曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

冬の 屋代ダム

2019年02月03日 | 日記

今日は桜の植樹

毎年この時期には桜を植えます。

 10年余り前仲間と植えた桜の木が大きくなり四月には花を楽しませてくれるようになりました。大きく育った木はいいのですが、所々枯れて欠けたところがあるのです。どうしてもその桜の枯れた場所が気になるものですから、新しい苗を買って植え足すことにしました。


 数日前のことです。病院に定期検診に行った帰り道久しぶりで屋代ダムに寄ってみました。ダムのまわりはきれいに整備されて公園になっていますが普段誰もいません。冬にはカモの仲間の水どりがいるので、上手く写真に撮れたらいいなと思って水辺に降りてゆきました。いつもなら満々と水をたたえているダムがいつもと様子が違うのです。ひどく水位が下がっていてかなりの広い面積の湖底が現れているのです。ビックリしましたがこれはチャンスとばかりダム湖の中に入って行きました。湖底の土はひび割れていたり、砂地だったりでしたが、固く閉まっていて歩きやすかったです。お目当てのカモの仲間は沢山いましたが私の姿を見るやほとんどのカモは向こう岸に向かって逃げてゆきました。みんな逃げた直後のことです。驚いたことに一羽だけ向こう岸から私の方へ向かってやって来る鳥がいるのです。最初は小さな点のようだった鳥はどんどん大きくなって何の鳥か分かるようになりました。向こう岸からやって来たのは何年か前にも人なつっこさで私を驚かせたマガモだったのです。先ほど逃げて行ったカモは確かカルガモのようでしたが、マガモってこんなに人なつっこい鳥だったのでしょうか。あいにく私は何もエサになるようなものは持っていなかったのでマガモの期待に応えることはできませんでした。しばらく私の側にいてやがて何も出ないとわかると遠ざかって行きました。私としては写真を撮らせてくれたので嬉しかったのですが、マガモの期待を裏切ったようですまない気持ちがしました。今度行く時には忘れずにお土産を持ってゆこうと思っています。野生動物にエサをやるのは注意しなければいけないことは分かっています。

更に帰り道、山の中でノスリの様な鳥に出会いました。鳥のことはそれほど詳しくないので違っているかもしれません。

 


ひどく水位の下がった冬の屋代ダム

 

これほど水位が下がったのを見たのは初めてです。

何者かが湖底を畑のように耕しています。

足跡を見なくともわかりますがイノシシの仕業ですね。

 

上流からの眺め

 

 

ダム湖の水鳥たち

逃げてゆくカルガモ

向こう岸からこちらへやって来る鳥

これは何のポーズでしょうか。

何もでないのが分かると帰って行きました。

 


帰り道山の中で見たタカ

ノスリのようです。今度日本野鳥の会の友達に聞いて確かめましょう。