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経験に勝るものは無し

勉強会の様なものに行った。
そこで福島、飯館に住んでいる人の話を伺った。
原発事故で大変なことになっている場所だが、
そこに移り住んで来た人の話、そこで原発事故に遭ってからの話を聞いた。

僕はその女性の話を聞いて原発問題の話が主題だったが、
その話をする女性のたくましさに強い興味が行った。
バブルの時代には人並みの生活、普通の生活をしようとして追われていて、
それに限界を感じて挫折。
その後、飯館の自然に入り込み何かを見つけられた。

原発の問題を話される姿に僕はものすごいたくましさ、生命力を見た。
そこには底まで落ちた後の開き直り、
そして伴侶と出会い、死に別れた後の苦しみの後に自然の中で見つけた何かを持っていた。

冷血人間だと自分を感じてきたから人を求めてきた。
そういう自分が人を求めた。
一人でいて、それでかつ相談出来るつながりも持ってこれたから今の自分がある。
孤独とつながりの両方が大切。
これはまさに僕の生きる道ではないかと思う。
ひとりで徹底的に考える。そしてそれを見守ってもらい必要な時には相談する。
これがこれからの僕の生き方だと思った。

原発は一度には無くならない。
でもベルリンの壁も
人人の思いで、願いで無くなったのだからと。
すごく力強く、そして繊細な想いを感じた。

体験を通して挫折し降りて行く生き方。
それが開き直りとなると
ものすごく強い。
簡単には折れないたくましさになる。
僕はそう感じた。

原発のことは僕はいろいろな事がからみあった複雑な問題だと思う。
でもベルリンの壁のように無くなることもあると話す彼女の姿に
ものすごい生きる強さを感じた。
やはり体験することが一番強いのだと強く感じた。
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北東気流でも曇らず(修正)

すいません。昨日書いた記事を読み直したら間違えた事を書いていた箇所があったので訂正します。

久しぶりに気象の話です。
このブログのテーマ、北東気流の話です。

昨日の天気予報では、関東地方、特に千葉、茨城などの太平洋沿岸では海からの湿った北東風の為に曇るという予想を出して放送していた。
いわゆる北東気流による曇りだ。
ところが今朝は起きると部屋が明るかったのが僕は意外に感じた。
そして出かけると湿度が低いようでからっとして爽やかに感じた。
ふとんを干そうかと思ったが、万一雨が降ったらと思い、帰りも夕方になるので
ふとんは干さなかった。

帰り道に空が青いなと思いながら近くの公園に寄り道して帰った。
空気もカラッとしていて気持ち良かった。
自宅でパソコンを開けて気象衛星画像を見た。
北東気流の時の雲の様な低い雲は赤外画像ではなくて可視画像を見るのだが、
可視画像を見たら低い雲は東北地方から関東地方まで太平洋沿岸に覆っていたが、
その低い雲は陸地、沿岸の手前までしか来ていなくて、
陸地に沿って一定の間隔を開けて、
低い雲あるいは霧は陸地には侵入していなかった。

アメダスで風向を見たら千葉、茨城は北東風だった。
ではなぜ湿った空気が低い対流を起こして雲が発生しなかったのか?
僕は分からない。
ただ千葉でも湿度は低かった。
張り出した高気圧の空気が乾いていたので、海からの湿った空気に勝っていたのかなと
あまり論理的でない考えでまとめるしかないのが
今の僕の今日の晴天への説明です。

勉強不足を感じて歯がゆいです。
そして僕はまた久しぶりに気象を勉強してみたくなっています。
明日仕事が休みなのでもう少し調べてみようと思います。
気象もおもしろいな
ただで空をながめていろいろ考えられるのだから。
久しぶりにそんなことを思っています。


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北東気流でも曇らず

久しぶりに気象の話です。
このブログのテーマ、北東気流の話です。

昨日の天気予報では、関東地方、特に千葉、茨城などの太平洋沿岸では海からの湿った北東風の為に曇るという予想を出して放送していた。
いわゆる北東気流による曇りだ。
ところが今朝は起きると部屋が明るかったのが僕は意外に感じた。
そして出かけると湿度が低いようでからっとして爽やかに感じた。
ふとんを干そうかと思ったが、万一雨が降ったらと思い、帰りも夕方になるので
ふとんは干さなかった。

