医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

生(き)で一杯

2014-06-07 06:12:07 | 薬局
チキン南蛮はいかが…?

今日はこれから宮崎県に飛ぶ。
宮崎県と言えば“チキン南蛮”が有名である。
鶏のから揚げを南蛮酢とタルタルソースで味付けした揚げ物料理である。
この発祥には2説あるが、いずれも出は延岡市内の洋食店「ロンドン」らしい。
1つは昭和30年代にまかない料理として出されていた鶏肉に衣をつけて揚げて甘酢に漬けた料理である。
これをこの店から独立した後藤直さんが開いた大衆食堂「直ちゃん」で出されたと言う。
この系列はタルタルソースがないそうだ。
もう1つは同じく独立した甲斐義光さんが宮崎市内でオープンした「おぐら」2号店で出された料理がそうだ。
これにはタルタルソースがかけてある。
料理もここまで来ると文化である。
因みに、南蛮酢とはねぎや唐辛子などを用いた甘酢で南蛮とは外国を表すそうだ。

それはさて置き宮崎に来たのは薬局の研修である。
これからの薬局に欠かせないのが“在宅訪問業務”である。
その基礎から学ぼうと素晴らしい心がけで呼ばれた。
内容は、なぜ薬局で在宅訪問業務が必要なのか。
次に、在宅訪問業務を実施するに当たり患者と医師、ケアマネジャーとのやり取りの仕方、
必要な書類関係及びその書き方などを説明する。
さらに在宅に必要な介護保険に関する知識なども必須となる。
また、患者へのアプローチも大切である。
限られた時間であるが出来るだけ多くの質問に応えるような感じで話せたらと考えている。

これからの薬局に求められているのは24時間調剤と在宅業務ができる体制である。
なぜなら医療費抑制のため入院医療から在宅医療へと切り替えたい国の思惑がある。
でも、自分ならどこで終末を迎えたいだろうか。
私は贅沢にも自宅で迎えたいと考えている。
日本では8割の人が医療機関で死を迎えている。
ガンの患者は9割にもなる。
ところが米国ではともに4割前後が、オランダでは病院死は35%、がんの患者では28%だそうだ。

自分のためにも自宅で死を迎える事が出来る環境整備が望まれる。
そのためにも薬剤師はもっと在宅への参入を積極的に取り組んで欲しいものである。

宮崎の焼酎は20度だそうだ。
隣の鹿児島県は25度になる。
従って、宮崎ではストレートの「生(き)で飲む」そうだ。
もちろんロックも美味しくてグラスに氷を山盛りに入れて焼酎を注ぐ。
この氷を「はなもり」って言ったような気がする…?
鹿児島は夏でもお湯割りが多い。
何日か前から仕込んでおく前割の「黒ぢょか」も一味違ってまた美味い。

昨日から東京は凄い雨に見舞われている。
飛行機が時間通り飛ぶのかが心配だ。
美味しい焼酎が待っているというのに…。




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コメント (2)
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