曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

志度石神社の石段を登る

2013年01月17日 | 神社の森シリーズ

 


今日の花

 

 

 

日に日に変わりゆく椿の花をお楽しみください。

 


 1月14日に訪れた志度石神社の2回目です。この2回目ではまだ終わりません。まだ続きがありますので次回も引き続き見てください。今日は下の駐車場から487段の石段を400段くらいまで登ったところまでです。この間の森が素晴らしいのです。もっと参道から外れたところまで紹介したいのですが参道から見える範囲だけの紹介にとどめておきます。今の日本に窮極の照葉樹林というのは一般の山にはほとんど残されていません。公園の森はとてもきれいですがあれは人の手で作られたものです。自然が長ーい年月をかけて作った森はとても美しくそれなりの価値があると思います。空を覆い尽くす枝と葉の下にたたずむとまさに別世界です。つたない私の写真では十分に雰囲気をお伝えすることができませんので何時かご自身の足でこの石段を登ってみてください。

 


今日の音楽

Telemann: Viola Concerto in G Major, TWV 51:G9 - I. Largo

ついに照れまんさんが登場しましたね。おっとと、テレマンさんでした。ヴァイオリンの音色は明るくてウキウキしますがビオラは静かな落ち着いた気持ちにさせます。志度石神社の森にピッタリかもしれません。急な石段をラルゴで登ってゆきました。

 

IEの方は下をクリックしてください。

http://www.youtube.com/watch?v=JbVssrrEsTY

 

 


神社の森シリーズ

8.志度石神社の2回目

 


キジョランの幼苗


クリハランでしょうか


先日紹介したキジョランとテイカカズラの種です。発芽すると上の写真のようになります。

 


近くには杉やヒノキも植林されています。

さあ登り始めます。100段ほどは数えてみましたが周りの樹木を見ているうちにわからなくなりました。


ウラジロガシ


ウラジロガシの葉


カゴノキ


シラカシ


カゴノキ


ここまでかたずけるのが精いっぱいなのでしょう。


先ほどの倒木を上の方から見たところです。まだ倒れて間がないように思われます。


タブノキです


この照葉樹の塊ってすごいと思いませんか。


参道の真上にはほとんど空がありません。


何度も向きを変え大分登ってきました。


木の種類を判断するのに葉を見るのが一番わかりやすい野ですが、巨大な高木になると葉を手に取ってみることができません。幹や枝の張り方で判断するしかない場合もあります。

ようやく最後の石段のもとに着きました。かろうじて社殿の前の石灯籠が見えます。

 

次回は社殿とその周囲の木を紹介します。