kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

競技場練習

2017-08-24 | 陸上競技
火曜日、久々に全員がそろっての練習。競技場にしました。、翌日が支部大会。男女ともに疲労はかなりあると思いますがやるしかないなと。練習時間を限定して行うことにしました。ア試合のアップを行ってからある程度のことをしておきたいなと。

試合が続く2年生女子はかなり疲労度があるようでした。抜き気味に。アップ終了後、チューブ5歩ををやってから前半マーク。この時点でNは止めさせました。疲労度がかなりあるようで中国選手権の時に膝周辺の張りがありました。けがをしてもらっても困るので。一応会話をしながら確認作業。自分の現状を常に報告していかなければいけません。他の者は中間マークへ。女子は切れがないなという感じ。仕方ありません。疲労度の中でやっていく。感覚を作る作業です。

この時点で2年生男女はスタートの確認へ。リレーメンバーの選考もやっておかなければいけないのでメンバーが確定している2人以外の男子は全員「加速走」をすることにしました。この10年くらいでほとんどやったことはないのですが。目安としてという感じですね。30m、60m、100mを1本ずつ。目安はないのでそれぞれのタイム確認でしょうか。現状として「厳しいな」という感じではあります。選手が集まる学校ではないので選手が少しずつ力をつけていくしかない。仕方ないなと思っています。ない袖は振れない。勝ち上がることを考えながらも今どうするかをしっかりとやっていかないといけない。

同じことを繰り返してしまう。ここは絶対に避けないといけないと思っています。「速く走れない」ということは仕方ない部分があります。が、そこに至る取り組みに関しては「速い選手」と「普通の選手」で差があってはいけないと思っています。まー「取り組みの差」があるから結果の差につながるという話もありますが。

「速くなるため」には色々な方法があると思っています。やれることはたくさんある。しかし、それができるかどうか。走れないのであればできることはある。「できない」と嘆いているだけではなく「自分にできること」をきちんと考えてやるべきだと思います。それができるかどうか。前に進むためにできることはすべてやる。その感覚がないと強くはならない。「何とかなるだろう」という「甘え」を捨て去らなければいけません。女子に関してはその感覚はすごく大切だと思います。

下を向いて考えていても何も生み出さない。しっかりと前を向いて何をするべきを考える。それが重要。中国選手権のリレーの結果を踏まえて「自分が何をするのか」を各自が考えてもらいたいなと思っています

うちは弱い。それだけは確かです。勘違いしないようにしなければいけません。スーパースターがいるならそれでいいですがそうではない。だからこそ全員が「競技志向」で物事を考えて進んでいかなければいけないのです。

全体練習の後に1時間程度居残り練習をしました。こちらもできることをします。個別指導で多少なりと変化が生まれれば・・・。危機感を持つ。その言葉の意味を本当の意味で理解してもらいたいなと思っています。簡単そうで難しい。それでもやるしかない。

かなり命を削ってやっていると思います。当たり前だと言われると辛い。まー好きでやってるんだろうという話なのかもしれないですが。
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男子の練習へ

2017-08-24 | 陸上競技
金曜日、土曜日と男子は自分たちで練習をしてもらいました。不在時にどうするかは非常に大事です。先日は私の不在時にあり得ないことがおきました。「どこに向かうのか」という話だと思います。

二日間の練習の報告はキャプテンからありました。どのような状況でどんな雰囲気だったのか。その部分の話を聞きました。少し前に比べると前進したようですが「競技に取り組む姿勢」には若干の温度差があると。その感覚をどうするかですね。本人たちは「自分はやっている」と思うかもしれない。が、客観的に見るとそうではないという部分が数えきれないくらいあります。うちは「競技志向」で練習をします。「勝利至上主義」と言われる部分とは異なりますが。強くなるためにどうするか。ここを常に考える。勉強も日常生活もすごく重視します。

月曜日は女子は休みにしました。これに関してはかなり指示を出していましたが本人たちがどのように過ごしたのかは分かりません。移動の疲れもあるでしょう。土曜日、日曜日と身体を動かしています。金曜日も含めてトップスピードで何本も走っていますから疲労度は高いと思います。疲れを抜くことができるかどうか。

