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ベッドにいる時間が長くなった。睡眠時間もだんだん長くなっているし、本もベットで寝転がっている読んでいる。このまま進むと「寝たきり」・・・。それはちょっとまずい。
8月に読んだ本
山田悠介『Aコース』
吉田修一『静かな爆弾』
谷川直子『おしかくさま』
東野圭吾『ガリレオの苦悩』
東野圭吾『マスカレード・ホテル』
太宰治『ヴィヨンの妻』
米澤穂信『インシテミル』
大久保真理子 句集『古雛』
吉田修一『静かな爆弾』
主人公(早川俊平)はテレビ局につとめ、バーミヤンの大仏爆破のドキュメンタリー製作に夢中の仕事人間。その彼が耳の不自由な女性(響子)と恋愛関係になる。付き合っている内に主人公にも何となく違う感覚が目覚め始め・・・。
主人公の恋愛と仕事が、読者になんとなく不安な気持ちを感じさせながら進行する。
響子が途中で音信普通になる理由がわからない。
小説の中で主人公がナイタ―見る無数の観客が、どの一人をとっても違うことに不気味さを感じるという部分があった。私はいつも全部同じ顔に見えて不気味に思うだが・・・。
谷川直子『おしかくさま』
異色で突拍子もなく面白い小説。「おしかくさま」とういうお金の神様を信じるか信じないか。ウツ病で拒食症で不眠症であった、49歳のおねえちゃんミナミが、「おしかくさま」騒動の渦中で、したたかなおねえちゃんに変って行くのが爽快。
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