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「人生捨てたもんじゃない」かな

今日は僕が行っていた病院デイケアが出場したソフトバレーボール県大会に応援に行った。
僕は昨年末からデイケアに行かなくなり辞めたので選手でなくて応援で行った。
仕事を終えてから急いで会場へ行ったのだけれど、
もう僕達のチームはトーナメント戦で負けてしまっていた。
また、久しぶりに会えるかと思っていた昔、お世話になった人にも会えなかった。
僕はがっかりして、さみしく早々と帰って来た。

駅前のスーパーに今日は寿司でも買って食べるかと思って寄ったら、
ばったりとなつかしい人に会った。
僕の地元の支援センターの職員さん。
「本当に久しぶり」
と言って喜んでくれてうれしかった。
僕は「そうそう。僕はこころの元気プラスという雑誌に載ったんですよ」
とあいかわらずあやふやな話をしたら、
「表紙に?」というので「当事者研究にです」と言った。
カバンに入れてあった、その雑誌を渡そうとしたら毎号取っているということだった。
僕は「最高傑作です」と言った。
そして「みなさんによろしくお伝えください」と言って別れた。

考えてみればもう6年間位会っていなかった。
二人とも地元に居るので会うのも不思議ではないのかもしれないけれど僕はうれしかった。
今日会えたのが何か映画のストーリーのようにも感じる。
今日会場で会えなかった人にもいつかまた会えるかなとも思えた。
人生おもしろいものだなと思います。
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ブルース・スプリングスティーン「OUT IN THE STREET」感想

ブルース・スプリングスティーンがライブでこの「OUT IN THE STREET」を演ってくれると
僕は一気に盛り上がる。

ダーリン、一番の服を着て
髪の毛もしっかりセットして、
今夜はパーティーがあるのだから
あのネオンの灯りの下で
お前は一日中あのきついラインで作業してきた
そして今夜は楽しい時を過ごすのだ

俺は週5日の仕事をしている
港で積荷をかついでいる
俺は一生懸命稼いだお金を持って
あの娘に街角で会うのだ
月曜日に現場監督が時間を告げる時には
俺はもう金曜日のことが心の中にある

仕事の終了のサイレンが鳴ると
俺は通りに出る
家に戻り、作業着を脱ぐ
俺は通りに出たら
歩きたいように歩く
俺は通りに出たら
話したいように話す
通りに出たら

僕は苦労して働いて稼いだお金でブルース・スプリングスティーンのライブを観に来たのだと思い、
涙が出て来る。
さあ僕がずっと来たかったライブに来たのだと。

今週は仕事を欠勤してしまった。
すっかり調子を崩して落ち込んでしまった。
でもまた仕事に復帰出来た。
僕もきついけれどしっかり働いて、
そのお金でまたブルース・スプリングスティーンのライブを観に行きたい。
でもお金が少なくなり、またアメリカに行けるかは分からない。
それでもブルースはいよいよ最後には日本に来てくれるのではと僕は思っている。
僕は彼らの初来日公演には行かれなかった。
でもアメリカへ行き、ブルース達と最高の経験が出来た。
そして最後ブルース達を日本で観れたら最高だと思う。
その前に僕がアメリカに行って、また観れれば一番いいけれど。
ブルース・スプリングスティーン、Eストリートバンドのライブを観に行くことが
僕のはりあいになっている。
何とか頑張って目標を達成したい。
その来日公演で「OUT IN THE STREET」を演ってくれたら最高だと思う。
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ブルース・スプリングスティーン「HUNGRY HEART」感想

僕はブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RIVER」に出会って
本当の世界があるのを知った。
真面目なだけだった僕を違う見方があるのだと教えてくれた。
結局僕は責任に押しつぶされてしまったけれど、僕はまだあきらめていない。
今日は秋の空気の気持ち良さに部屋の窓を開けてアルバム「THE RIVER」を聴いた。
あの頃の僕を少し思い出した。いろいろな想いがこのアルバムにはある。