帰り道に空が青いなと思いながら近くの公園に寄り道して帰った。
空気もカラッとしていて気持ち良かった。
自宅でパソコンを開けて気象衛星画像を見た。
北東気流の時の雲の様な低い雲は赤外画像ではなくて可視画像を見るのだが、
可視画像を見たら低い雲は東北地方から関東地方まで太平洋沿岸に覆っていたが、
その低い雲は陸地、沿岸の手前までしか来ていなくて、
陸地に沿って一定の間隔を開けて、
低い雲あるいは霧は陸地には侵入していなかった。
もしかしたら太平洋沿岸の低い雲らしいものは海水面の温度が低くて白く写っているだけで、
雲、霧ではないのかもしれませんが。

アメダスで風向を見たら千葉、茨城は北東風だった。
ではなぜ湿った空気が低い対流を起こして雲が発生しなかったのか?
僕は分からない。
ただ千葉でも湿度は低かった。
張り出した高気圧の空気が乾いていたので、海からの湿った空気に勝っていたのかなと
あまり論理的でない考えでまとめるしかないのが
今の僕の今日の晴天への説明です。

勉強不足を感じて歯がゆいです。
そして僕はまた久しぶりに気象を勉強してみたくなっています。
明日仕事が休みなのでもう少し調べてみようと思います。
気象もおもしろいな
ただで空をながめていろいろ考えられるのだから。
久しぶりにそんなことを思っています。

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ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」感想その10LAND OF HOPE AND DREAMS

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「レッキング・ボール」
一曲ずつ感想を書いてきて、残りはあと2曲になってきました。
アルバム10曲目 LAND OF HOPE AND DREAMS
ブルース・スプリングスティーンはパリでの会見で、
僕は部分的にしかまだ聞き取れていないが、ブルースはこの曲をスピリチュアルな曲と話していた。
アルバム全体で怒り、そして建設的な内容の曲の中で、
この曲は論理的では無いかもしれないが理想論、そして夢の話なのだと僕は思っている。

ブルース・スプリングスティーンはこの曲でタイトル通り夢と希望を歌っている。
これぞ僕が好きなスプリングスティーンだと思っている。
気持ちを持ち上げてくれる。
今までどれだけ僕は彼らに励まされてきただろう。助けられただろう。
どうにもならないと思った時でも何とかなった。

この曲の歌詞にある
「夢は妨げられない」「誠実さは報われる」
ブルースがこの言葉を歌う時、僕は息を止めてじっと聞いている。
この言葉の通りに僕は3年前、ボストンまで行って彼らのコンサートを見てきた。
一生懸命にやれば必ず報われる。
いろいろな人の手助けを借りて実現出来た。
僕はボストンでのライブでこの曲を聴いていた時、そう感じた。
ブルースはステージ上で客席の観客をそれぞれ見ながら、
その言葉が観客に伝わったのを確認しているのだと僕はその時に感じた。

その3年前のライブの時と今が違うのは、
バンドメンバーのクラレンス・クレモンスがもうこの世にいないこと。
でもこの曲では今までのクラレンスの演奏を編集してサックス演奏が入っている。
そのクラレンスの演奏を聴いていると、まだ彼は居るように感じる。
そうなんだ。彼は亡くなったが今もEストリートバンドのメンバーなんだ。
肉体は無くなっても彼の存在はEストリートバンドに、そして僕や多くのファンの中に入り込んでいるんだ。
それを確認するのが僕が9月にワシントンDCに行って彼らのライブを見る目的かもしれないと僕は思っている。

そんなことも思いながらこの曲を聴いていると
僕自身が死が怖くなくなってくる。
何十年後かには僕も死ぬだろう。
でも僕はその時、今まで生きてきた延長線上に死を受け入れられると思う。

この曲を聴いていると
僕は生きていると感じると同時に
死も生の一部として受け入れている。
こころある人全てを乗せて進んでいく列車の最終的な行き先は死の世界なのかもしれない。
理想の地に最後には辿り着ける。
何かキリスト教的な感じ方もする。
僕が何十年後かに死ぬ時にはこの曲を聴いてから死にたい。
そんなことも感じます。

こんなことを書くと心配されてしまうかもしれませんが、
すぐには死にません。
僕はさらに一生懸命に生きようと感じます。
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台風4号での出来事

台風4号が関東地方に接近している。
移動速度が速くて、急に風雨が強まり、急速に回復するという予想らしい。

僕が今朝、職場に行くと同僚の女性から、
「明日台風で私、来れないかもしれないから私、明後日休みになってるから、あなたの明日の休みを変わって」
と言われた。
僕が
「いいですよ」
と言うと、その女性は更に
「明日の朝、決めさせて」
と言った。僕は自分が明日、休みか出勤かが当日にならないと分からないのでは休んだ気にならないので
「明日に決めるのでは困る」
と言ったら不機嫌そうにリーダーに話しておくと言っていた。
僕は余計な事まで言いそうだったので、その場を離れて作業についた。

