曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

夜間昆虫観察

2014年07月28日 | 日記

 昨日はイベント「安下庄海の市」がありましたので記事としてはそちらを優先しなければと思い他の写真は没になるところでしたが昨夜の出来事は捨てがたかったので今日アップしてみます。

私は虫の観察は好きで今のところ趣味にしていますが蝶がメインなので昼間しかやりません。夜の自然の世界を覗くのも面白いだろうとは思いますがなかなか出かけるのも億劫で夜は出かけたことはありません。ただホタルだけは別です。大島に数年前に開通した大島オレンジロードと言う道があります。以前紹介したことがありますがその道路は大規模農道と言って山の高いところを通っていますしトンネルもたくさんあります。私の友人が夏の間夜にその道を通るとカブトムシやクワガタ虫がトンネルの中にごろごろしているといっていたことを思い出し、一つ夜間観察に行ってみようと考えました。昨日は夕方遅くまでみかん畑で仕事をして暗くなってそのままオレンジロードのトンネルに行ってみました。夜景を楽しみながら走り現地に到着しましたが話に聴いたほど虫はいません。2つ目のトンネルにさしかかった時路面に黒い塊を見つけ車を止めて近寄ってみるとクワガタが1匹落ちていました。こんなところにいると車に轢かれてしまうぞと拾い上げ歩道に移してやりました。その後何匹か甲虫を見つけましたが期待はずれでした。8時半になってお腹もすいたし帰りました。約1時間トンネルの中で探しましたがその間車は3台しか通りませんでした。夜のこんな時間にオジサンがカメラを持ってトンネルの中をうろうろしているのを見た車の中の人はびっくりしたことでしょう。車がやって来るとトンネルの中はすごい音がするのですぐに分かり私は歩道によけます。夜間観察になれた人に聞くと宵の口ではだめだそうです。深夜か夜明け前に行く方が良いとのことでした。またいつか行ってみましょう。

 


日暮れ時の安下庄湾

トンネルに着きました

今夜の獲物

道路でくつろいでいては危ないぞ。

 


ごくたまに、車が一台

山の中のトンネルなんて静かなものです。

帰り道の夜景

先ほどの日暮れ時の写真と同じところです。

上の写真を拡大してみたのですが、海岸の堤防の上で夕涼みをしている人が見えます。(赤い矢印)

昼間海の市があった港周辺の夜景。

ミラーレスでもまあまあには写りますね。

 


日暮れ時食事をしている幼虫たち

この写真は飼育ではありません。自然の山の中でクロコノマチョウとキマダラセセリの幼虫が餌を食べているところです。

 

 


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2 コメント

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今日の音楽 (らんらん)
2014-07-29 18:49:48

●永遠の少年に贈る歌(?)トンネルの中は昆虫だらけ…?

所ジョージ  「16 百目柿だらけ」

https://www.youtube.com/watch?v=SSwoAgTS4RA

今日の音楽は、ちょっと、お遊びです。
(蝶調さん、記事の中に埋め込んで頂かなくっていいです~~)
所ジョージさんって、本当に面白い方ですねぇ。
先日、インタビューを拝見してちょっと見直しました。
人生、隅から隅までエンジョイされてる、という感じでした。
この歌は、柿の実がたくさんなっているのを見つけて、「とにかく全部採りたい!」
と思って、全ての柿をもいで家族に叱られた、という話を歌にされたそうです。


トンネルの写真いいですね!
芸術写真☆
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人生 楽しいことだらけ (蝶調 山本)
2014-07-30 07:25:54
コメントに音楽いつもありがとうございます。

わたし60うん才ですがまだ少年の域を抜けていないのでしょうか。いつになったら大人になれるのでしょうね。大人はたぶんトンネルに虫を見に行ったりしません。

トンネルの写真を褒めていただいてありがとうございます。でも芸術には程遠いと思いますがトンネルと言う言葉に人は夢を感じるのではないでしょうか。トンネルの中は辛くて苦しいのです。でもやがて明るい広い世界へ出るという期待感が夢につながるような気がします。「トンネルを抜けると そこは雪国であった。」と言う風な使い方をしますよね。
今夜の写真はその逆を写してみたのです。外は真っ暗な闇の世界なのにぽつんと明るいトンネルがあるのです。中に入れば明るい世界がありどこまでも続いているような錯覚があります。大人はトンネルをそんなには喜びませんが子供はトンネルが好きです。
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