「HUNGRY HEART」この曲を僕はライブ会場で皆と歌いたい。
いろいろな悲しい事もつらい事もあったけれど大声で歌いたい。
次のブルース達のツアーでは「HUNGRY HEART」を演奏してくれそうな気がする。

誰もが満たされないこころを持っている
誰もが飢えたころろを抱えている
仕事をしてお金を貯めて、自分の役を演じながら
みんなさみしいこころを持っている

誰もひとりぼっちになりたくないんだ

アルバム「THE RIVER」でブルースは僕に人とのつながりの大切さを繰り返し伝えてくれる。
僕もひとりぼっちでいたくない。傷ついても相手を求めていきたい。
僕の本当の人生にとっての最初のアルバムであり最後のアルバムにもなると思う。

今僕は仕事がきつくてギリギリの生活をしている。
仕事以外の要因が大きいのだけれど。
今日もやっと朝出かけた。
仕事の途中で帰ろうと考えていたらリーダーから電話で次の仕事の指示があったので帰らなかった。
やっと仕事を終えてから僕の掃除しているショッピングセンターに新規開店の店が出来たので、
お客さんに聞かれたら場所を説明出来るようにとリーダーから言われたので、見て来た。
前に一組しか並んでいなかったので待って店に入った。
店内は満席の割には落ち着いていて、昭和の雰囲気がして落ち着いていて良かった。
何かいい気分だった。
そして部屋に帰って「THE RIVER」を聴いた。

明日は休日。夜に友人のライブがある。
翌日が仕事で疲れているので行かないでおこうと考えていたけれど、
やはり行こうと思う。
30分のライブだけれど、彼が大切にしている場。
僕のギターの師匠のステージ。
これに行かないでどうするんだ。
僕はつながりを求めているのだ。
僕も飢えたこころを持っているのだ。
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ブルース・スプリングスティーン「INDEPENDENCE DAY」感想

ブルース・スプリングスティーン「INDEPENDENCE DAY」「独立の日」
ブルース・スプリングスティーンは父のことを歌にしていることが多いと思う。
この「INDEPENDENCE DAY」もその一つ。
アメリカの人たちにとって独立記念日は特別なものだと僕は思う。
それを父からの自分の独立とした曲。

俺はお父さんが変わっていく様を見てきた。
でも俺はそうはならない。
俺はこの街を出て行く。あなたから離れて。
俺達は言葉を選び距離を置いてきた。
でもこの家に二人は一緒に居られない。
俺達二人は似ているのかもしれない。

だからさよならと言ってくれ。今日は独立記念日だから。

お父さん、今はあなたが言いたかったけれど言えなかったことが分かる。
たださよならとだけ言ってくれないか。独立記念日なのだから。
俺はその事を放り投げるつもりは決してなかったと誓う。

最後の歌詞は僕が今まで思っていた訳詞で、本当の訳は、
決してあなたが望んだものを奪うつもりはなかった
となっています。

僕も僕の父と確執があった。
僕は父が嫌いだった。父に僕の嫌な部分が見えて嫌っていた。
僕が病気の時、「僕はあなたの子供でなければよかった」とまで僕は父に言った。
でもその後、父は僕のやりたいことをやらせてくれた。
勉強が出来ないからと仕事を辞めてまでして気象予報士試験の勉強をしても、
僕のやりたいようにやらせてくれた。

父が癌で亡くなる直前に僕は父に話した。
「僕のやりたいことをやらせてくれてありがとう」
と。すると父は
「よく受かったよ。試験を受け続けなければ得意な問題は出なかった」
と言ってくれた。
そして僕が
「僕は自分のやりたいことはやるけれど、やらなければいけないこともやれればいいのだけど」
と言ったら父が
「やりたくないこともやってくれた」
と家族の仲が壊れかけた時に僕が入院して行ったことを話してくれたのだと僕は思った。
そして僕と僕の父は和解出来たと僕は思っている。

僕が父にやらなければいけないこと、話さなければいけないことを話せたのも、
僕が「INDEPENDENCE DAY」を聴いてきたからなのだと今僕は思う。
写真は僕が気象予報士試験の勉強で図書館に通っていた時に歩いた道です。
この道を通るとあの頃を思い出します。
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ブルース・スプリングスティーン「TWO HEARTS」感想