男子はいつも通りの流れでドリルをやってチューブ5歩と10バトン。そこから中間マークへ。中間マークの練習の前に「スピード」について話をしました。どうすればスピードレベルが上がるのか。短距離系に関しては「素質」といわれるものが大きく影響すると思っています。普通の高校生はどれだけあがいてもボルトには勝てない。が、今の自分を超えて少しでも速くなることはできる。そこの感覚は持っておきたい。全員が全国レベルになるとは思えません。が、全員が今の自分よりも強くなることはできる。ここが上述の「競技志向」の意味です。

ピッチとストライドの話をしました。ストライドを伸ばそうとして膝から下を振り出すうごきはしたくありません。感覚的には「ストライド」というのは「重心移動」だと思っています。重心が前方に移動する。移動するのを待って足が付くから自然と1歩の幅が広くなる。無理やり伸ばしていくものではない。ピッチに頼るとそれができなくなります。その感覚は持っておきたい。

それを踏まえて動画を取りながら中間マークを繰り返しました。今自分自身の動きがどうなっているのか。意識してやる動きと何となくやる動きの違い。自分ができていると思っていても実際はできていない。そんなことは当たり前のようにあります。だからこそ自分自身の動きの理解は必要だと思っています。それができるかどうか。こちらはやりたい動きと課題を話します。それを自分自身のこととしてとらえられるかどうか。ここに関してはやはり重要だと思いますね。

かなりの時間を割いてこの部分をやりました。なかなかできませんが。男子に関してはかなり負荷をかけていますので疲労度もあると思います。それでも先のことを考えるとやっておきたい。

3時間近くの練習になったでしょうか。できることをひたすらやっていきたいなと思います。ひたすら。ひたすら。
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時間が・・・

2017-08-24 | 陸上競技
とにかく時間が確保できません。まー仕方ないのですが。

先週の金曜日から中国選手権へ。国体合宿が終わり、合同練習、合宿、保護者会。終わった翌日から鳥取へ。働くのは当たり前ですがなかなかですね。就職と進学が一度に押し寄せてくる。ちなみに生徒の半分は進学、半分は就職です。進学も四年制大学を希望する生徒が多い。他校とは状況が違いますね。県内の国公立へもかなり進んでいます。選択肢が広い。←一応学校の宣伝(笑)

中国選手権、消化不良でした。リレーは前の記事に書いたとおりです。50秒5かかりました。実は7月に実施された高体連記録会の時にこれくらいの記録で走っています。私の希望としてはその時に今回のように「アンカー勝負」になり一気に抜かれるという状況を希望していました。それにより「甘さ」を捨て去るきっかけになればいいと思っていました。それが出来ず今回の中国選手権での結果になる。

うちが決勝に進めなかったのは2年生3人が弱いからだと思っています。このレベルでは勝負できない。が、秋以降勝負しようと思えばやはり最低でも14秒0で走れるアンカーは必要。それほど難しい話ではないと思っています。リレーは総合力です。3人がどれだけ強くなってももう一人がある程度走れなければいけません。「今のままではまずい」という感覚を持ってもらいたかった。そこはすごく大切なことだと思っています。

個人種目も微妙。Nが100mと200mで決勝に残りましたがどちらも7位。12秒5と25秒7くらいでしょうか。Mは向風2mで12秒7、200mは26秒4くらい。殻が破れません。あと一押しでかなりのレベルまでいくと思うのですが。それができないというのは何かしらの原因があると思っています。一番は私がもっともっと全国レベルの指導力を身につけなければいけないという部分なのですが・・・。

しんどい部分はあります。が、今はやるしかない。それぞれが色々な面で我慢しながらやっていくしかない。中国選手権では本当に打ちのめされました。たぶん選手も同じだと思います。これからどうするか。今はできなくても1か月後までに何とかしたい。そう強く感じています・・・。
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