花ごよみ

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ソロモンの偽証 後篇・裁判

2015-04-16 | 映画

宮部みゆきの小説を映画化した
「ソロモンの偽証」2部作の後編。

監督は前編と同じく成島出。

男子生徒の屋上からの転落死。
その中学校内で行われた、
生徒たちによる校内裁判を描いています。



藤野涼子、大出俊次をはじめとして生徒役の子供たち、
佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、 田畑智子、
小日向文世、 尾野真千子、 塚地武雅、
黒木華等が前回同様出演。

校内裁判によって明かされた真実とは…

被告人大出俊次(清水尋也)の出廷を求める
神原和彦(板垣瑞生)。
藤野涼子(藤野涼子)は
三宅樹理(石井杏奈)の出廷を促す。

涼子は柏木卓也(望月歩)が亡くなった日の夜、
公衆電話から卓也の自宅へ、
4回の電話があったということを知り得る。

被告は告発状により嫌疑を
かけられることになった大出俊次(清水尋也)。
藤野涼子は、大出の有罪を立証しようとする検事。
弁護人は他校生の神原和彦(板垣瑞生)。
藤野涼子たちは事件の真相究明に心を砕く。

デリケートな心を抱えた生徒達の悲鳴。
大人達の動揺。
傷ついても前を向いて進んでいく。
颯爽と。
藤野涼子がかっこいいです。

原作とは異なり
柏木卓也の孤独感や
心の屈折は省かれていました。

藤野涼子と、もう一人の生徒の、罪の意識が
この物語の主要な骨格になっているようです

生徒達の演技に
胸が熱くなってきました。
生徒の親役の塚地夫妻にも
泣かされました。










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