「TWO HEARTS」はいくつかある僕が一番好きなブルース・スプリングスティーンの曲のひとつです。
この曲はノリが凄い。少し乱暴な感じもあるけれど。
そして歌詞が好きだ。
僕はこの曲を歌って何度励まされたことだろう。
昔、付き会っていた彼女と自転車に二人乗りして歌ったのを覚えている。
傷ついても大切な人を求め続ける。
僕は弱いのですぐ逃げてしまうけれど、僕はこれからもこの「TWO HEARTS」を歌って生きていきたい。

この「TWO HEARTS」はトム・ジョード・ツアーでアコースティックでも歌われたこともあるけれど、
僕はやはりEストリートバンドで聴くのが好きだ。
僕が昨年5月にコネチカットで彼らのライブを観た時に演奏してくれた。
しかもスティーヴと一緒に。
ブルースとスティーヴが一つのマイクで歌った。
若い頃の勢いは無かったがブルースとスティーヴが歌う姿を観れて僕はうれしかった。
ブルースもスティーヴもうれしそうだった。
僕はその姿にポジティブなロックの永遠の可能性を見たと思う。
僕もスティーヴのような友達を持てるように成りたい。
古いつきあいの友達も、同じ障害の友達も、これからの友達も大切にしていきたい。
そんなことをこの歌を聴くと僕は思う。

この曲の歌詞には

前は俺は強い男を演じてきた
でもそれは子供っぽい夢で生きているだけだった
いつかそんな子供っぽい夢は終わりになる
成長した男となりもう一度本当の夢を見る為に
今俺はまた信じている

二つのこころは一つよりいい
二人の方がうまくいく
二人の方が一人よりいい

そして僕もいつかは
peace of mind
を持てて
my special
な友達を持ちたい。
その為にはかっこつけずに傷ついても弱さを見せて求め続けることだと思う。
僕のテーマです。
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こころの元気プラス「他人事(ひとごと)メソッドの研究」

僕が「べてるの家」で始まった「当事者研究」を学び始めてから4年位。
今回「こころの元気プラス」2015年9月号に僕の研究
「他人事(ひとごと)メソッドの研究」が掲載されました。

僕は高校生の時に心の病にかかりました。
でもいろいろなこころある人たちに出会えて僕なりの生き方をしてきました。
満足な人生だとは僕自身言えませんが、僕の生きたい人生を生きてきました。
その中で僕の人生で重要な場面がありました。
僕が心の病で入院して、その時に僕がどうしても行きたかった
ブルース・スプリングスティーンのコンサートがあり、
必死でチケットを取ったのに行かせてもらえませんでした。
それが僕のそれからの人生の始まりになりました。

僕はその後、無気力になり何もしないで過ごしていました。
でもそれからいろいろな人たちに出会い、生きる楽しみを教えてもらいました。
そして今の自分のやりたいことを一生懸命にやる生き方を身に着けました。

僕の病気はいわゆる秘密にしておくべきものだと一般に言われてきました。
僕にとってもブルース・スプリングスティーンの曲「DARKNESS ON THE EDGE OF TOWN」
で歌われている、「一生抱え続けて隠し続ける秘密」でしたが、
僕はいつの間にかそれを自分から切り離して、いつの間にかどうでもいい事にしていました。

今ではあの時があったから僕はここまでブルース・スプリングスティーンを追いかけ続けることが出来た。
そして大切な体験、大切な人たちとの出会いも得られたと思っています。
そのまとめが今回の「他人事メソッドの研究」になっています。
よろしかったらNPO法人 地域精神保健福祉機構・コンボから発行されていて、
インターネットで注文出来ますので読んでくださったらうれしいです。

コンボ
https://www.comhbo.net/
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ブルース・スプリングスティーン「JACKSON CAGE」感想

