医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ただ今、腹囲79cm

2009-07-21 07:14:06 | 薬局
メタボ健診、受診低迷とある。
2008年4月から始まった40~74歳を対象とした特定健診制度である。
協会けんぽは35.9%、国保も30%を下回る結果となった。
12年度までの目標は70%、65%であるから、達成はかなり難しい。
この制度の欠点は、従来の健康診断の一部に含めて実施しているからではないか。
中小企業や国保に加入する人は余裕がない。
一般の健康診断と一緒では、どうしても受診料が高くなってしまう。
単純にメタボ健診だけだとかなり安上がりだと思う。
但し、そうなると今度はやり手がいないとなる。
この受診率を上げる方法は、身近で出来てしかも安いことにある。
ここで登場するのが、街の薬局である。
ちょっとカーテンで仕切られたコーナーで腹囲を測り、体重や体脂肪率などは簡易測定を行い、更に渡された針で自分の血液を採取する。
その血液を薬剤師に渡すと血糖値やコレストロールなどの測定が出来る。
って、感じではいかがであろうか。
こんな仕組みを具体化して厚労省に提案してもらいたいものだ。
更に、ここでメタボの疑いのある方は特定保健指導制度となる。
これも薬剤師がちょっとしたトレーニングで対応可能である。
いろいろ資格者団体の利害があるかもしれないが、言ったもの勝やったもの勝ではないのか。
薬剤師の資格者団体さん よろしく頼むよ!
コメント
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