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ブルース・スプリングスティーン・コンサート観戦ワシントンDCへの旅 その3 半旗について考える(2)

ブルース・スプリングスティーンのコンサートを観るためにワシントンDCに着き、
インド人の運転するタクシーでホテルに着いたのですが、
タクシーの車窓から見る建物の国旗は半旗になっていました。

何で半旗なのか僕は分かりませんでした。
9.11の為かとも思ったのですが、
ホテルの部屋でテレビニュースを見たら
リビアでアメリカ大使館が襲撃されてアメリカ人4人が死亡した。
アフリカ、西アジアの各国で反米運動が拡がっている。
と報道しているのを僕は見ました。

でもその事は僕はホテルの部屋で知りました。
また翌日、現地の日本人ガイドさんに市内を案内してもらった時に、
そのガイドの人に、なぜ半旗になっているか聞いたら、
国会議員のだれかが亡くなったからではないかなと話していて、
ガイドさんはリビアの事件を知らない様子でした。

僕の推測では半旗はリビアで亡くなられた人への追悼で行われたと思いましたが、
本当のところは僕には分かりません。
そして僕が日本に戻ってテレビニュースを見ると、
尖閣諸島の事。民主党、自民党の総裁選挙の事。だけで
日本ではリビアの事件の事は僕は見られませんでした。
日数が経っていた事もあるでしょうが、
アメリカと日本ではこうも違うのかと思いました。
アメリカでも2番目のニュースは大統領選挙の事でしたが。

僕はその人が今どこにいるか、どういう状況でいるか、どういう事をしているか、
によって得られる情報が異なるのだなと実感しました。
そして僕はアメリカの首都に居ても伝わってこないのだなと少し怖くなりました。

載せた写真はそのニュースが流れている時に、
僕達がのんきに国会議事堂まで散策して撮った写真です。
僕が会見が始まる前に、そこにいる人に聞いたら、
共和党だか民主党だかの代議士が話すということだったので、
少し待って会見をしているのを見てきました。

テレビの画面では立派に映る場面でも、
実際にその場にいると、この程度の簡単な作り方なのだなと、
意外に感じました。

世界中どこにいても事実は事実として存在するのだけれど、
それをどう見るか、どう感じるかは、
その人、ひとりひとりの立場によって異なるのだなと思いました。

まとまりの無い文章になってしまいましたが、
情報が多い世の中になり、インターネットの普及する中で、
何が今一番大事な情報なのかが見えなくなっているのではないかなと
僕なりに考えました。
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