文章を読んでくださりありがとうございました。
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マジックシェードがすごい その2

もうこれ以上大きい植木鉢が無くて、開き直って衣装ケースに移した豆の木、マジックシェード。
葉がほとんど枯れて落ちてもうダメかと思ったら、奇跡の復活を遂げた。
新芽は順調に伸びて新しい葉がきもち悪い程大きくなった。
かしわ餅の葉よりも大きい。
今までは横幅2cmか3cm、縦10cm程度の葉だったのが、
新芽は横幅10cm、縦20cmのバカでかい葉になってしまった。
どうしてしまったのだと僕は思う。
ご主人様にお礼で大きくなったというよりも、
今まで我慢してきた分、今のうちに大きくなってしまえと遠慮無く大きくなったようだ。
さらに新芽が出てどんどん伸びている。
まあすごいとしか僕は言えない。
自然のたくましさなのだろう。
まあ僕もいざとなると急に突然動き出してアメリカまで行ってしまうのだから、
僕に似ているのだろう。
何だかんだ言っても僕はこの豆の木、マジックシェードに自分を投影して
応援している。
がんばれ僕のマジックシェード。
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映画「HERO」感想

僕が掃除しているショッピングセンターにある映画館で仕事の後に映画「HERO」を観て来た。
昔、テレビドラマで放送された物の映画版。
単純なストーリーだったけれどポップコーンを食べながら楽しめた。
そして不覚にも少し泣いてしまった。
映画の中だけどいい人たちがいて、いいなと素直に思った。

ここで、違うかもしれないけれど映画のシーンの一つに
東京国際フォーラムが映ったように僕は思った。
1996年にブルース・スプリングスティーンがソロ・コンサートを行った会場。
僕は4日間全部に行った。
その時に成田空港に6日間行ってブルースからサインももらった。
僕のなつかしいいい思い出になっている。
そんなことを思っていたら映画のセリフに
「across the border」というものが出て来た。
ブルース・スプリングスティーンのトムジョードツアーで核となった曲。
僕はその中の歌詞

For what are we,without hope in our heart
俺たちの心にに希望がなくて、俺たち他に何があろうか

これを僕は毎日噛みしめて聴いた。
ブルースは毎日この歌詞の強調する部分を変えていたと僕は感じていた。

映画をのんびり眺めていたらそんなことを思い出しました。
何かとブルース・スプリングスティーンのことを思う僕です。

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ブルース・スプリングスティーン「JUNGLELAND」感想

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「BORN TO RUN」の最後の曲。
「JUNGLELAND」「ジャングルランド」
僕はブルース・スプリングスティーンの好きな曲がいろいろあるけれど、
この「ジャングルランド」はブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンドの最高傑作だと思う。
ブルースがEストリートバンドのメンバーを率いて大作を作り上げたのだと思っている。

ある都市の一夜を大きなスケールで描き、その中で生きる一人一人をたたえている。
それぞれの人が街の中で思い思いに一生懸命生きている。
誰もがこの街の主人公なのだ。

僕はこの曲を昨年の5月にライブで聴くことが出来た。
サックスのパートを今は亡きクラレンス・クレモンスに代わり、
甥っ子のジェイク・クレモンスが吹いた。
僕は客席からじっと聴き入っているうちにすごく慈悲深く感じた。
死がメンバーを分けても次の者が引き継いでいく。
僕もこれからもやっていけそうだと勇気をもらった。
まさにBRUCE SPRINGSTEEN & THE E STREET BANDの代表曲だ。

壮大なスケールの演奏の後、静かにブルースがささやく最後の歌詞

街の夜、二つの鼓動が鳴る
魂のエンジンが街の夜を優しく通り抜ける
鍵のかけられたベッドルーム
やさしくこばむささやき
そしてゆるす

アップタウンのトンネルの中では
ラットが自分の夢で自分を撃つ
銃声が夜のホールに鳴り響く
誰も救急車が出て行くのを見ていない
そして少女がベッドルームの明かりを消すのも見ていない

外は炎のストリート
本物の死のワルツの中
実際の肉体とファンタジーの幻想の間
ここでは詩人たちは何も書かない
ただ後ろに立ってなすがままにさせている

そして夜の一瞬に
彼らは瞬間に近づこうとする
正直になろうと
でも彼らは傷ついて終わる
死ぬ事は出来ずに
今夜ジャングルランドで

いいな。ブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンド。
これで「BORN TO RUN」の歌詞を読むのが完了。
最近手に入れた「BORN TO RUN」完全再現ライブ映像を観てみよう。
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上橋菜穂子「守り人シリーズ」感想