僕は作業中気分が悪かったが、掃除をしている内にまあいいかと思うようになった。
そうしている内に、その女性からすいませんが、明日の勤務交代をお願いします。と言われたのでそれで収まった。
僕としては当たり前の事を言ったつもりだが、
相手の女性は僕だけ週休2日でズルい。という根に持っている事が出たようだった。

まあ僕としても上手く対処出来たと思う。
その場は離れて、後はお互い大人なのだからと。

仕事が終わって、僕の居場所に行ってその事を話したら、すごく感心していた。
まあ僕もよくやれたと思う。
そして先週、障害を持つ同士の他の場であった嫌な出来事も、
僕が成長したから感じたのもあるのではと言われた。

そしてブルース・スプリングスティーンのライブに行くことを一番大切にして。と言われた。
正にそれに尽きると僕も思う。
つい余計なことに惑わされてしまう。

大切なことを大切に
どうでもいいことはどうでもいい

本当に楽しみにしていることを大切にしようと思う。

ただ明日の天気を明朝には悪天は過ぎるだろうと思いながらもそれは言えない。
僕が気象予報士だということも職場では話していないのもさみしい気持ちもした。
まあ明朝は強風は残るかもしれないので、風に弱い路線で来る人なので何とも言えないところですが。
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ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」感想その9ROCKY GROUND

ブルース・スプリングスティーンのアルバム「レッキング・ボール」の感想9回目
「ROCKY GROUND」
この曲はシルベスタ・スタローンの単純なボクシング映画とは何も関係無く、
Rock、岩のごろごろした険しい道を僕達は旅しているという曲です。

この曲、どうにも希望が無い。つらいだけだと感じる。
岩だらけのきつい路を歩き続けなければならない。
でも僕らは約束の地へ向かっている。
いつかはたどり着けるのだと信じて。

自分のやれることを全力を尽くしてやっていく。
そうすれば後は神が何とかしてくれると信じて働く。

本当につらい。
眠れずに夜を過ごして朝になり目を開けると
周りには誰も居ないのに気がつく。
本当につらい。
でも僕はプロミスドランドを信じている。

この曲はキリスト教的なところもあり、僕には完全には理解出来ないのだと思う。
(そういう僕も親孝行の為だけに、よくわからないが洗礼を受けてはいる。でも今では母親に催促されて3カ月に1回位教会に行っているだけだが)

でもこの「ROCKY GROUND」も僕が一番好きなブルース・スプリングスティーンの曲
「THE PROMISED LAND」のように、
いつか約束の地にたどり着くのだと信じて自分に呪文をかけて全力を尽くす。
そうすればいつかは夢がかなうと。
でもこの曲は本当にきつい。つらい曲だ。

ただひとつだけ僕が思うのは、
つらいのならつらいと言っていいのだ。ということ。
つらい、つらい、でもここを乗り越えれば新しい日が昇ってくるのだと。
ここが今が山場なのだと。
そう呪文を自分にかけて僕も本当にきついと僕が思った時を乗り越えてこられた。
ブルース・スプリングスティーンを聴きながら。
I believe the promised land!
と歌いながら。

この曲は無機質的な曲調でありながら曲の中からもがいている、叫び声があふれ出てきている。

いつかは楽になるんだ。
希望のかなう所へ行けるんだ。
僕はブルース・スプリングスティーンの曲を聴いていると、
そう信じられるから今まで聴いてきたのだと思う。
このROCKY GROUNDと次の曲LAND OF HOPE AND DREAMSは今まで僕が好きで聴いてきたブルース・スプリングスティーンの真髄があると思う。
すごいアルバムだ。
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ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」感想その8YOU'VE GOT IT

僕の好きなブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」
このアルバムをずっと聴き続けている。
するめイカのようなアルバムだ。
僕は気に入ったことはずっとやり続けるのが好きな性格だが、
いまだに聴いている。飽きない。
聴くたびごとに良いと思う曲、感じ方が違うのがおもしろい。

アルバム8曲目YOU'VE GOT IT
この曲は小品な地味な作品。
アルバムの曲は全力投球の曲ばかりの中で、この曲は一息入れるような曲に感じる。
BLUES調でスライドギターが印象的だ。

この曲の歌詞、あなたはそれ(It)を手に入れた。
気がついていないだろうけれど、それは凄いことなんだ。
そういうフレーズが続く。
この(It)とは何なのか?
なかなか言葉に出来ないもの。
でもとても大切なもの。