またこの曲の感想を書こうと思い、
歌詞を読みながら聴いた。
エレクトリックな明るいキーボードやギターに思わず
踊りだしたくなるようなノリを僕は感じる。
このブルース・スプリングスティーン独特のノリ、グルーブ感に初め僕は引き込まれた。
何とも言えない世界に入り込んだ。
その後、歌詞も読んだのだが未だにいま一つ歌詞が分からない。
終身刑を言い渡されて服役している女性を歌っている。
それだけの罪を犯したのだから仕方ないのではとも僕は思うが、
ブルース・スプリングスティーンは彼女に何か人生の生きる意味、
あるいは無意味さを見出そうとしているのかもしれないと僕は思う。
ブルースはこの後も犯罪を犯した者の歌を作っているが、
どうも僕はよく分からない。
でもこの世には意味が無く行われる事もあるという歌詞の曲もあったなと思い出しました。
まあ歌詞はともかく曲はノリが良く、さらに次の曲、僕が一番好きな曲「TWO HEARTS」へと続きます。
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「SPRINGSTEEN & I」への想い

さみしい思いをして耐えられなくなりそうだったので
ビールを飲みながら映画「SPRINGSTEEN&I」を観た。
いろいろなファンのブルース・スプリングスティーンへの想いが残されている。
そしてその中に僕も映っている。
「THANK YOU BRUCE」
と僕は無邪気に話している。

いろいろな人と同じように僕もブルース・スプリングスティーンを人生の友としてきた。
そうだ僕はブルースの腕を触って来たのだ。やわらかかったのを覚えている。
「THE PROMISED LAND」で吹いたハーモニカを触ったのだ。
そして「THUNDER ROAD」を大声で歌ったのだ。
「TWO HEARTS」をブルースとスティーヴが歌うのを観たのだ。
「THE PRICE YOU PAY」をじっと聴いたのだ。
そうだFaith will be rewardedを僕自身体験したのだ。

僕はつい被害的になってしまう。
嫌だったことばかりを気にしてしまう。
ちゃんと考えれば良かったこともいっぱいあるのだ。
そうだ僕の日記は前は良かったことだけ書いていたではないか。
僕は素直に一生懸命やればうまくいくのだ。
少なくとも充実して生きられるのだ。
最近それを忘れていた。
嫌な事ばかり考えて自分で動かなかった。
僕は考えるよりも動くのだ。

そんなことを思い出した。
僕が出て来た場面で僕はじわっと涙が出た。
そうなんだ
Faith will be rewarded
これを実感させてくれるのが僕にとってのブルース・スプリングスティーンなのだ。
「SPRINGSTEEN&I」は僕の大切な宝物だ。
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ブルース・スプリングスティーン「SHERRY DARLING」感想

この曲を聴くと僕は夏を思い浮かべる。
僕の中で一番のブルース・スプリングスティーンの夏の曲だ。
今年の夏も暑い中で僕は仕事帰りに自転車でアスファルトの道を通りながら「SHERRY DARLING」を歌った。
この曲の歌詞のように熱い太陽の日差しがアスファルトに当たっていた。

ところで気象庁の長期予報では当初、今年の夏はエルニーニョ現象により日本は冷夏になると言われていた。
その予報通り今年の夏は初めは冷夏気味だった。
ところが日本の南海上に台風が同時に3個接近してからは、
台風付近の上昇気流が日本付近で下降気流となり日本付近の高気圧を強めた。
その為に熱い夏に変わった。
おもしろいと思う。

結局長期予報では大きな規模の流れを見る。
地球規模の流れではエルニーニョになっていた。
でもそれより小さい規模の流れでは、
台風が接近するアクシデントにより日本付近で高気圧が強まった。
まだ今の科学力、観測データでは長期間での台風の影響までは分からないようです。
世の中では大きな流れがあっても突然の小さい規模のアクシデントも起きるのだな。
そんなことを僕は考えました。

1週間位前からは前線が停滞して秋雨前線になって曇りで肌寒くなった。
大きな場に戻ったということだろう。
僕の身の周りも見渡せばいろいろ興味深いことがあるのだなと思いました。
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