曜日のない暮らし

日々の暮らしにあるささやかで素晴らしい瞬間
暮らしと心を癒してくれる生き物たち
山本弘三の写真を中心にした日記帳

屋代ダム公園 春

2011年05月10日 | 日記

4月の花


コブシ


サクラ

4月5日の辛夷と桜です。辛夷は少し盛りを過ぎたところですが桜はこれからといった風情でした。


 今日は雨模様で蝶の撮影はお休みです。カメラにも少しは休暇をあげないとね。連写に次ぐ連写でシャッターもきっとくたびれていると思います。

そこで、こんな日には撮り貯めた春の写真がディスクの中でたくさん眠っているので取り出してみましょう。どこぞのブログにも一月遅れの公園の桜が載せてありましたが私も負けずにさらに古い公園の桜など載せてみました。
この日は屋代ダム公園周辺から奥畑にかけて師匠と蝶の調査に出かけたのです。天気が良かった割に思ったほど気温が上がらず蝶の方は大した収穫がありませんでした。それでも屋代ダム公園の周りは花盛りで春爛漫を十分に楽しむことができました。こんな春の盛りなのにこの日も公園には人っ子一人いなくてなんだかもったいないなと感じました。せめてこのブログの来訪者の皆さんだけでも公園の花達を見てやってください。


屋代ダム公園とそこにいた蝶


いつも寄って来るガチョウは今日はいませんでした。


山際に白い花をつけた木がたくさん植えてあります。近くに行ってみたら全て辛夷でした。


下の方にある黄緑色の樹は枝垂れ柳です。その周辺にはまだ沢山の枝垂れ柳の若樹が植えてありました。大きく育つまでの管理は大変です。


林の中には色鮮やかにレンギョウが咲いていました。


向こうに廃墟となったピッコロランドが見えます。


河原はきれいに整備されていてこれから夏場にかけてはこどもが水遊びをするには最適なんですがね。

 

 これより下はスイセンばかり同じような写真を載せてしまいましたがいかにも春らしくて捨てるに忍びなかったからなのです。この水仙畑の横に昔来た時にはとても長い雲梯(60m)がありました。当時は私も若かったので雲梯にぶら下がりかなりの距離をこなしたものです。今も壊れずにありましたがさすがにぶら下がろうとは思いませんでした。

ある程度のお歳の方なら映画ドクトル・ジバゴの一場面に黄色いラッパ水仙が咲き乱れた所があったのを覚えておられるでしょうか。音楽のラーラのテーマも若者の心には心地よく響いたものです。私にとって水仙にはそんなイメージが付きまといます。

 20年くらい前のことですがまだ小さかった子供を連れて遊びに来た時の記憶にもこのラッパ水仙がたくさん咲いていたことはよく覚えています。スイセンは誰もいない公園で毎年毎年咲いてきたのでしょう。もちろん公園の管理をされる人の手入れがあってこそ今まで咲き続けてきたのだとは思いますがどうしていつ来ても誰もいないのでしょうね。何人かの小さな子供がいたらもっと絵になったと思いますが大島ではありえないことかもしれません。

 


蝶の部屋

ヤマトシジミ

ベニシジミ

テングチョウ

ルリタテハ