CASIOPEA 3rd と INSPIRITSのジョイントコンサートのBD。
と言っても、両方とも野呂さんのグループだから野呂祭りと言っていい。
4010とあるのは、CASIOPEA40周年、INSPIRITS10周年のこと。
ついでに、野呂さんは、還暦イヤーだった。
節目のコンサートで、観客も大盛り上がり。
2018年12月24日の、六本木EX。
2つのグループのメンバーをいろいろ入れ替えての3時間。
特に、野呂さんと、神保さんは、両方に属しているから、出ずっぱり。
ボリュームも凄いが、演奏も充実。
序盤、野呂さんのギターがトラブって慌てる場面もあったが、総じてベストパフォーマンスを繰り広げた。
やはり、40年の歴史は、重い。
凄いドラマーが、特別ゲストと言っていたのが、野呂さんだったのには、笑った。
大真面目に、神保さんとの、ツインドラムをこなした。
息もぴったり。
野呂さんの、各メンバーへのインタビューが、得点映像についているが、野呂さんがインタビュアーだから、悪口を言うはずがない。
野呂さんを称賛する声が続くが、音楽にはストイック、人間的には、尊敬すべき人格者ということらしい。
曲は、ほとんど野呂さんが書き、メンバーが集合し、3テイクぐらいて仕上げるという。
あれだけの曲を、さっとこなすのは、メンバーの力量だ。
そう言えば、その後、ブルーノートに行った時、このBDを編集するのに、半年かかったと言っていた。
まさに、渾身の1枚。
神保さんの記事が、日経に連載されている。
野呂さんがいなければ、サラリーマンになるつもりだったとある。
人生、何が起こるかわからない。