今日も梅雨空。
新オフィスの立ち上げにも手間取っており、ゆううつな日々が続く。
これまた最近出たビートルズ本。
ビートルズ本については、切り口を変えて、膨大な書籍が出版されているが、さすがに、食をテーマにした本は初めて?
グスコー出版という出版社だが、健康関連の本が多いようで、その流れで、食とビートルズを無理やりくっつけた?
ビートルズのさまざまなデータから、食に関する部分を引っ張り出し、つなげた感じだが、結局菜食主義称賛の本になっていて、著者の意図もそこにある。
初期の情報は、まさに平凡はイギリス人の食事で、全然面白くない。
特にイギリスの食事は、簡素なことでも有名。
有名になっても、ステーキなど豪華な食事が増えただけで、何の変哲もない。
菜食主義に変わっていくのは、インドに関わりだしてから。
特にジョージは、極端。
宗教的な背景がある。
ポールは、そこで変わったわけではなくて、リンダといっしょになって、動物を食すことをやめた。
リンダは、特にベジタリアンメニューを多く考案し、本まで出しているのは、有名なところ。
がんで、亡くなってしまうのだが、著者は、青魚を食さなかったがよくなかったのではと 分析する。
青魚と菜食主義のミックスが必要ではないかとのご意見。
ジョンは、マクロビオィッテック。
これは、ヨーコの影響が圧倒的に大きい。
TVのトークショーでも、カメラの前で調理したいたのを思い出す。
玄米を食することでも有名だが、著者によると、玄米のみとすると、便秘になるそうで、要注意だそうだ。
リンゴは、もともと虚弱体質の上に、スパイスが全くだめでインドはアウト。
しかし健康のため、ヴィーガンライフを送るようになって、健康体を取り戻した。フルートリアン的といってもいい食生活だという。
昨日、元気に80歳を迎えたのだから、それも健康によいということだろう。
ちなみにベジタリアンという言葉は、ベジタブルからきているのではなく、ベゲトゥス(ラテン語で、完全な、健全な、生き生きとしたという意味)からきており、菜食主義という意味では必ずしもないと初めて知った。
メタボ予防は、プチベジタリアンからというのが結論?
ビートルズ本というより、健康本と考えた方がよさそうだ。