曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

これぞ グレープフルーツ

2018年02月23日 | 日記

今日の果物

はるみ  デコポンの兄弟のはるみですが、葡萄に負けないなり方をしています。14個付いています。柑橘の仲間には1本の新芽の先に普通は1個の蕾を付けますが時に複数個の蕾を付けることがあります。グレープフルーツと呼ばれている柑橘がありますが時々このようななり方をすることがあります。柑橘のことに詳しくない人がこのようになった枝を見てまるで葡萄の様だと言ったことからあの柑橘はグレープフルーツと呼ばれるようになりました。グレープフルーツの木はごく普通の柑橘の木と同じでほとんどの果実は他の柑橘同様1個づつなるのが普通です。グレープフルーツの木でこんな葡萄の様ななり方をしたものは極まれなのです。

でも、よく枝が折れなかったものです

 


温州みかんを除く多くの柑橘は2月ごろ熟するものが多いようです。これからますます美味しくなる中晩柑がたくさんありますが、それを作る私も収穫に味見に忙しいこの頃です。

私の所では果実の早取りはしないで、自分で何度も食べてみて本当に美味しくなったものから収穫します。果物の味はその年の天候に大きく左右されますのでいつ収穫するかは決まっていません。はるみの収穫は今年は大きく遅れました。遅れたために寒さの被害にも合いました。それでも一番おいしくなったものからお客様にお出しするため毎日いろんな品種の味見は欠かせません。

 


今年のはるみ

 

かなり寒さで傷んでいる実がありますが、何とバッタがしがみついているのを見つけました。越冬中ですね。

 


今夜の試食

 

同じ畑にあった柑橘を試食しました。名前は分かりません。友達の育成した品種でチャンドラポメロに他の品種を交配したものです。文旦類の血を引いているので果実は大きいです。

 

皮が厚くてかたいのでナイフでカットしました。

 

果肉はこんな感じでした。

種が多くて中袋が硬く、食感や味は八朔や夏みかん程度でした。

 

麗紅

まあまあですね。

 

 

文旦

種が無いのは良いけど、もう少し甘さがほしいところです。