昨日「ゾウガメのソニックライフ」を神奈川芸術劇場大スタジオで見た。 チェルフィッチュ
作・演出:岡田利規 出演:山縣太一・松村翔子・武田力・足立智充・佐々木幸子
岡田の演出の芝居はシアタートラムで『友達』を見たことはあるが、チェルフィチュの芝居は昨日が初めて。
日常とは何か、生きるとはどういうことか、人間はそれをどう考えるのか。
男3人と女2人の出演者が、一組の男女の心情をあいまいな動作をつけながら、モノローグ風に語る。
会話の部分は少なく、殆んどは観客に向かって語られる。
芝居自体の後味は爽やかなのだが、ストーリー中心で芝居を見ることに慣れているものにとっては、ちょっときつい。
言葉は適当でないかもしれないが、肩の凝らない講演会を聞いた感じというのが、私の正直な感想。
3月以降チェルフィッチュは海外公演がびっしり詰まっている。それだけ評価が高いということだろう。海外の人たちが内容・セリフ・動作・映像など、どこに一番魅かれるのか知りたい気がする。
神奈川公演は2011年2月15日(火)まで
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