僕にとっての(It)は何なのだろう。
気象予報士試験を受け続けてやっと合格出来た時。
ブルース・スプリングスティーンを追いかけてボストンまで行き、
会場で遂にサンダーロードを大勢のファンと伴に大声で歌った時。
それぞれの時に応援してくれた人がいたのを感じられた時。
そんな時に僕は(It)を感じられそうになったと思っている。
でもそれは気をつけないとすぐ薄れて消えてしまう。

そんなことをこの曲を聴くと僕は考える。
「自分の大切なものを探すんだ」
ブルース・スプリングスティーンらしいと僕は思う。
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雨天の「あおぞら祭り」

僕の居場所でよくわからないイベントがあって参加した。
「あおぞら祭り」というイベントだが、
この梅雨時に野外でイベントをやろうという事から変で、
予想通り雨になったので室内に会場を移して行われた。

僕も何だかんだ言って、こういうのが好きなので、
出店の売り子をやった。
よくわからなかったが、食べ物を売るのでもないのだが、
エプロンとバンダナをしてくれと言うので、してみた。
エプロンはともかく、バンダナをしたら、
僕は顔が黒い方なので、鏡で自分の姿を見たら、
怪しいカレー屋のインド人のようだった。
これではいけないと思っていたら、
僕の姿を見て歌手みたいだと言われた。
そこでああーそうか、
バンダナといえばブルース・スプリングスティーンじゃないか!
BORN IN THE U.S.A.の頃をイメージしてバンダナを頭に巻いてみた。
うん。これならいい。
すっかりその気になってきた。
よくわからないが店員をやってそこそこ売れた。

僕の当番が終わったので、周りを見て周った。
綿菓子を買った。おいしかった。

それから喫茶コーナーに行った。
そこは僕のもうひとつの居場所の喫茶店が出店していたのだが、
僕が行くと。待っていたとばかりに
「アイス・コーヒーありますよ」
と言われて、それはよかったと100円出して飲んだ。
おいしかった。
後から考えたのだが、
前回のイベントでもそこは出店していたのだが、
前回はアイス・コーヒーは開始5分間位で売り切れてしまい、
その後は1.5リットルのボトルのコーラ250円位のを小さい紙コップに入れて1杯100円で売っていた。
1.5リットルだったら7,8杯は入れられただろう。
実は参加者全員がドリンク1杯サービス券をもらうのだが、
そのサービス券を渡して皆ドリンクを購入するのだが、
その券は1枚100円で後で店へ主催者側から換金されることになったいたのだから、
ボッタクリの様な商売をしていた。
それを前回のイベントの後に僕が言ったのを覚えていてくれたようだ。
そこで「アイスコーヒーありますよ」になったのだった。

それから他の店で桃ゼリーを100円で売っていた。
一緒に居た人が食べていたので僕も買った。
そこでは「あと残り2個だけだよ」と大声で言って売っていた。
僕も急いで買った。
食べたが桃の割には黄色いし、食べていたらコップ半分ぐらい食べたら異様に腹が一杯になってきた。
ダイエット食品になりそうだと思った。
そんなことを思って食べていたら、ふとその店を見ると
そのゼリーが3個テーブルに並んでいた。
上手く引っかかってしまった。

別のブースでは僕の書いた文章も載せている文集を売っていた。
僕はそこに直接は関係していないのだが、
文集を眺めている人を見つけては
「僕もここに文章を書いています。ぜひ読んでください」
と売り込んだ。
その甲斐もあってか完売になった。
その時に分かったのだが、
偉い上の役職の人はまず買わないし読んでくれない。
現場の長クラスから現場に直接関わってくれている人は興味を持って買ってくれていた。
また僕が勧めるといつも読んでいますと言ってくれる人がいてうれしかった。
最後の1冊を買ってくださった2人連れの女性の方、このブログ見てくれていたらうれしいです。

梅雨時に「あおぞら祭り」というところからうさんくさいイベントだったが
僕は気がつかない内に楽しんでいた。
楽しんだもん勝ち。
素直に楽しむ。
これを最近忘れていたと気がついた。
僕が今日着ていたTシャツ
STRAWBERRY FIELDSなのかなここは。と思った。

そんなことを思いながらこのブログを書いていますが、
あの桃ゼリーで腹が膨らんで胸やけみたいになっています。
変な楽しいイベントでした。

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ブルース・スプリングスティーン コンサート観戦へ全てOK

ブルース・スプリングスティーンの9月14日、ワシントンDCでのコンサートにGOサインが出た。
唯一残っていた職場に休暇をお願いする件。
今日皆さんのいる場で
「コンサートを観にアメリカへ旅行するので休ませて下さい」
と頼んだ。

