kanekoの陸上日記

毎日更新予定の陸上日記です。陸上競技の指導で感じたことやkanekoが考えていることなどをひたすら書きます。

木曜日と金曜日の練習

2012-07-16 | 陸上競技
金曜日、この日は昼間から大雨でした。本当に雨が多いですね。ほとんど練習出来ない感じがあります。言っても仕方ないことですが。九州では大変な事になっています。これだけ雨が降ると災害にも気をつけなければいけなくなります。

雨が降っていたのでこの日は身体作りとしました。前日は久々に結構走っていました。よく考えると金曜日の練習の前に木曜日の練習の振り返りができていない気がしますね(笑)。という事でちょっと話を戻します。

木曜日は少し天気が持ち直しました。所用で練習開始時は選手にお任せとなりましたが1時間程度遅れて参加する事ができました。数日間雨で走れていなかったのでこの辺りはしっかりとやっておきたいという気持ちがありました。バトン走をしっかりとやってからタイヤ引き。競技場に行かずに学校で終わらせる事にしていましたからある程度負荷をかけておきたいという気持ちがありました。

この辺りで卒業生が練習を見に来てくれたので一緒に見学していく事に。卒業してから数年たちますから今いる選手とは直接面識はありません。それでも気にかけてくれるというのはありがたいですね。あーだこーだ言いながら練習を見ていました。私自身もここ最近随分指導の形態が変わってきた感じがあります。その辺りの事も卒業生と話をしていました。

練習は課題を決めてしっかりと走りました。タイヤを引いてからスプリント。これの繰り返しです。最後にもう一度バトン走を。比較的良く走れていたと思いますね。

で、金曜日の練習(笑)。雨なので身体作り。剣道部が何故か練習をしていなかったので図々しく武道場を使いました。というか、私が所用を済ませて練習に参加した時には勝手に武道場を使っていました。月曜日と金曜日は一般の方が武道場を使うので出来るだけ使わないようにしています。外部の方が遠慮して入ってこられないので、こちらが気を使わないといけないと思っています。

間に合うかどうか微妙なところでしたが何とか時間内に終わらせる事ができました。集中して練習をする事ができていたのでしょう。少し余裕があったので久々に別の補強を加えました。
上半身と下半身の同調という感じですね。今やっている練習はこの辺りの事を中心にやっています。手を変え品を変え様々な方法で身体の使い方を意識させていこうと思っています。

最後にジャンプ系を少しだけ。本当はもう少しやっておきたいのですが、徐々に負荷を増やしていきたいですね。良い練習ができたかなという感じです。

久々に練習について書きた気がします(笑)。また書きます!
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礼法指導&出前授業

2012-07-16 | 陸上競技
金曜日、この日は本当にバタバタでした。以前から準備を進めていた「縦割り」の授業展開を行うために3年生が下級生を指導する「礼法指導」の実施です。これまで本校では「科」としてのつながりがほとんどありませんでした。3年生の授業の中で「総合実践」があるのですがこれは3年生の「横」のつながりです。「科」としての「縦」の関わりがほとんどないのでなかなか機能していませんでした。「縦割り」の授業展開をどこかでやりたいと考えて発案してきましたがな思うように実現することが難しい状況でした。

このたび「授業変更」をお願いして実現することができました。このことに関しては批難もあったようですが、ある程度思い切ったことをやらない限りは絶対に実現できません。縦割りの授業を実施した後には中学校へ行って「高校生による出前授業」を行うということになっていました。リハーサル的な要素も強くありましたがとにかく「上級生が下級生を指導する」という大きなテーマを実現することができました。

前日にある程度の準備はさせていましたが、実際に「指導する」ということになると本当に難しい部分があります。教員側は主導権を握らないという決め事をしていましたから多少気になる部分があっても前に立って指導するということはしませんでした。3年生に考えさせながら臨機応変に対応させるとというのもこの「礼法指導」のテーマの一つでした。「調整力」を養うという大きな目標があります。自分たちで計画を立ててその実現のために行動をする。この中で見えてくるものがあります。全てをおぜん立てをして「やるだけ」の状況を作り出すことは生徒の「力」を伸ばすための妨害行為では何かと考えています。

下級生も「来年はこういう事をするのか」というイメージを持てる。就職試験や入学試験では間違いなくこの部分が生きていきます。自分で考え自分のやろうとしていることをきちんと説明する。この力を育てるのはこういう授業の中での展開だと思っています。我々は「生徒が活躍できる場」を作り出しておくというのが大事な仕事です。やってみて上手くいかなかったら改めればいい。いきなり就職試験の面接でこのようなことをすると取り返しのつかないことになります。単純に面接練習をしたところで考える力は身に付きません。トレーニングです。

3時間目からは中学校に出向いての出前授業。これも完全に生徒主導です。中学2年生を対象に行います。近隣の中学校2校に出向いての授業です。体験入学などもありますが、こちらから「売り込みに行く」というのはこれまでの展開とは違います。宣伝効果もある程度期待していますが実際は「生徒を外に出す」ことが狙いです。自分たちのやってきたことを外部で本当にできるか?知識として持っているだけではなくそれが「実学」として効果を発揮しなければ意味がなくなってしまいます。ここは座学でどれだけやって身に付きません。

今回の出前授業、各方面からかなりの評価をいただきました。正直自信もありました(笑)。生徒たちは中学生を前にかなりの授業展開を行ってくれました。通常の高校でここまでできるのはないと思っています。こちらの「想い」が生徒に伝わってくれているのだと思いますね。これくらいのことができるというのは生徒たちの自信にもなります。目新しいから価値があるのではなく、「教育活動」としての意味があると思っています。

ということで無事に終わりました。いやー生徒も私も良くやった(笑)
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