上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」
精霊の守り人、闇の守り人、夢の守り人、・・・
全十冊を読み終わっての感想です。
僕はすっかり登場人物と友達になっていました。
世界観が凄いとか、一つの事でもそれぞれの人の立場によって異なるそれぞれの人の見方を描いている、
とかいろいろあるでしょうが、
僕が一番こころに残ったのは、「思い出のちから」です。
人は思い出を持ち続けることでここまで頑張れるのだと。
一緒に生きた人との思い出、特に楽しかった思い出で、
人はつらい事でも踏ん張れるのだと。
もう投げ出したい、道からはずれそうになっても一緒に過ごした思い出を思い出せば踏みとどまるのだ。
僕も大切な人との思い出を大切に抱いて生きている。
でももう会えなくなってしまった人もいる。
僕はそういう人を思うとさみしい気持ちになってしまう。
でもこの本の最後に主人公が思う。
「もう会うことは一生ないかもしれないけれど、自分達の間に変わることのない絆がある。折にふれてその人を思い出す。笑顔を泣き顔をおこった顔を。そしてそのたびに、彼ののすこやかな生を願うだろう」
僕も出会えた人を思い出して、大切な思い出を思い出していけば踏ん張れると思う。
そして出来たら新たな思い出も欲しいなと思う。
僕はこれからも人との出会いを大切に生きていきたいです。
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ブルース・スプリングスティーン「MEETING ACROSS THE RIVER」感想

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「BORN TO RUN」の7曲目
「MEETING ACROSS THE RIVER」の感想。
僕はこの曲が好きだ。
曲に描かれている情景が浮かぶ。
トランペットが哀愁を感じる。
あまりライブでは演奏されないようだけれど、
僕はこの曲をライブで聴いてみたい。

「MEETING ACROSS THE RIVER」
川の向こう側へ会いに行く。
いわゆる危ない橋を渡って生き延びようとする主人公。
友達にその話をして協力してくれないかと持ちかける。
失敗したら命も危ない。
でもやらなければいけない。
自分はただ言っているだけではない。やることはやるのだと。

僕はこれがブルース・スプリングスティーンの曲の永遠のテーマになっているのだと思う。
やらなければいけないことは、何をしてでもやらなければいけないと。
これがつながって次のアルバム「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」へと続いていくのだと思う。
そして、このアルバム「BORN TO RUN」では次の曲「JUNGLELAND」へと続く。
切なくかっこいい。これぞブルース・スプリングスティーンだと僕は思う。
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ブルース・スプリングスティーン「SHE'S THE ONE」感想

ブルース・スプリングスティーンの曲を1曲ずつ歌詞を読みながら聴いている。
今日は「SHE'S THE ONE」
僕はこの曲はそれほど好きでない。
ダークネス・ツアーでは「Mona」と「SHE'S THE ONE」をつなげて演奏していたけれど、
僕は休憩時間という聴き方をしていた。

僕は最近、長いブルース・スプリングスティーンのライブの中で、
それぞれの人が休憩していいのだと思う様になった。
人それぞれ同じブルース・スプリングスティーン・ファンでも好みが違って当たり前だと思う。
また僕が好きな曲でも他の人はそれほど好きでない曲もあると思う。
それを認められるおおらかさを僕も持ちたい。

僕はワシントンDCで観たレッキングボール・ツアーで「JACK OF ALL TRADES」という曲で、
僕が一番楽しみにしていたのに他の人たちがトイレタイム、飲み物、ピザを買って会場がざわついたのが、
許せなかった。
でもその結果残りのライブを落ち込んで過ごしてしまった。
ライブは生き物。何が起こるかわからない。
そんな時も柔軟に対応出来るタフさしなやかさを身に着けたい。
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ブルース・スプリングスティーン「reason to believe」「信じる理由」

昨日は僕の全力を出してデイケアでお世話になった職員さんにお別れのあいさつをして来ました。
「よかった元気そうで」と初めと終わりに言ってもらいました。
僕と音楽の先生とは僕がデイケアが開所してすぐからのつきあい。昭和の時代からです。
その頃の写真をみると僕の髪の毛は真っ黒。先生は繊細なピアノ少女、尾崎亜美のようでした。今はおばさんですが。

