かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

教養として学んでおきたいビートルズ

2020年07月07日 | The Beatles
九州地方の豪雨が止まらない。
梅雨の終盤にこのようなケースがあったが(ちょうど海の日の連休を利用した旅行のスケジュールが大幅に狂ったことがあった)、この時期にこれだけ荒れるのか。
とにかく安全に逃げて欲しい。

今日は、リンゴの80歳!の誕生日。
去年は、盛大なパーティだったが、今年は、Zoomでのメッセージ。
170人ぐらいの参加で、fbでも生中継された。
オフィスからの参加で、なかなか雰囲気は盛り上がらないのだが、元気に80歳!
めでたい話だ。



本書は、出たばかり。
期待はしていなかったが、残念な本だった。
とこかで読んだことがあるようなフレーズのオンパレード。
いろんな本から、面白そうな部分を切り張りして書いたような本。
新たな発見、著者の独自の見解が見当たらない。

それはそれでいいではないかという本もあるが、本書の場合、全体のバランスも悪い。
教養として学んでおきたいというからには、ビートルズが活動した7年間を俯瞰した内容に期待したくなるが、出会いと誕生、ファブ・フォーをつくった人々、運命の女神たち、偉大なる足跡の4部構成で、結成前を含む初期の話と、女性関連の話が、大半で、肝心の音楽での偉業については、さらっと触れる程度になってしまっている。
これでは、ビートルズがなぜ解散後50年も経っているのに、この人気なのかさっぱりわからない。

ということで、入門書としてももっといい本がたくさんあるし、ましてや、ビートルズをある程度知っている人にとっては、新しい発見はなく、なかなか厳しい1冊。
コメント
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