ROUGH AND ROWDY WAYS

今日は、結構酷い天気。
ため込んであったCDやらBDを視聴した。



本アルバムは、ディランの新作。
宣伝が凄かったから、ご存知の方も多いだろう。
ノーベル賞受賞後の、久々のオリジナル作品。
2枚組だが、2枚目は、話題の16分54秒の、一曲だけ。
もう、やりたい放題？



ツアーメンバーと、2019年のツアー終了後に、録音したそうだが、ほぼお経？
メロディらしきものは少なく、まさに吟遊詩人。
聞き取りによる英文歌詞とその末・この前のイベントで、発売寸前まで何の情報もなくたいへんとの話があった)があるのはありがたいが、それでも、よくわからない。
英語としては、難しくないのだが、何を言いたいのかが、掴みにくい。
知らない固有名詞も多い。
自分のことを言っているようで、はぐらかしているようで。
ただ、全体的には、やはり暗い印象。
そういう境地に入ってきたということなのだろう。



2枚目は、ケネディ暗殺をテーマにした最も卑劣な殺人。
とにかく長い！
メロディがない！
ケネディ暗殺の後、60年近くが経過しているが、世の中の混沌さは、増し、素晴らしいリーダーも、出現していない。
そんな中の本作だが、感情を押し殺して、淡々と語っているように聞こえる。

新型コロナで、来日がキャンセルになってしまったが、落ち着いたら、新作片手に是非来日して欲しい。
たぶん、賛否両論のコンサートになると思うが、絶対行く。