僕の近況を話してグチも話しました。
それから職場への自転車通勤で、早朝おまわりさんに信号無視で捕まった話をしたら先生は笑っていました。

それから主治医の診察を受けました。
僕がもう疲れたと話したら、主治医はうつむいて考えていました。
何か僕を励ましてくれる言葉をかけてくれたのですが、僕には響きませんでした。

電車に乗って帰り、駅前のスーパーで夕飯を買って行こうと思い店に入ったら、
急にうなぎが食べたくなりました。うなぎと肉じゃがと助六寿司を買って帰りました。
僕はまだやる気が残っているんだなと思いました。

風呂に入って、それから今日の日記を書きました。久しぶりに長い日記になりました。

メジャーリーグをネットで観ながら食事。
うなぎが中国産ではなくて国産の高いのを買ったかいがあり、おいしかったです。
そして思いつきました。今日先生と別れる話し合いで先生を笑わせることが出来た。
これは僕にとってすごいことだと思いました。僕も成長したなと思いました。
でもさみしいですが。でもやれることをしっかりとやれたと思います。よかったです。

帰りの電車、買い物をするスーパーで僕はブルース・スプリングスティーン「reason to believe」「信じる理由」を頭の中で繰り返していました。
「それでも人は大変な疲れ切った一日の後にでも信じる理由を見つける」
「人は本当に疲れ切った日に信じる理由を見つける」
僕は大丈夫だと思いました。
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豆の木、マジック・シェードの新芽が出た

何と枯れかかっていたマジック・シェードから新芽が出た。
今日僕は何となくさえなく入れ替えた土の様子を確かめて木をながめたら、
あれ芽が出てる!
根詰まりで枯れかけていると思い、
苦肉の策で衣装ケースに入れ変えた。雨の中、自転車で土を買いに行った、
7月5日から2日目で新芽を出してくれた。
僕は思わず涙ぐんでしまった。
何と正直なのだろう。恥ずかしい程の正直さだ。
ご主人様の僕に似たのだか、僕がやれる限りの事を一生懸命やったらそれに応えてくれた。
僕は本当にうれしい。
僕に似て突然急に伸び始める。一年に一度。
僕は僕の出来る限りのことをしたのに応えてくれて本当にうれしい。
あとは根腐れに気をつけて水やりをしようと思う。
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頑張れ僕のマジックシェード

僕がずっと育ててきた観葉植物マジックシェード。
豆から小さな芽が10センチ位伸びているのを育て始めてから10年近くになると思う。
僕が一人暮らしをする時も団地の5階へ連れて来た。
引っ越し業者にしっかり頼んで運んで来てもらった。
その僕の豆の木、マジックシェードがまた根詰まりを起こしてしまったようだった。
成長して根が張り鉢が小さくなってしまったようだ。
葉が枯れてきて枝が落ちてきてしまった。
もう3回位より大きい鉢に植え替えてきたのだけど、
もうこれ以上大きい鉢は無くなってしまった。
僕はかわいそうだけどもう仕方ないとあきらめようと思っていた。

でも今朝僕はふと押し入れに入れてある衣装ケースがあると思いついた。
出してみるとこれがちょうどいい大きさだ。
さっそく土を買って来て植え替えた。
上手く今までの鉢からマジックシェードが抜けるか心配だったが、
端の土をを手で削っていったら意外とすんなり抜けた。
すっぽり衣装ケースに入り、土を入れた。
水を入れて完了。
意外と簡単に出来た。
あとはプラスチックの容器で穴も明いていないので根腐れが心配だが。
ちょうど買って来た土が足りない感じだったので容器の端は土を詰めないで明けておいた。

人はいよいよいざとなると思わぬ力、考えが出て来るものだと思った。
もうあきらめていた豆の木君。
僕はやれることをやったから、あとは頑張ってくれよ。
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ブルース・スプリングスティーン 1984.8.5.ニュージャージー公演を聴いての感想 その2

ブルース・スプリングスティーンのオフィシャル・サイトから購入したライブCD。
1984年8月5日の本拠地ニュージャージーでの公演を聴いた。
この前の続きで2nd setから聴いた。

ハングリー・ハート 聴いていて僕は幸せな気分になった。
そうなんだみんなハングリー・ハートを持っているんだ。

ダンシング・イン・ザ・ダーク 僕はふとブルースの声が若いと感じた。
観客の声も若い。
今の50才近くの男性ファンが主流になっているブルース・スプリングスティーンと違い、
若い女性も多くいるようだ。
楽しい。夢のように感じた。