皆さんの反応が僕には意外だった。
そういうのがあったのね。
よかった。牛丼ともやしだけの生活かと心配してた。

さらに僕の階のリーダーが60歳過ぎのいじわる婆さんみたいな人で、
僕にはよくつかめない人なのだが、
そういう話出来ないと思ってた。私ロッド・スチュアートが好きなのと言ってくれた。
その人は文句の言えない程度にサボるので一緒に仕事したくないな、
でもいろいろ助けてくれるからなと思っていたおばさんだった。

職場全体のリーダーは、私はそういうのを高く評価する。
ひとつのことをやるのを。そういう主義だから。
だから休む時も理由を聞かない、とまで言ってくれた。

そして帰りに一緒になった20、30代の青年からは、
おばさん達が、僕がアメリカに誰かを観に行くと言ってたけど、皆誰だか忘れてた。と話しかけてくれたので
僕がブルース・スプリングスティーンだと言うと、
ああ。そういえば来ていませんね。と話してくれた。
唯一知っている人がいた。

楽しんできな。とリーダーは言ってくれた。
素直にうれしかった。
僕は皆、ひとくせ、ふたくせある人たちだなと思っていたが、
話してみないとわからないものだなと思った。

僕は自分自身が、写真の蛾のようなものかなと思った。
成田空港からの電車に乗ったら窓際にとまっていたのだが、
隣に座った人は避けて他へ行った。
僕はきれいだと思い写真に撮った。
外国から来たのかなと思った。途中の藪から出て来たのかもしれないが。
僕はこの蛾がきれいだと言う人に、
まためぐり会えた気持ちがしている。
ありがたい職場だ。
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ごきぶりホイホイの生活

このブログをよく見てくれている人に先日会ったら、
「ブログ、最近あの話しかないじゃない」
と言われた。
もちろんブルース・スプリングスティーンの話だ。

そこで今回は違う話にしようと思う。
ちょうど今夜は暑くて眠れないで起きて来たので思い出した話です。

僕の部屋は団地の最上階の5階です。
眺めも風通しもある程度良いのだけれど、
テレビを観て納得したのだけれど、
建物の屋上で日中蓄えられた日射の熱が
最上階の部屋の天井から5階の部屋に降りてくるのだと知った。
何か昔覚えのある暑さだと思っていたが、
トタン屋根の倉庫で働いていた時の風呂場の熱がこもった様な暑さだ。

仕方無いので昨年クーラーを設置した。
ただ団地なので勝手に壁に穴を開ける事が出来ないので、
リフォームされた部屋の間取りで唯一クーラー設置用の穴が壁に空いている
キッチンにクーラーを取り付けた。

寝る時はクーラーの効く部屋で寝たいので、
ふとんをキッチン台の前に布いて寝る事にした。
初めは快適で、ぐっすり眠れた。
クーラーを発明した人は凄いなと感謝の気持ちでいっぱいだった。

ところがキッチンで寝るのに慣れて来た頃に、
僕が布団に入って手をふと頭の方に持っていったら、
何かネトッと脂っこい物に触った。それは動いて行った。ザワザワと音がした。
もしやと思い、手の匂いを嗅いで気がついた。
僕はゴキブリに触ってしまったのだ。
ちょうどキッチン台の前のカーテンのすぐ横に布団を敷いたので、
部屋の隅のゴキブリの通り道だったようだ。
すごく気持ち悪かった。

仕方ないので翌日、スーパーに行って「ごきぶりホイホイ」を買ってきた。
パッケージの説明書きに
効果的な設置のコツ 一度に数ヶ所置き、一挙に捕獲する
と書いてあるので5箱入りのパックを2パックセットで買った。

僕はさっそく部屋に戻って説明書通りに、
通りそうな部屋の隅々に5箱設置した。
箱を組み立てて粘着シートの上にゴキブリが好きな匂いの元を置いた。
匂いの元の袋を開けると美味しそうな匂いがした。
説明書にはビーフ、じゃがいも、たまねぎ、と書いてある。
何だ牛丼の具じゃないか。
でもそれは僕の大好物。今では僕は3日に1回食べている。
つまり僕はゴキブリと同じ食べ物が好きなんだと気がついてしまった。
何とも情けなかった。

結局1週間置いたのだが1匹しか捕獲できなかった。
5箱も設置したのに。
しかももう1パック残っている。
上手くメーカーに買わされてしまったなと思った。

今年もキッチンで寝る季節となった。
今年は少し工夫して寝る時の頭の位置をゴキブリの通り道を避けて
部屋の広い方にしようと思う。
北側に枕になってしまうが、まあしょうがない。
何とも情けない生活です。
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