酢豚のひとりごと

楽しい芝居と映画探しつづけま~す!

THE有頂天ホテル

2006-02-09 00:19:17 | 映画
満員の映画館は何年ぶりだろう。相変わらず三谷さんの人気はすごい。
ホテルの従業員と客とのいろんなエピソードが、同時進行で進むなかで、年越しのカウントダウンを無事に迎えるという設定。
とにかく楽しい。幸せな気分にさせてくれるのが、監督三谷幸喜の最大の魅力である。
俳優たちは、最近話題の舞台の主演者が勢ぞろい。蜷川演出「天保十二年のシェイクスピア」の唐沢寿明・篠原涼子、野田演出「贋作・罪と罰」の松たか子、三谷演出の「12人の優しい日本人」の浅野和之・生瀬勝久・伊藤正之・堀内敬子などなど。
舞台では篠原涼子の二役が、松たか子の悪女役を上回ったと思うが、この映画では松たか子の切れ味に軍配を上げたい。
映画で一番笑いが起こったのが、総支配人伊東四朗の顔の白塗りと、肌もあらわな演歌歌手西田敏行の自殺シーン。年長俳優が大活躍と、思ったが、今日はレディスデーの割引で、おばさんが多かったせいかな。


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2 コメント

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仕掛けも俳優もたっぷり! (いずけん)
2006-02-16 23:00:13
舞台作家の三谷さんは見る者を引きつける脚本を作ります、流石です!

内面を描く・・との言い訳で、ぼんやりした映画が多い邦画の世界。三谷さんの様な本が増えないと見に行かなくなっちゃうぞ!

名優揃いなので当たり前ですが、台詞や表情もメリハリつけて分かり易い。演劇の舞台では当たり前ですもんね。

まあ難癖つければ役所と原田夫妻の話が具体的に見え難い割には、長い間引っ張って一寸飽きました。まあ三谷に対してこその注文です。

家内はロビー廻り辺りの画面に閉塞感があったとの注文。意図的に狭い気もしました、舞台を意識したのかな。

上映に合わせテレビ放送された「みんなのいえ」と「ラジオの時間」も楽しめました。未だの方はヴィデオで是非どうぞ。
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田中邦衛 (正紀)
2006-02-17 20:26:28
ご夫婦で見に行かれたのですね。批評し合えるなんて

素晴らしい!

「みんなのいえ」と「ラジオの時間」では、後者の方が好き。三谷さんと田中邦衛とは笑いの質が、違うのではないかと思ってます。

加山雄三の「若大将シリーズ」の田中邦衛は好きでしたが。ちょっと古すぎか。

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