ノー・サレンダー そうなんだよな。No Surrenderなんだよなと思った。
PINK CADILAC ブルースが隣のお兄さんのような話し方に感じるのが不思議だ。
そして最近、歌詞をじっくり読んだBACKSTREETS とても劇的に感じた。すごい。
僕は今のブルースが歌うBACKSTREETSを聴いてみたいと思った。
僕はその時どう感じるだろうか?
最近会っていないけれど電話してみようかなと僕の友達のことを思った。
しかしどうも曲全体が軽く感じてしまう。
このBORN IN THE U.S.A.ツアーの特徴かもしれないと思った。
でもROSALITAではじけた。

アンコールでJERSEY GIRL ニュージャージーに行ってジャージー・ガールが聴けたら最高にロマンチックだろうな。
JUNGLELAND クラレンスのサックスを聴いていたら僕が昔よく一緒にライブに行っていた女性を思い出した。
僕はまだやれるよ。これからが大切だよと思った。美しい曲だ。
BORN TO RUN 一緒に叫んだ。

そしてTWIST AND SHOUTで観客みんなで歌うのを聴いていたら、身近に感じるのがBORN IN THE U.S.A. tourかなと思った。
生きているのは楽しいなとなぜかふと思った。
最近僕はつきつめて深刻に考えがちだったけれど、今日BORN IN THE U.S.A.ツアーを聴いて楽になった。
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ブルース・スプリングスティーン「BORN TO RUN」感想

今日はブルース・スプリングスティーンの代表曲、テーマ曲、
「BORN TO RUN」の感想を書きます。
この曲は邦題「明日なき暴走」の通り聴いているとじっとしていられず、
僕は思わず走り出したくなります。
若さの特権かと思っていましたが、僕は今でも「BORN TO RUN」を聴くと落ち着かなく、そして何かしなくてはと思います。
その一方で今は、あの時はよくやったなと懐かしむ気持ちもあります。

僕も僕なりに頑張ってきたと僕は思っています。
でも僕の望む居場所は無く、今もなおさらさみしい気持ちがあります。
僕は間違っていたのだろうか?
とも考えることもあります。
でもそういう気持ちの今、「BORN TO RUN」を聴いたら、
まだやれるよ!と自分で自分に励ます声が聴こえます。
僕にとってこの曲はそういう存在になっています。

それにしても実際にブルース・スプリングスティーンのライブに行って、
ブルースを間近に見て一緒に「オー」と叫び、
「Tramps like us.We are born to run」と周りの観客と一緒に叫んだ、あの時の充実感は最高でした。
今日またあの時を思い出して僕はまたすごく幸せな気持ちになりました。
僕の一生の宝物になるでしょう。

「BORN TO RUN」は無責任な若さの特権のように感じる所もあるかもしれませんが、
僕はこの曲の最後の一節。

いつか、僕はそれがいつになるかはわからないけれど
僕達はその場所に行く
本当に行きたいとずっと思っている場に
そうして太陽の光の中をゆっくり歩くのだ
でもそれまでは僕達夢追い人は走り続ける
僕達は走るために生まれてきたのだ

僕はこの先の人生、どうなるかわからない。
でもきっとこの「BORN TO RUN」を聴けば励まされ続ける僕ではいられるはずだ。
そうだ僕は進み続ける
”KEEP GOING!"なのだ。
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ブルース・スプリングスティーン「NIGHT」感想

ブルース・スプリングスティーンの曲を歌詞を読みながら聴いて感想を書くシリーズ。
僕は今、仕事がきつくてつらい。
でも仕事を終えて部屋に帰って来てブルースの曲を聴くのを楽しみにして何とか生活している。
良いか悪いか分からないが開き直りの生きがいになっている。

今日はブルース・スプリングスティーン「NIGHT」
まさに今の僕のためにあるような曲に感じる。
目覚まし時計のベルでやっと起きて、仕事に行き、
こき使われて、やっと仕事を終える。
でもそれからが僕の本当の時間なのだ。
僕はブルース・スプリングスティーンの歌を聴いて生きていると感じる。

As you lock up the house
Turn out the light
And step out into the night

そして僕は伝わって来るワクワクに恋している。

You run sad and free
Until all you can see is the night

僕はブルース・スプリングスティーンはロックに仕事の話を持ち込んだのがよかったのだと思う。
仕事はきつくて嫌だ。でもそれだけが自分なのではない。
仕事が終わって自由になり、自分のやりたいことをやる。
これがいいのだ。これが本当の自分なのだ。
僕はブルースに何度助けられたことか。
今もそうだ。
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